
自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招き第1回勉強会を開く方向で調整している。 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や西田昌司参院議員らが出席。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。 保守の会の綱領案では、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、高鳥、赤池両氏が参加し、稲田朋美幹事長代行が会長を務める党内保守系グループ
自民党の稲田幹事長代行は、記者団に対し、「招待者は非常に多数で、個人情報だ。名簿は、プライバシーの観点から内閣府が廃棄したと認識している。政府が今まで長年の慣行でやってきた招待の基準などをしっかり見直していく」と述べました。
安倍総理主催「桜を見る会」が新宿御苑で開催されました。 写真は会場でお会いした茂木敏充経済産業大臣です。 今年は快晴で、御苑の八重桜も満開でした。 地元福井の後援会の皆様も多数お越し下さり、たいへん思い出深い会となりました。
稲田朋美元防衛相は29日、ツイッターに法曹界の護憲派を「憲法教という新興宗教」と否定的に評するコメントを投稿した。その後批判を受け、30日までに削除した。 稲田氏は29日に保守系団体「日本会議」の東京都中野支部の集会に参加。支部長の弁護士について「法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安…
◇自民党幹部「今村氏との差は…『かわいいから』しかない」 稲田朋美防衛相が、いわゆる日報隠蔽(いんぺい)問題で辞任した。来月3日予定の内閣改造までもたなかった。過去に何度も行動や発言が問題視され、防衛トップや政治家としての資質に疑問符がついている。安倍晋三首相はそれでも稲田氏を重用し、かばい続けたあげくに破綻した。【佐藤丈一、福永方人】 【表でわかりやすく】問題視された稲田防衛相の主な行動、発言は… 「現場の気持ちが分かっていたとは思えない。辞めて当然だ」 ある陸上自衛隊幹部は険しい表情で言った。ハイヒールで潜水艦を視察するなど、批判を浴びる行動も目立っていた。「視察の回数も歴代で少なかったように感じる。派遣された隊員の大変さを分かっていたのか」 いま、北朝鮮が弾道ミサイル発射の動きを見せている。別の自衛隊幹部は「首相にかわいがられてきたのだろうが、この時期の辞職とは最後まで人騒が
稲田朋美防衛相の辞任について報道陣に話す安倍晋三首相=首相官邸で2017年7月28日午前10時57分、川田雅浩撮影 岸田外相が防衛相兼務 稲田朋美防衛相は28日午前、防衛省で記者会見し、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された部隊の日報を巡る問題を受け、辞任する意向を表明した。安倍晋三首相はこれまで稲田氏を擁護してきただけに政権には打撃となる。 2012年12月の第2次安倍内閣発足後、閣僚が辞任するのは今年4月の今村雅弘復興相に続き6人目。8月3日に内閣改造が予定されていることから稲田氏の後任はそれまで置かず、岸田文雄外相が兼務する。 首相は稲田氏からの辞表を受理した後、首相官邸で記者団に「閣僚が辞任することになったことについて、国民の皆さまに心からおわび申し上げたい」と陳謝した。さらに「閣僚の任命責任は首相たる私にある。国民の閣僚に対する厳しい批判は私自身、真摯(しんし)に受け止
大勢の報道陣に囲まれて階段を下りる稲田朋美防衛相(中央)=国会内で14日午前11時54分、川田雅浩撮影 大阪市の学校法人「森友学園」を巡る問題が、稲田朋美防衛相の「資質」問題に波及した。稲田氏は14日、学園の民事訴訟に弁護士として関わったことを認め、関与を否定したこれまでの国会答弁を撤回。記憶のみを根拠に断言した稲田氏の対応に、野党は「答弁の揺らぎ一事でも防衛相としての資質はない」(民進党の大串博志政調会長)と批判を強めている。 野党は稲田氏の答弁撤回を、国会の根幹に関わる問題と位置付ける。14日午前の参院予算委員会の理事会で、民進党の福山哲郎・野党筆頭理事は「虚偽答弁で参院の権威が汚されている」と指摘。森友問題とは別個に稲田氏の資質を問題視する姿勢を示した。
民進、共産、自由、社民の野党4党は14日午後の与野党国会対策委員長会談で、学校法人「森友学園」の訴訟への関与を否定してきた稲田朋美防衛相の一連の国会答弁は虚偽だったとして大臣辞任を求めた。与党側は拒否した。 民進の山井和則国対委員長は会談後、「防衛相は自衛隊員と国民の命を守る重責だ。国会でうそをつくような方が防衛相の職にとどまるのはふさわしくない」として与党側の対応を批判。一方、自民の竹下亘国対委員長は記者会見で、「辞任に値するようなことではないと総理も判断している」と語った。 また、日本維新の会を含む5野党は、学園の理事長を退任する意向を示している籠池(かごいけ)泰典氏らの参考人招致を改めて要求したが、与党側は「政府答弁で説明済み」などとして応じなかった。 共産の穀田恵二国対委員長は与党側が参考人招致に応じないとする説明について「いずれも理由にならない。政府・与党は疑惑隠しに走っている」
国有地売却問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐり、稲田朋美防衛相は14日午後の衆院本会議で同法人の訴訟への関与を否定してきた一連の国会答弁について謝罪し、訂正すると述べた。稲田氏は同日午前の閣議後の記者会見でこれまでの発言は「私の記憶にもとづいた答弁」と説明したが、野党は虚偽答弁の疑いもあるとして辞任を要求する構えだ。 稲田氏は会見で、同法人が起こした民事訴訟で原告側代理人弁護士として自身が出廷した記録があるとの一部報道について、「(弁護士の)夫の代わりに出廷したのでは、と推測している」と釈明した。 一部報道によると、稲田氏は2004年12月、森友学園が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す大阪地裁作成の記録があることがわかった。第1回口頭弁論調書には、稲田氏ら2人の名前が「出頭した当事者等」に記載されていたという。 国有地売却などをめぐ
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊の日報で現地の「戦闘」が報告されていた問題に絡み、稲田朋美防衛相は8日の衆院予算委員会で「戦闘行為」の有無について、「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」と述べた。 PKO参加5原則では、紛争当事者間の停戦合意が参加の条件で、「国際的な武力紛争の一環として行われる、人を殺し、または物を破壊する行為」という、政府が定義する「戦闘行為」があった場合、自衛隊はPKOに参加できない。稲田氏の発言は「参加ありき」で現状を判断しているとも受け取られかねない内容だ。 民進党の小山展弘氏に答えた。稲田氏は一方で、日報で報告された昨年7月に大規模な戦闘について、「法的な意味における戦闘行為ではない」との従来の政府見解を述べた。 また、防衛省が現地部隊の報告文書をいっ
「あんまり長いと止めますよ」「質問に答えてください」――。2日の衆院予算委員会で、大破事故のあった米軍のオスプレイ空中給油訓練の再開をめぐる稲田朋美防衛相の答弁に、防衛相の先輩でもある浜田靖一予算委員長が再三注意する場面があった。 共産党の笠井亮氏が、「オスプレイが万が一事故を起こした際には、沖縄で全基地撤去運動につながりかねない」と分析した防衛省の過去の内部文書を示し、「そうなったら大変だと懸念し、米国に言われたまま飛行再開を認めただけではないか」と質問した。 稲田氏は「防衛省でも要因を分析し、米軍が対策を幅広く取っていることを確認した」と説明した上で、「防衛省における分析の評価について、八つの項目に分けて具体的に申し上げる」として、防衛省が用意した答弁書を読み始めた。 稲田氏が1から8までの項目順に沿って説明する最中、浜田氏は2度「簡潔に願います」と注意。答弁を続ける稲田氏に、「大臣長
明治天皇の誕生日である11月3日を「明治の日」にしようと、祝日法改正運動を進める団体が1日、国会内で集会を開いた。明治維新から150年の節目にあたる2018年の実現に向け、超党派での国会議員連盟発足を目指しているが、国会議員の参加は14人で、うち自民党以外は2人にとどまった。 この日の集会には約140人が参加。明治の日の実現を求める約63万8千筆の署名が自民党の古屋圭司選対委員長に手渡された。安倍晋三首相に近い古屋氏は「かつての『明治節』がGHQ(連合国軍総司令部)の指導で大きく変わることを強いられた。明治の時代こそ大切だったと全ての日本人が振り返る日にしたい」と決意を述べた。 稲田朋美防衛相も「神武天皇の偉業に立ち戻り、日本のよき伝統を守りながら改革を進めるのが明治維新の精神だった。その精神を取り戻すべく、心を一つに頑張りたい」と語った。民進党からは鷲尾英一郎衆院議員が参加した。 集会を
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