江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜の弟、徳川昭武が明治時代に書き記したとされる直筆のアイスクリームのレシピをもとに、子どもたちが当時のアイスクリーム作りに挑戦する催しが、昭武が暮らしていた千葉県松戸市で開かれました。 25日は、市内の小中学生40人余りがこの資料をもとに当時のアイスクリーム作りに挑戦しました。子どもたちは、フランス料理店のシェフから説明を受けながら、レシピにそって、容器に牛乳と卵の黄身、それに砂糖とレモンを加えてかき混ぜ加熱していきました。このあと原料をアルミ缶に移し替え、氷と塩が入った鍋に入れて缶をまわしながら冷やして固めていき、およそ1時間ほどでアイスクリームが完成しました。 昭武が記したアイスクリームは、卵に対する牛乳の比率が一般的な作り方より3倍ほど多いのが特徴だということです。 アイスクリームを食べた子どもたちは「甘みとレモンの酸味が混じり合いとてもおいしいです」と話