2月10日に、拙著「傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫、626円)」が発売した。 この本を通して私が書きたかったのは、 「他人や社会を恨まないためにも、自分の好きに生きたほうがいいよ」という事だ。 インターネットを覗けば、恨みと怒りが溢れている。 ヘイトスピーチ、社会的な不平等、性差、育児問題、恋愛、社会への不満。 「外国人が、男が、女が、夫が、妻が、会社が、上司が、日本の社会の仕組みが、恋愛のあり方が」、“私たちに、不幸を運んでいる”。 誰かのせいにして、批判する意見ばっかりだ。 まったくもってくだらないと思う。くだらないけれど、同時に、そうなってしまう仕組みもとてもよく分かる。 みな、恨みたくないけど恨んでしまう何か、あるいは恨みたいけど恨みきれない何か、に対して怒っている。 その怒りが、社会や他人への不満として噴出している。 また、私はブロ
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