JavaScriptに関数型プログラミングでアプローチするメリットは、小さくて理解しやすい個々の関数を用い、複雑な関数を構築できることです。しかし、もっともエレガントなソリューションを見出すには、ときには逆の方向から問題を見ることが必要になります。 本記事ではJavaScriptの関数合成について分析し、それによってなぜ判断が簡単でバグが少なくなるのか、段階的なアプローチで説明します。 ネスト関数 関数合成は、複数の単純な関数を受け取り、指定した論理的順序でサブ関数を実行する1つの複雑な関数にまとめる手法です。 結果を得るには、1つの関数を別の関数にネストし、結果を生成するまで、外部関数の操作を内部関数の結果上で繰り返し実行します。結果は、適用された関数の順序によって異なります。 これは以下のように、JavaScriptでよく見られる関数呼び出しを別の関数への引数として渡すプログラミング手
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