動画ビジネスはいま、パブリッシャーにとって大きな悩みの種だ。2015年を「動画元年」とするなら、この混迷は3年も続いていることになる。そんな動画ビジネスについて、ブライトコーブの北庄司氏は、先日京都で開催された「DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT 2018」にてその勝ち筋について語った。 動画ビジネスはいま、大きな転換期を迎えている。 Facebookをはじめ、さまざまなプラットフォームに後押しされた「分散型メディア」のムーブメントは、2017年に一旦収束。その後、各パブリッシャーはプラットフォームに頼らず自立するため、デジタル空間におけるビジネスモデルの再考を強いられている。こうした状況は日本においても、それほど変わりはない。動画ビジネスに興味津々な企業は多いが、どこも様子見という雰囲気が漂っている。 そんななか、動画配信プラットフォームベンダーのブライトコーブで、シニア