こんにちは、キャスターの山田賢治です。 南半球で初めて行われたパラリンピック、リオデジャネイロ大会が終わって2か月が経ちました。私は現地で閉会式の実況や選手へのインタビューを担当しましたが、今でもブラジル滞在中のことを思い出し、ポルトガル語でいえば、“サウダージ(懐かしさ、憧憬、思慕、切なさ…)”の状態です…。 現地で感じたこと、それはすぐに、「4年後の東京ではどうなる?」という問いに変わりました。“リオ”は“東京”に向けて何を教えてくれたのか。帰国してから選手やコーチに取材したことも加えて、書き記します。 リオデジャネイロと言えば、このコカパバーナの海岸。パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」のモニュメントがありました。しかし、これはバスの車中から(残念!)。治安の関係で、街中に出られませんでした…。 南半球、ブラジルの9月は冬から春に差し掛かる頃。とは言っても、日本の9月とほ