「地方交付税制度」とは、各地方での選挙戦、特に首長選挙などでもキーワードとしてよく聞く言葉ではないでしょうか。総務省は、この制度を下記のように説明しています。 地方交付税は、本来地方の税収入とすべきであるが、団体間の財源の不均衡を調整し、すべての地方団体が一定の水準を維持しうるよう財源を保障する見地から、国税として国が代わって徴収し、一定の合理的な基準によって再配分する、いわば「国が地方に代わって徴収する地方税」 (固有財源)という性格をもっています。 (via 総務省:地方交付税) 平たく言うと、「自治体によって税収があまりにもばらついてたらまずいよね・・国税として徴収したお金を自治体の現状に合わせて山分けするよー!」という仕組みです。額の計算式は非常に複雑で*1、人口規模や寒冷補正なども加味された上で算出されます。 今回は、市町村ごとに算出される地方交付税の額を人口で割り、「一人あたり