H.264(MPEG-4 AVC)の後継規格の「H.265(HEVC)」は、H.264と同等の画質を半分のビットレートで実現できるとされる規格で、 8Kなどの超高解像度映像やモバイル端末向けのストリーミング用途での利用が期待されています。そのH.265についてIEEEの研究者による実証実験が行われ、現に2倍の圧縮率で同等画質を実現できるという結果が出されています。 IEEE Xplore Full-Text PDF: (PDF)http://ieeexplore.ieee.org/stamp/stamp.jsp?tp=&arnumber=7254155 H.265/HEVC vs H.264/AVC: 50% bit rate savings verified - BBC R&D http://www.bbc.co.uk/rd/blog/2016/01/h-dot-265-slash-he
NTTドコモは5月29日、動画コンテンツプロバイダ向けに、次世代の動画圧縮技術「H.265/HEVC」やストリーミング技術を活用した動画配信を行うためのガイドラインを公開した。 H.265/HEVCは、ドコモが標準化を推進した国際標準規格の動画圧縮方式で、従来の動画圧縮方式「H.264/MPEG-4 AVC」による動画のデータ量を約半分に圧縮可能。品質を維持しながら動画のダウンロードを高速化したり、従来のダウンロード時間でより高画質な動画を視聴したりできるという。ドコモでは今夏モデルのスマートフォンとタブレットからH.265/HEVCの動画再生に対応しており、「dアニメストア」でも5月15日からH.265/HEVCに対応した動画コンテンツを提供しているとのこと。 ドコモによると、ガイドラインの作成にあたりJストリーム、ドワンゴ、フォアキャスト・コミュニケーションズ、NTTぷららが協力したと
ドワンゴとニワンゴは5月21日、両社が運営する動画サービス「niconico」のニコニコ動画で、次世代動画圧縮規格とされている「H.265/HEVC」で圧縮された動画の配信を、2014年夏頃から開始予定であることを発表した。 H.265/HEVCは、現在配信されている「H.264/MPEG-4 AVC」の動画と比較して約2倍の圧縮率となっている。運営側ではこの規格に対応することで、登録会員数4000万人にのぼるniconicoのトラフィック緩和を期待しているとのこと。 また、ユーザーにとってはこの規格に対応した動画の視聴において、回線が混雑している環境下でも、同じ画質の動画をより快適に視聴可能となる。動画投稿時でも、同じ回線で約2倍のコンテンツを送信することが可能としている。 まず、一般会員が混雑時に視聴する低画質動画においてH.265/HEVCへの変換を開始し、以降も順次H.265/HE
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