“就活をする上で、趣味欄に読書と書くなと何度も就職課の人間に言われた”のだが、本当に読書が趣味なんだからいいじゃないか。というのが主眼だ。 “自分がどのくらいの本を読んだのか正確にはわからないが、同年代ではトップクラスじゃないかと思う。 金銭の多寡だけが偉さを決める数値ではないと思うが、趣味にこれだけのお金をつぎ込む人もそう多くはないだろう。 だから胸を張って「読書が趣味です」と書くわけだ。” ところが、面接に行くとまず鼻で笑われる。 “本を読むしかすることがないのかとバカにされる。たくさん読むことがエラいわけじゃないんだよと諭される。” そして、 “ここで冷静に、「いえ、そうではないんです、私は本当に本を読むことが好きで、、、」と、上述のようなことを説明したとしても、 「趣味は読書」にマイナスのバイアスがかかっているせいか、きちんと聞いてくれる人事の人間はあまり多くない。” 「なぜダメな