「新型移動式オービス(可搬式・小型オービスともいう)」は、2019年7月では全国30都道府県で稼働(または導入決定)していることが公表されたが、2020年には鳥取、山口、熊本など残り17府県すべてに導入される予定となっている。 移動式オービスの怖いところは、その名の通り移動や持ち運びが容易であること。つまり、これまでのオービスのように一度設置したら長ければ何十年もその場所にある固定式と違って、日によって場所を変えることも自由自在だ。もちろん、ドライバーに場所を覚えられることもない。 さらに、「速度違反取締実施中」といった予告看板も多くの場合は出されないし、出されていたとしても小さくて気づかないなど、注意するのはとても難しい。 ドライバーにとってみればこの上なく恐ろしい状況で、移動式オービスが「速度違反取り締まりの最終兵器」と言われる所以だ。 移動式オービスは小型で持ち運びが簡単。取り締まり