人口わずか5人だった和歌山の限界集落。コンビニも娯楽施設もないこの場所に、若者たちが集うシェアハウスがあります。 都会での暮らしに生きづらさを感じ、ここへとやってきた若者たちは、食べていくのに必要な分だけ働き、あとはのんびり。ゆるゆると暮らし、“山奥ニート”と自称しています。 そして、いつの間にか、すっかり地区のお年寄りたちとも打ち解け、一緒に酒を酌み交わす仲に…。そこには、不思議な“つながり”が生まれていました。 “山奥ニート”たちが、限界集落で見つけた豊かな暮らし。少しのぞいてみませんか? (経済番組ディレクター 金武孝幸) 和歌山県田辺市、最寄り駅から車で2時間の五味地区にあるシェアハウス「共生舎」。 7年前から、ひきこもりやニートが公的な支援に頼らずに暮らせる居場所となってきました。現在は、全国から集まった20代から30代の男女10人余りが暮らしています。 廃校となった校舎を無償で