漫画「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」などで知られる愛知県清須市(旧清洲町)出身の漫画家・鳥山明さん(68)が、同市の市制20周年を記念するロゴをデザインした。市ゆかりの戦国武将、織田信長を思わせるキャラクターになっている。 清須市は2005年7月7日に発足し、25年に20周年を迎える。記念事業を盛り上げようと昨年9月議会でロゴ制作を決定した。市民からの公募も検討したが、「相談だけでも」と昨年10月に出版社の集英社を通して鳥山さんに打診したところ、制作に応じてくれたという。担当職員は「…
兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長が8日、市内の小学校の式典会場で、市議会運営を巡って議長と女性市議に「次の選挙で落としてやる」などと威圧的な発言をしたことが分かった。毎日新聞の取材に対し、泉市長は発言を大筋で認め「内容、言い方とも不適切で2人にはおわびした」と話した。 2人は榎本和夫議長(自民党真誠会)と飯田伸子市議(公明党)。開会中の市議会には、守秘義務が課せられている市内企業の課税額を泉市長がSNS(ネット交流サービス)上で発信したことなどを理由に、自民や公明などが市長に対する問責決議案を議会運営委員会に提出している。 飯田市議によると、8日にあった小学校の創立150周年式典会場で、泉市長が顔を近づけてきて「お前、賛成するなら許さんからな」と低い声で3回繰り返したという。榎本議長にも「問責なんて出しやがって、ふざけんなよ。次の選挙で絶対に落としてやる」とすごんだという。榎本議長は決議
東京都立高校を中心とする都立学校が、地毛でも髪を一律に黒く染めさせるなどの校則5項目について、2022年度に全廃することが明らかになった。都教育委員会が10日の定例会で報告した。廃止する校則はこのほか、下着の色を指定する▽頭の側面を刈り上げ、頭頂部の髪を伸ばす「ツーブロック」を禁止する――など。生徒と学校側が話し合い、延べ196課程で見直しを決めた。学校の理不尽なルールを「ブラック校則」と呼んで問題視する動きは各地に広がる。都立学校は4月からホームページで校則を公開する。 都教委は「ツーブロック禁止」など、必要性が疑われる校則を6項目にわたって提示。高校を中心とした全都立学校196校の全日制、定時制など計240課程に対して21年4月、該当する校則の有無を調査した。その結果、延べ216課程で同趣旨の校則があることが判明した(複数項目に該当する場合、それぞれ1課程と計算)。
兵庫県明石市の和田満(67)、宮脇俊夫(61)の両副市長が任期途中で退任する。31日付で後任は決まっていない。市政運営の中心メンバーが一度に退く異例の事態に泉房穂市長は、SDGs推進計画(長期総合計画)の策定を機に「区切りをつけたい」との申し出が2人からあったと説明。両副市長も表向きは「区切り」を理由に挙げる。ただ、幹部職員や議員の多くは市長への不信、不満を募らせて「三くだり半」を突き付けたと受け止めている。 歩道整備のため土地購入を企業と協議した際は、副市長らが交渉をまとめた後で泉市長が方針転換した。企業との信頼関係を損なった形になり、幹部職員は「何でも自分で決めないと気が済まない人。細かなことにまで口を出すので幹部職員に権限がないに等しい。調整役が調整できない」と指摘する。泉市長は「ワンマンで、ちゃぶ台返しをする」との声もあがる。
引退馬協会代表の沼田恭子さん。隣はフォスターホースのコアレスピューマ。中央競馬から船橋競馬に移籍し、12歳まで活躍した=千葉県香取市で2022年1月12日午後2時57分、藤倉聡子撮影 しなやかに力強く、サラブレッドが躍動する華やかな舞台――。競馬ファンなら誰しも、少なからず気に掛かるのが馬たちの「その後」だ。認定NPO法人「引退馬協会」(千葉県香取市)は、そんな競走馬の“余生”に四半世紀前から向き合ってきた。 会員がお金を出し合い、引退した競走馬の生活を支えるのが活動のベースだ。競馬を題材にしたスマートフォンゲームの流行もあって、2021年には多くの寄付が集まり、注目された。始まりは、代表を務める沼田恭子さん(69)の「命への思い」だった。 沼田さんは、大学時代に訪れた乗馬クラブで出会った和馬さんと結婚。和馬さんの父正弘さんは、「天馬」とうたわれた1970年代の名馬、トウショウボーイなどを
北海道内で16日、新たに357人の新型コロナウイルス感染が確認された。15日は366人で、感染者は累計4万9909人となった。苫小牧市のアイスホッケー大会の大規模クラスター(感染者集団)が35人増えて計128人になったほか、函館市で新たなクラスターが3件発生するなど、全道で感染が広がっている。15、16両日とも死者の…
【日本-ドミニカ共和国】第2セット、戦況を見守る中田久美監督(中央)=有明アリーナで2021年8月2日、宮間俊樹撮影 東京オリンピックのバレーボール女子日本代表は、1次リーグ最終戦でドミニカ共和国に1-3で敗れ、1勝4敗で決勝トーナメント進出を逃した。出場した五輪で決勝トーナメント進出を逃したのは、1996年アトランタ五輪に続いて2度目。 「伝説に残るチームを作る」。2017年の始動以来、中田久美監督は何度も語ってきた。だが、目標のメダルに遠く及ばない結果に終わった。その理由は、大会前から見えていた。 中田監督は現役時代、「天才セッター」と呼ばれ五輪3大会に出場。引退後、解説者を経て、12年7月に国内トップチームだった久光製薬の監督に就任。プレミアリーグ(現Vリーグ)で優勝3回、全日本選手権で4連覇した。指導者としては一貫して、サーブレシーブを低い軌道でピンポイントにネット際のセッターに返
第88回日本ダービーを制したシャフリヤール(手前右)。同左は鼻差で2着のエフフォーリア=東京競馬場で2021年5月30日、西夏生撮影 栄光のダービージョッキーまで、あと数センチだった。単勝1番人気で皐月賞との2冠を狙ったエフフォーリアは鼻差の2着。騎乗した横山武史は、戦後最年少優勝騎手と親子ダービー制覇の記録がかかっていたが、わずかに届かなかった。レース後、「人気に応えられず、申し訳ない」と言葉を絞り出した。 好スタートを決め、バックストレートでは先頭から4、5番手につける絶好の展開。最後の直線で集団を抜け出して早々に先頭に立ち、押し切るかに思えた。 しかし、「勝ち馬に(脚の)切れで負けてしまった」と横山武。最後は早めに抜け出して苦しくなったところを、シャフリヤールの強襲に遭った。
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