青少年がインターネット上のアダルトサイトや出会い系サイトなどの有害情報に触れるのを防ぐため、携帯電話会社などへの規制を強化する改正千葉県青少年健全育成条例が、7月1日に施行される。 全国で初めて、スマートフォン(高機能携帯電話)の危険性を説明する義務を電話会社に課すことが柱だ。電話各社はこうした説明をすでに行っているが、県は条例で義務づけることによって、閲覧を制限できる「フィルタリングサービス」の利用率アップなどにつなげたい考えだ 改正条例は昨年の12月定例県議会で可決された。電話会社に対し、18歳未満が使用する携帯電話端末を販売する場合、本人もしくは保護者に書類で〈1〉インターネットでは有害情報も閲覧できる〈2〉フィルタリングサービスを利用できる――と説明するよう義務づける。 また、スマートフォンを無線LAN回線で使用した場合、携帯電話会社のフィルタリングが機能しない場合があるため、改正