教員ステーションは2014年2月21日、同サービスを利用する学生へのアンケート「センター試験廃止に賛成or反対?」の結果を発表した。 同調査では、センター試験廃止に「賛成」と答えたのは34%、「反対」と答えたのは66%だった。両者の意見で最も違いが出た点は、センター試験廃止後に導入される見込みの「達成度テスト」(仮称)についての賛否だった。達成度テストでは5~10段階程度で学力を評価することを検討されていて、学生は複数回にわたって受験できる。さらに各大学で実施される2次試験では、面接・論文・ボランティアなどの学外活動での実績をもっと評価するように求めるという。こうした変更に対して、賛成派は複数回受験を支持する一方で、反対派は一発勝負が望ましいとの考えを示している。 賛成派・反対派共に、共通している点もある。第一に生徒の学力・能力をより正確に測ることができる入試制度を求めていることだ。賛成派