東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が女性蔑視のヤジを浴びた問題で、ヤジが出た付近の議席を占める都議会自民は23日、総会を開く。議会内外から発言者の特定を求める声が強まっている。 自民の総会では、19日から始めた議員への聞き取りについて報告される。吉原修幹事長によると、ヤジを複数が「聞いた」と答えた。会派内では「名乗り出てもらうしかない」「自分まで疑われてしまう」との声が高まる。 他会派も民主から「うやむやにできない」、共産から「会派の責任で明らかにするべきだ」の声があがる。塩村都議が所属するみんなの党は、24日の議会運営委員会の理事会で発言者の特定を提案する。