略して「猫かなづかひ」の本。コードネーム「猫本」。 はなごよみ發行(2011年11月)の「正かなづかひ 理論と實踐」がウェブの正かなづかひ關係者のオフィシャルな(?)同人誌であるのに對し、「猫本」は野嵜の個人編緝で出す私的な趣味の同人誌です。 原稿の募集について 猫の本なので、猫の出て來る小説、猫にまつはる隨筆、或は猫に關する哲學論文を送つて下さい。それ以外のジャンルでも構ひません。猫への愛があれば大丈夫です。基本は獸の猫を扱つて欲しいのですが、猫でなくても猫つぽいものなら許容されるかも知れませんので御問合せ下さい。 原稿自體は正かなづかひでも新かなづかひでも構ひませんが、雜誌にする時には正かなづかひに統一します(野嵜が見て直します)。その點だけあらかじめ御諒承下さい。 ヴィジュアル面でいいものにしたいので、猫の寫眞やイラストを大募集します。かはいい猫ちゃんの寫眞や繪を提供して下さる方、募
制作者(webmaster) 野嵜健秀(Takehide Nozaki) 初出 「闇黒日記」平成二十二年三月十一日 公開 2010-06-23 言葉 言葉 言葉 國語國字問題解説 國語國字問題に關するメモ 私も不勉強なもので、今まで假名文字の成立事情については調べもせず、よく考へもしないでゐたのだけれども、平假名と云ふもの、これも歴史的假名遣と同じく「明治政府の創作」なんださうですね。 日本人は支那から漢字や漢文を學びましたが、日本語獨自の表記は持つてをりませんでした。奈良時代に、漢字の音を借りて日本語の音韻を書表すやり方が發明されて、萬葉集で知られた爲にこれを「萬葉假名」と申します。この萬葉假名、實は奈良時代だけの書き方ではありません。草書で書かれるやうになりますが、江戸時代及び明治時代初まで、日本語の假名の表記はずつと萬葉假名です。明治政府が教育の爲に複數の書き方の中から一つの文字を選
当事者研究で幾多の輝かしい成果を残した林さんは、当時べてるの家でもっとも 注目されるメンバーのひとりだった。統合失調症の症状のひとつである強迫的な確 認行為があって、とにかくなにかをくり返したしかめずにはいられない。たとえば 三時からミーティングがあるとき、ふとそれが気になると「二時ですよね」と周囲 に聞いてまわる。何回も何回も確認しないと、いてもたってもいられない。ひどい ときにはそれが二十回にも三十回にもなる、まさに病的なくどさだ。周囲にとって わずらわしいことこの上ない確認行為は、本人にとってもまた、逃げようのないつ らさ、苦しさだった。 その強迫的な確認行為がなぜ起きるのか、浦河にきてから仲間の力を借りて解明 しようと努めている。そしてわかったのは、そうするのは「悩んでいる」、「疲れ ている」、「ひまで」、「さびしい」、「お金がない」か「おなかがすいた」とき、 とまとめていったので
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