トップレビュー吉川晃司が挑む、佇まいだけで見せる“武士の矜持”。浅田次郎原作のドラマ『黒書院の六兵衛』の見どころを、ひと足早く紹介! 新政府軍の西郷隆盛と幕府の勝海舟。2人の談判によって戦火を免れることとなった江戸城の不戦開城。この史実をベースに、江戸城内での武士たちによる、“もうひとつの戦い”を描いた浅田次郎原作のドラマ『黒書院の六兵衛』が、7月22日よりWOWOWにてスタートする(第1話無料放送)。 長らく続いた新政府軍と幕府による争いに終止符が打たれ、階級や地位が崩壊しつつあった江戸末期。しかし、渦中にいた武士たちの多くはいまだ肩書を誇示し、また、ある者は振り上げた刀を降ろせないでいた。そんなさなか、官軍側の下級藩士・加倉井隼人(上地雄輔)は、城を滞りなく開け渡すための検分の役目を命じられる。勝海舟(寺島進)らを味方に、問題なく終わるはずだったものの、城内にはテコでも動ことうしない厄
トップニュース『ハチクロ』から『3月のライオン』までの軌跡を振り返る! 史上最大規模の原画展「羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜」 2000年『CUTiEcomic』にて『ハチミツとクローバー』を連載することになり、漫画家デビューを果たした羽海野チカさん。その後、休刊などにより掲載誌を『ヤングユー』(2000~2001年)、『コーラス』(2001~2005年)と変えながらも連載を継続し、2006年に完結。美術大学を舞台に描かれた、恋愛と就職、才能と人生、すべてにもがき苦しみながらも、かけがえのない奇跡のような時間。ときにハイテンションなギャグ、ときにシリアスでヒリヒリとしたシーン、鬱屈とした雰囲気、それらが見事に混ざり合った「青春群像劇」は多くのファンの感動を呼び、その後、テレビアニメ化、実写映画化、実写ドラマ化、と展開された。 また、その後2007年から『ヤングアニマル』で始まっ
創刊50周年記念号と題し、豪華企画が目白押しとなった2018年7月14日(土)発売の『週刊少年ジャンプ』33号。中でも『BLEACH』作者・久保帯人の新作読み切り『BURN THE WITCH』が、「読んでてワクワクしたわ」「師匠はホンマすごい」と大好評を博している。 センターカラーつきで、62ページにも及ぶ大ボリュームとなった今回の読み切り。舞台はイギリスのロンドンで、ここでは遥か昔から全死因の72%にドラゴンが関わっている。しかしドラゴンの姿を見ることができるのは、「リバース・ロンドン」と呼ばれるロンドンの裏側に広がる街の住人だけ。この街には自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」が存在し、ドラゴンが荒らぶって人を害することを防ぐためドラゴンの保護、管理を行っている―。 主人公は「ウイング・バインド」の1等保護官にして、サウス・ブラクストン高校に通う女子高生・新橋のえる。責任感に
『墜落JKと廃人教師』(sora/白泉社) 「死ぬ前に俺と恋愛しない?」――屋上から飛び降りようとしていた扇言(みこと)に煙草をふかせながら声をかけたのは、生徒からクズ認定されるあまり廃人よばわりされている物理教師の灰葉 仁(はいば じん)。生徒をガチで口説く廃人教師とぼっちなJKの恋の駆け引きを描いた『墜落JKと廃人教師』(sora/白泉社)。吊り橋効果か、はたまたただの気の迷いか。過去に影が見え隠れする灰仁(灰仁〈=廃人〉はあだ名)に、少しずつ惹かれていってしまう扇言の恋模様を描いた本作。2巻が発売された。 基本的に灰仁は、教師としてまごうことなきクズである。過去にどんな傷を負っていようが、本当は生徒思いのいい先生だろうが、煙草を吸わないと妖精が見えるガチのニコチン中毒で、個人情報を紛失するわ、机のなかにはエロ本隠すわ、遅刻常習犯だわ、はた迷惑きわまりない。しかも2巻で明かされることに
『ウイスキーバイブル 本当のたのしみ方を知りたくなったら、この本からはじめよう』(デイヴ・ブルーム:著、鈴木隆行:監修/日本文芸社) 小雪、菅野美穂、井川遥と美人女優を起用したテレビCMをきっかけに人気が再燃したハイボール。このハイボールをきっかけに、スコッチやバーボン、シングルモルトなど、ウイスキーに興味を持った方も多いのではないだろうか。そんな方に手に取ってもらいたいのが『ウイスキーバイブル 本当のたのしみ方を知りたくなったら、この本からはじめよう』(デイヴ・ブルーム:著、鈴木隆行:監修/日本文芸社)だ。 著者のデイヴ・ブルーム氏は『ウイスキーマガジン・ジャパン』の編集長で、イギリス、アメリカ、フランス、スペイン各国の『ウイスキーマガジン』のコンサルタント・エディター。ウイスキーの世界でその名を知らない者はいないという世界的なプロフェッショナルだ。そのブルーム氏が、ウイスキーの味わいと
本当は出ていってほしくないのかもしれない。 本当は納得がいっていないだけなのかもしれない。 「あの時、ああ言ってれば」「ちゃんと会いに行ってれば」「意地を張らなければ」…。 納得がいかないって、そういう後悔に踏ん切りをつけられていないことだ。 失恋した時、バイトの先輩にこう言われた。「女の傷は女で癒せ」。失ったら代わりを探せばいい。その時は楽観視してたし、なんの意味もないとわかってたけど、微かな希望(忘れさせてくれるという)を抱いて、何人かと関係を持った。でも、ごはんに行って、帰り道に「楽しかったね! また行こうね!」なんてラインが来るたびに違和感が生まれる。何か違う。人を忘れるために違う人にすり寄る行為の虚しさに嫌気がさしてくる。 「多分これじゃ、余計に忘れられなくなるだけだなぁ」 寂しいってこのことか。自分が求めてるのに相手は返してくれない。エゴの塊の感情が「寂しい」だ。 振られた直後
『アジアの麺』(ワタナベマキ/主婦と生活社) 7月も後半になり、そろそろ夏休みという人も多いのではないでしょうか。今年の夏は思い切って海外へ! という人もいれば、今年も日本でお留守番という人も…。そんな人には『アジアの麺』(ワタナベマキ/主婦と生活社)で、アジア旅行に行った気になってみませんか? ここでは、著者がアジア各国を旅して周って食べてきた数々の麺料理を、日本でも手軽に入手できる材料を使って再現したレシピがたくさん紹介されていて、食べた瞬間、その国のお店で食べている気分を味わえます。そこで、今回はこの中から、台湾、中国、ベトナムで親しまれている麺料理3品を実際に作ってみました。 1、日本でも大人気の汁なしラーメン「台湾混ぜそば」(P.16) フライパンにごま油とにんにく、しょうがを入れ、香りが立ったら豚ひき肉を加えて炒める。さらに、五香粉、酒、しょうゆ、黒酢を加え、汁けがなくなるまで
インスタグラムで俳優や女優よりフォロワーの多い猫がいる。雑種のオスで現在3歳の『すずめちゃん(@suzume0513)』だ。本稿執筆時点のフォロワー数は、国内の猫で最多となる63万1000人。まさに日本を代表するハンパない猫である。 すずめちゃんは愛くるしいルックスもさることながら、365日、飾らないマイペースな性格も人々を惹き付ける要因になっている。遊びたいときは遊ぶ、寝たいときは寝る、嫌なときはハッキリ断る……いつも自分の気持ちに素直なすずめちゃんを目にすると、羨ましくも楽しい気分になれるのだ。 現代人がすずめちゃんのように生きるのは、難しい。でも、その生き方は私たちが幸せになるための示唆に富んでいる。たとえば、断りたいのに「NO」と言えないことはないだろうか。相手に不快感を与えないために言葉を濁したり、許諾してしまったり……感情と行動が正反対になれば、自己嫌悪に陥りやすくなるし、スト
大ベストセラー『ぼく、オタリーマン。』でお馴染みのよしたに先生が描く「理系の生態」。 エッセーシリーズは累計220万部突破! 伊藤淳史さん、真野恵里菜さん主演の実写ドラマDVDも大好評発売中! 「理系」の屁理屈はますます絶好調! 2018年1月12日より、ダ・ヴィンチニュースにお引っ越しして連載再開です! 【著者プロフィール】 よしたに 元システムエンジニア、現在漫画家。長野県出身、現在は東京の下町在住。1978年生まれのおひつじ座。好きな野菜は茄子。 『ぼく、オタリーマン。』(全6 巻)、『理系の人々』(全6巻)、『新理系の人々』(全3巻)、『ガンダム系の人々』(1~2巻、以上すべてKADOKAWA)、『ぼくの体はツーアウト』(全8巻)『いつかモテるかな』(全4巻、以上すべて集英社)などのコミックエッセーシリーズは累計220万部を突破。 最新刊『新理系の人々 いのちを救え! 防災プロジェ
トップ連載週刊ツリメ ~職業欄はYouTuber?~【第21回】『週刊ツリメ』/「平成最後の夏、日本暑過ぎるよ。気温が35度以上いくなんてツリメは聞いてない」 今年も夏がやってきた。良いところといえば学生は夏休みっていうぐーたら出来る最高な時間が出来ることだろう。小学4年か5年生の頃は、実家で毎日そうめんを食べていた。そしてクーラーがガンガンに効いた部屋に引きこもりゲーム三昧だ。隣にポテトチップスの塩味を置いて食べながらゲームをしていたらコントローラーが油でヌルヌルしだすんだ。それを毎回テッシュで拭くんだ。そしてまた食べる。それの繰り返し。そんな所を先生に見られたら「何故学ばないんだ!」って怒鳴られそうだが、それに対して「両方大好きなんだから辞められる訳ないだろ!」って怒鳴り返すだろう。ゲームという存在は僕にとって身体の一部だったんだ。お陰様で休み期間で5か6キロは増えたんだ。見た目が過去
2018年7月14日(土)放送のアニメ「名探偵コナン」第907話「Jリーグの用心棒」で、灰原哀が毒舌を披露。辛辣すぎる言葉をぶっちゃけ、「哀ちゃんヒドすぎwww」「暴言すぎてめっちゃ笑った」と話題になっている。 第907話では毛利小五郎がJリーグの始球式を務めることとなり、コナン、光彦、元太、歩美、灰原とスタジアムで観戦することに。試合前に小五郎が「だれのおかげで観戦できると思ってるんだ」と自慢げに話すと、灰原は「私かな?」と嫌味のようにポツリ。 その後、特別にロッカールームも見学したコナンたちは、ホペイロと呼ばれる用具係・宮本梨沙と仲良くなり、歩美が大ファンだという赤木選手にお手製スポーツドリンクを特別に渡すこととなった。 歩美がスポーツドリンクを赤城選手にプレゼントすると、梨沙が渡す予定だったスポーツドリンクを代わりに飲んで始球式に挑む小五郎。「ハットトリックつーやつきめたろかい!」と
2018年7月14日(土)発売の『週刊少年ジャンプ』33号巻末に、同誌を彩ってきた歴代漫画家の目次風コメントが掲載された。錚々たる人気漫画の作者コメントに、読者から反響が続出している。 今回のコメント集は、『ジャンプ』創刊50周年を記念した特別企画。同誌創刊号に連載されていた『父の魂』作者・貝塚ひろしや、70年代を代表するスポ根作品『侍ジャイアンツ』の井上コオも参加しており、まさに50年を振り返るにふさわしい顔ぶれだ。 『キン肉マン』作者・ゆでたまごの嶋田隆司は「大阪の漫画少年を有名にしてくれてありがとう」と、自身の過去を振り返りながらコメント。『シティーハンター』作者の北条司は「ここにコメントを書くのは23年ぶりです。ほとんどの読者が生まれる前… なのかな…」と寄せており、歴史の重みを感じさせるコメントが続出している。 一方、比較的新しい作家陣からは未来を見据えた言葉も。『NARUTO
終わっちゃいましたねー、ワールドカップ。 大多数の皆さんと一緒で、開幕時は関心が薄かったものの、日本が1勝した後、なんだかんだで、結構観ちゃいました。 日本以外で一番思い入れたのは、やっぱしベルギーでしょうか。 日本戦での劇的な幕切れもあり、何となくこのまま優勝してくれ!という思いでその後も応援しちゃいました。 攻撃陣にキラ星のごとくタレントをそろえ、常に攻めの姿勢なチームカラーにもワクワクしました。 そんなベルギーに倣うというワケではありませんが、我々コロコロ編集部もこの夏は今後の道しるべを創るべく、攻めて攻めて攻めまくる、超面白企画満載の超攻撃的な夏を目指しております! それぞれの企画のウラ話を含め、ノーガードですべてさらけ出しちゃいましょう! どうぞ! コロコロオンライン 「コロコロコミックの看板を最大限に生かして、WEB展開をすべき!」 数年前から、編集部ではこのような議論がなされ
『産後太りからマイナス15キロ 足までやせたすごいダイエット』(MONA/KADOKAWA) 私はかなりのズボラです(笑)。約1年前の出産時、母から骨盤ベルトを貰っても面倒くさがって使うのをやめたり、食べたい欲求を我慢できず妊娠中にもかかわらず塩分過多になってしまったり…。ぽっちゃりというほどではないですが、産後の現在は腹筋の欠片もない、だらしない体型になってしまいました。 すっかりたるんでしまったお腹を見て「私はこのままおばちゃんになっていくのかな…」と悲観的になっていた時、出会ったのがMONAさんの『産後太りからマイナス15キロ 足までやせたすごいダイエット』(KADOKAWA)、通称MONAトレでした。 ダイエットというと、何かを我慢しなければいけない、辛くても継続しなければ意味がないというイメージがありますが、MONAトレはそうじゃありません。誰でも簡単にできるストレッチや、頑張ら
トップレビュー「パニック障害」って、実際どんな病気? 当事者が描く、苦しみ抜いた地獄の日々。その救いとなったものは…… 『パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ。』(櫻日和鮎実/KADOKAWA) 以前勤めていた会社の上司が、ある日を境に出社しなくなったことがあった。どうやら、朝起きられない、家を出ようとすると体調が悪くなる、電車に乗れない、といった症状に悩まされているとのこと。なんとか体調を整えて出勤します。彼女はそう言ったまま、一度も出社することなく退職してしまった。後に聞いた話だが、彼女が患っていたのは「パニック障害」だったという。 パニック障害。ここ数年、よく耳にするようになった言葉だ。しかし、その実態はあまり理解されていないのではないかと思う。ぼくも、その字面から、とにかくパニックに陥ってしまって身動きが取れなくなる激しい症状なのかな……と思っていた。どうやらその
『150冊執筆売れっ子ライターのもう恥をかかない文章術』(神山典士/ポプラ社) 「この文章、意味が分からない……」 誰かの文章を目にしたとき、こんな感想を抱いたことはないだろうか。TwitterをはじめとするSNSの発達によって、一般人の書いた何気ない文章を目にすることが多くなった。表現には個性が宿るので、千差万別の書き物ができあがる。それは素晴らしいのだが……なかには読みづらいものもある。 文章を書くこと自体は容易いが、人に読ませる文章を書く、というのは実に難しいもの。SNSで多くの「いいね!」「シェア」を獲得したい人、人気ライターや有名ブロガーになってお金を稼ぎたい人は、必ずこの壁にぶつかる。 「もっと上手な文章を書きたい!」 「自分の考えを豊かに表現したい!」 そんな人にぜひ読んでほしい本がある。『150冊執筆売れっ子ライターのもう恥をかかない文章術』(神山典士/ポプラ社)だ。本書は
『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(河合香織/文藝春秋) 女性の社会進出がすすむにつれ、増加している高齢出産。高齢出産は一般に若い頃よりリスクが高いといわれており、胎児にダウン症などの染色体異常がないかを調べる「出生前診断」を希望する人も増えている。 ところで、診断を受けたものの、もしも胎児に「異常あり」との結果が出たら、彼女たちは一体どうするのだろうか。そのまま「産む」のか、あるいは「中絶」してしまうのか…。 「誰を殺すべきか?」と衝撃的な問いかけではじまる『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(河合香織/文藝春秋)は、そんな「命の選択」の現在を問う渾身のノンフィクションだ。 2013年、北海道函館市の夫婦が産婦人科医を相手にある裁判を起こした。誤診によってダウン症児を出産(生後3ヶ月で病死)したことで1000万円の損害賠償を請求したのだ。ここで争われる「損害」と
『ファッションの主役は1つ』(杉山律子/KADOKAWA) 元々は、映画、広告など多方面のメディアで活動していたスタイリストの杉山律子さん。「もっと大勢の人たちのライフスタイルにファッションを結びつけたい」と、2016年からは、一般個人向けの「パーソナルスタイリスト」として活動をスタート。2017年5月には、処女著書『クローゼットは3色でいい』(KADOKAWA)を上梓。 「多すぎる色がオシャレのジャマになる」という、シンプルでわかりやすいアドバイスが大評判になりました。 そんな杉山さんの、待望の著書第2弾は、『ファッションの主役は1つ』(KADOKAWA)です。では、本書にはどんなアドバイスがあるのか、4回にわたり、そのエッセンスをお伝えいたします。 第1回目の今回のテーマは、「主役ばかりを合わせると、ガチャガチャしたイメージに」です。 コーディネートのどこかに一点、主役をつくりましょう
まもなく夏の風物詩ともいえる「土用の丑の日」である。じつは、土用というのは四季それぞれにあるが、2014年の夏は、7月29日の1日のみとなっている。一説によれば、平賀源内により打たれたキャッチコピーが発祥とされているが、日本人にとって「夏の暑い盛りにウナギを食べる」というのは馴染み深い慣習だろう。 しかし、ここ数年はニホンウナギの危機がうたわれる機会も多い。世界的にも消費量が多いとされる日本だが、天然ウナギの生態に何が起きたのかは無視できない話題だ。そこで、ウナギの歴史や生態を綴った書籍『ウナギと日本人』(筒井功/河出書房新社)をたよりに、天然ウナギに何が起きているのかを整理していこう。 ■生まれてから5000キロもの長旅を経て、日本へ辿り着くニホンウナギ ニホンウナギの生態については、じつはまだすべてが明らかになっていないそうだ。しかし、平成21年5月、学術研究船「白鳳丸」が世界で初めて
『キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました』(岡田哲也/KADOKAWA) 1カ月100万PVを誇る、大人気ブロガー・岡田哲也さんが書き下ろした『キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました』(KADOKAWA)を2年振りに刊行、2017年7月20日発売! その間には、子宮委員長はるさんと結婚、離婚を経験、現在は血のつながらない息子を元気いっぱいに育てている。そういった日常から生まれた数々のエピソードをもとに、宇宙法則を日常に取り入れながら、幸せな人生を送るコツを伝えている――。本書にまつわるサイドストーリーを、これから8回にわたってお伝えします。【1/8回】 ◆愚痴を言うよりも、自分の弱いところ、辛い部分を認めてあげる 子どもがまだ小さいから。子どもが不登校だから。それを超えて子どもがいるから。 だから私はチャレンジできないの。だから私は好きなことを出来ないの
『ドリルで学ぶ! 人を動かす資料のつくりかた』(松上純一郎/日本経済新聞出版社) 社会人になって、ビジネス的な資料の作り方に悩む人は非常に多い。かくいう筆者もそのうちの1人だ。なぜこれを学生時代にもっとちゃんと教えてくれないの!?と文句を言いたくなる。しかし、文句を言っていても仕方がない。筆者はもう社会人だ。自分で勉強するしかない。 そんな中、気になる本を見つけた。『ドリルで学ぶ! 人を動かす資料のつくりかた』(松上純一郎/日本経済新聞出版社)という本だ。本書によると、最適な“型”をマスターすることで、分かりやすい資料を効率的に作ることができるようになるらしい。 な、なるほど……。その“最適な型”が知りたいわけなのだが、筆者みたいな文系人間でも作れるようになるのだろうか……。 最初に知っておかなければならないのは、「プレゼンテーション用資料」と「説明資料」は違う、ということらしい。「プレゼ
『さらば、GG資本主義』(藤野英人/光文社) 元『LEON』編集長によるシニア向け雑誌『GG』(GGメディア)があることから、『さらば、GG資本主義』(藤野英人/光文社)の「GG」も当然、高齢者=ジジイを意味していて、彼らが金融資産を独占していることへの批判本かと思い手に取った。しかし高齢者そのものを糾弾したいわけではなく、その構造の問題点を指摘したいのだと著者の藤野英人さんは言う。 日本の高齢化問題は、「みんなの成長」を邪魔している 2015年に総務省は、2014年時点で個人金融資産約1700兆円のうち、60歳代以上が約6割(約1000兆円)を保有していると発表している。仮想通貨がブームになる前なので現在とは状況が違うかもしれないが、それでも高齢世帯が若者世帯よりも豊かな金融資産を保有しているのは事実だろう。さらに同書の中で藤野さんは、 日本企業の社長の平均年齢は59.5歳(2017年時
『「右翼」の戦後史(講談社現代新書)』(安田浩一/講談社) 2018年3月、SNS上に登場したあるネトウヨ(ネット右翼)キャラを巡る、事の顛末が朝日新聞デジタルほか、多くのメディアでニュースになった。 今年1月からツイッターに登場し始めた「宇予くん」なるキャラが、罵詈雑言で特定メディアや中国・韓国、反改憲派を口撃。一方で〈安倍首相、憲法改正に意欲的だど。頑張って欲しいど〉などと安倍政権を持ち上げた。 その後、このキャラクターを操っていたのが、公益社団法人日本青年会議所(JC)の「憲法改正推進委員会」のメンバーだったことが発覚。JCは、「組織としての総意ではない」「大変申し訳ない」などと釈明、謝罪した。 天皇を中心に、日本の民族性、伝統・文化を尊重した国づくりを理想とする「右翼」といえば、街宣カーなどをイメージする人が多いだろう。しかし、日頃はごく普通の実業家や企業戦士を装った「スーツ武装の
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