流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、不振が続く傘下のデパート、「そごう・西武」の売却交渉を本格化します。 過半数の株式の売却に向けた1次入札に複数の投資ファンドが応じる意向を示すとみられ、会社では条件を慎重に精査し売却先の選定を進めることにしています。 そごう・西武は首都圏を中心に10店舗を展開していますが、ネット通販などの台頭に加え、新型コロナの感染拡大で外出を控える動きも強まり、去年2月までの1年間の決算が66億円の営業赤字に陥るなど、販売の不振が続いていました。 こうした中、親会社のセブン&アイ・ホールディングスは、経営資源をコンビニエンスストア事業に集中する一環として、そごう・西武の過半数の株式を売却する方向で調整を進めていて、売却先を絞り込むための1次入札が21日締め切られます。 関係者によりますと今回の入札には池袋や渋谷など主要な店舗の集客力や不動産の価値などを踏まえ、
![セブン&アイHD 傘下の「そごう・西武」売却交渉 本格化へ | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e44f4ac9ce4c0d8ad748c7359022e2e045e12264/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20220221%2FK10013494181_2202201941_2202210513_01_02.jpg)