「Lunatic」という少し前から注目している技術があります。これは WebAssembly 上で動く Erlang にインスパイアされたランタイムで、Rust で実装されています。WebAssembly 形式でのバイナリを実行できる言語なら、どんな言語でもこのランタイムの上であれば理論的には動かすことができるようです。さまざまな言語のプラットフォームとして動く、セキュリティ面などの基本的な WebAssembly のメリットを享受することができます。 さて、Rust のエコシステムの一部として Lunatic を見てみると、Lunatic は tokio などと同様「非同期ランタイム」に位置付けられるものではないかと思います。下記の特徴をもつランタイムといえるでしょう。 Lunatic は WebAssembly を利用していることから、たとえば C とのバインディング時にもより安全に利
VSCodeの画面編集という仕事柄、テキストエディタは毎日触る大事な仕事道具です。仕事の内容にあわせて設定などを変えると非常に捗ります。しかし、日本語を書きながら同時にはてな記法やらMarkdownやらCSSやらを書くという環境のため、なかなかテキストエディタのデフォルトの設定では痛し痒しといったところで、それなりにカスタマイズをしないといい感じになりません。 半年前に、それまでかなり長いこと使ってきた秀丸エディタからVSCodeに乗り換えてみたら、案外日本語をあれこれ書いたり編集したりするのにいい案配にすることができました。そこでなんとなくなじんだ今のカスタマイズ方法を書き残しておこうと思い立ちました。たぶんもっともっと拡張機能で便利にできるはずなので、ドラクエでいう「ひのきのぼうからこんぼうにそうびを変えた」くらいの気持ちで見ていただけるとうれしいです。 テーマ アイキャッチにしたのは
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米UNC Chapel Hillの研究チームが開発した「StoryDALL-E: Adapting Pretrained Text-to-Image Transformers for Story Continuation」は、テキストから画像を生成するText-to-Imageモデルで漫画風の物語(ビジュアルストーリー)を構築できるシステムだ。登場人物のせりふは生成されないが、一貫して登場人物や背景の整合性がとれた一連の画像を生成する。 自然言語で書かれたテキストに応じて高品質な画像を生成するText-to-Imageモデルが多くの人に利用されており、生成した画像を活用する創作活動も多方面
永久凍土下にコードを保存する「Arctic Code Vault」バージョン1.0達成、GitHubが報告。1.4トンの保管庫を設置 GitHubは2019年に発表した、オープンソースのコードをノルウェーにあるスヴァールバル諸島の永久凍土層の地下に1000年以上保存するプロジェクト「Arctic Code Vault」において保管庫の設置が完了し、プロジェクトとしてバージョン1.0を達成したと報告しました。 "To live for 1,000 years, it's not enough to be durable; you have to be beautiful, too." GitHub's Arctic Code Vault is a huge stainless steel vault etched with AI-generated art, with a “Tech Tre
Twitterアカウント(@AIAbeShinzo)も開設しており、最初に投稿したツイートは26日正午時点で1万件以上リツイートされるなど関心を集めている。ユーザーからは「素晴らしい」や「ありがとう」など絶賛する声の他、「死者への冒涜ではないか」や「AIで美空ひばりの新曲作ったのと同じ感じがして複雑」など疑問を呈する声も見られる。 「東京大学AI研究会」とは何者か? 発起人である東京大学AI研究会のWebサイトによると、同研究会は東京大学教養学部・工学部有志と学生有志が2021年5月10日に設立。5月時点では「東大13名、京大10名、大阪大学6名、早稲田大学9名、慶応義塾大学1名、筑波大学1名、立命館大学3名」(原文ママ)の43人が在籍し、代表者は東京大学・教養学部・理科一類に所属しているという。 目的は「飛躍的・未到達領域のAI開発」としており、最新の活動記録として4月に「SOTA(特定
by Juanky Pamies Alcubilla 映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクター「ダース・ベイダー」の声を40年以上にわたり務めた俳優のジェームズ・アール・ジョーンズ氏が、ダース・ベイダー役を引退したことが明らかになりました。同時に、ジョーンズ氏の声をAIで再現するプロジェクトが進行中であることも明かされました。 Darth Vader’s Voice Emanated From War-Torn Ukraine | Vanity Fair https://www.vanityfair.com/hollywood/2022/09/darth-vaders-voice-emanated-from-war-torn-ukraine James Earl Jones lets AI take over the voice of Darth Vader - The Ve
作ったもののイメージ ホテルの客室検索APIとは、チェックイン日やその他の条件を入力として受け取り、マッチするホテルの客室を返すものです。以下の画像はExpediaのものですが、赤枠で囲っている部分(他にもたくさんある)が入力になります。2022年4月頃に無事リリースされました。 この検索APIを構築を任された際に、何を考えて設計していったのかを以下に示していきます。 顧客からの要望 顧客の会社は当時エンジニアがおらず(やりとりしている社長は元エンジニアだが)、これまでも私と仕事をしたことがあったので依頼が来ました。顧客と密にコミュニケーションを取りわかったのは、以下のような要望でした。 このAPIは自社サービスとして第3者(要契約)に使ってもらえるようにしたい 完全に一般公開ではなくちゃんと契約を結ばないと利用できないようなもの 検索条件を柔軟に、かつ使いやすい感じで指定できるようにした
事業者のコンピューター機能をネットワーク経由で使用するクラウドコンピューティングには、Amazon Web Services(AWS)とGoogle Cloud Platform(GCP)が代表的なものとして挙げられます。この2つの信頼性を、エンジニアのピアース・フリーマン氏が検証しました。 AWS vs GCP reliability is wildly different | Pierce Freeman https://freeman.vc/notes/aws-vs-gcp-reliability-is-wildly-different 必要な時にサービスを使い、使った分だけ料金を支払うという2つのサービスにおいて、「必要な時に使えない」というのはリソースの可用性の問題につながる可能性があるとフリーマン氏は指摘。そこで、両サービスを一定回数利用し、アクセスにかかる時間やエラー率を測り
QDくん⚡️AI関連の無料教材紹介 @developer_quant 金融技術職/ChatGPT等の生成AI,機械学習,データサイエンス,プログラミングの勉強に役立つ情報を発信/良質な無料教材,スライド,動画,サイトを紹介/金融工学x機械学習ブログ運営700記事 quantcollege.net /C++/Python/Julia/Rust/Amazonアソシエイト参加中 note.com/quantdeveloper QDくん⚡️AI関連の無料教材紹介 @developer_quant オライリーの教育的な良書「Think Python」第2版は日本語訳が無料公開されている。 cauldron.sakura.ne.jp/thinkpython/th… ・初心者がつまずきやすい点を先回りして説明 ・各章の終盤にデバッグのヒントが書いてある pic.twitter.com/RPX57PNyn
3つの要点 ✔️ ViTベースのVLPモデルをエンドツーエンドで学習する方法を検討するためのフレームワーク ✔️ モデル設計を四つの要素に分解して検討 ✔️ 4M枚の画像による事前学習で最先端モデルに匹敵する性能を達成 An Empirical Study of Training End-to-End Vision-and-Language Transformers written by Zi-Yi Dou, Yichong Xu, Zhe Gan, Jianfeng Wang, Shuohang Wang, Lijuan Wang, Chenguang Zhu, Pengchuan Zhang, Lu Yuan, Nanyun Peng, Zicheng Liu, Michael Zeng (Submitted on 3 Nov 2021 (v1), last revised 18 Ma
安倍晋三元首相の国葬を前に公開された"追悼AI(人工知能)"が、にわかに注目を集めている。 「東京大学AI研究会」を名乗る団体が開発、公開し、安倍氏の「肉声」を再現した。 「涙が出てきました...」 「有権者の皆様、お久しぶりです。元内閣総理大臣の安倍晋三です。私を応援してくださった方々を勇気づけたいと考えて、東京大学人工知能研究会が総力を挙げて私の声を再現してくれました」 安倍氏と酷似した音声を収めた6本の動画が、2022年9月25日に公開された。いずれも安倍氏が支持者に感謝などを伝えるメッセージ動画だが、死去前の収録映像ではない。AIを使った合成音声だ。これまでに計570万回以上再生されている。 特設サイトやツイッターによれば、企画したのは有志の東大生が集まった「東京大学AI研究会」。趣旨を「日本のために、命を懸けて最期まで戦ってくださった安倍さんの声を、人工知能で再現し、安倍さんに心
台風15号による水害被害が発生している静岡県を巡って、フェイク画像がTwitter上で拡散されている。投稿者は「ドローンで撮影された静岡県の水害」と称し画像を投稿したが、実は画像生成AIで作成したフェイク画像と公表し、物議を醸している。 問題のフェイク画像が投稿されたのは9月26日午前4時39分。上空から俯瞰した視点で建物や土地が水没している様子が写っているが、濁流の流れや一部の建物に不自然な部分があり、投稿に対して「画像生成AIが作成した偽物ではないか?」など疑問の声が上がっていた。 同日午後4時ごろ、投稿者は問題の画像がフェイクだと認め、謝罪文を投稿。画像生成AI「Stable Diffusion」を使い、作成したことを明かした。フェイク画像を投稿した理由について投稿者は「大した目的はない。そもそも安易にこれが広まると想定していなかった」としている。 しかし、謝罪文の最後には「騙されて
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