たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は14日のテレビ朝日の番組で、「民主党と自民党が政策調整をして連立を組むことが一番いい」と語った。参院選の結果、与謝野氏のかねての主張通り与党の過半数割れが実現。ただ、「ねじれ国会」で政策が停滞しかねない状況に、政策通を自任する与謝野氏の本音が漏れた。 与謝野氏は4月に自民党を離れ、「反民主、非自民」を掲げてたちあがれ日本の結党に加わった。だが、この日は「しっぽが犬を振り回してはいけない」と強調。民主党が参院で小党と連携しても、政策遂行には不安定な政権運営が続くだけだと指摘した。 一方、自民党にも「全体として政権に参加し、若い人が仕事の場に入る状況をつくることは谷垣(禎一総裁)さんらの責任だ」と助言した。 2010参院選特集