新潟県小千谷市片貝町で9、10の両日、「片貝まつり」の花火大会が開かれ、世界最大の「正四尺玉」など約1万5000発が打ち上げられた。柏崎市(7月)、長岡市(8月)に続く「越後三大花火」の締めくくり。観客約16万人は、夜空を焦がす一瞬のきらめきと余韻を楽しんだ。【内藤陽】 片貝の花火は、江戸時代から続く浅原神社秋季例大祭の奉納行事。故人の供養をはじめ、成人や結婚・出産を祝ったり、家内安全や商売繁盛などを願ったりと、さまざまな思いを乗せて打ち上げられている。個人や企業のほか、地元町内会や中学校の同級会がお金を出し合って打ち上げるなど、地域の結びつきが色濃く反映されているのが特徴だ。 「空の上から孫の成長を見守って」「残りの人生悔いなく生きるぞ」--。打ち上げ前に奉納者の思いやメッセージが読み上げられ、家族や個人のドラマが垣間見える。男性からのプロポーズもあった。9日には18年ぶりに俳優の江口洋
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