各区で賛否は僅差だった先日大阪市で特別区を設置するか否かを判断する住民投票が実施された。その結果に関して「平成27年5月17日 執行 大阪市における特別区の設置についての投票の開票結果 確定」など、「公的データを元に」色々と推論をしていく。 まずは行政区(以下単に「区」)別の「投票中の賛成率」(高い順)と、「20歳以上人口」と「投票者数」から試算した「単純投票率」。 ↑ 大阪市における特別区の設置についての投票(2015年5月17日執行)・投票中賛成率↑ 大阪市における特別区の設置についての投票(2015年5月17日執行)・単純投票率区別における最大の賛成率は59.0%、最小で44.0%。投票時における選択肢は賛否のいずれかしかないので、最大の反対率は56.0%、最小は41.0%となる。いずれも僅差であり、賛否の差は些細な範囲。区別で意見が片方に偏っていたと強弁できるレベルのものでは無い。