慶應義塾大学とKDDI、エフエム東京の3社は、このIP over デジタル放送を実現するにあたって基礎となる汎用的なシステムを構築し、それを実際の利用シーンを想定したいくつかのアプリケーションも開発した。 その例の1つが、デジタルラジオ放送における「ネットサーフィン同機型ディスクジョッキー」というアプリケーション。放送局のパーソナリティ・DJが放映中に閲覧するサイトをリスナーと共有し、同時に閲覧できる仕組みを搭載する。 リスナーは、パーソナリティ・DJや音楽に合わせて放送波経由で自動的に更新されていくWebコンテンツを、パーソナリティ・DJと内容を共有しながら見て楽しむ。そしてリスナーが投稿した内容を、パーソナリティの操作で即座にブラウザへ反映でき、これらも他リスナーと共有できるような、新しい視聴者参加型の番組展開を可能とする。加えて、多数の受信者(デジタルテレビも含めて)が参加し、Web