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ブックマーク / xtech.nikkei.com (166)

  • 【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(5)「OFFICE WISE」に新方式?KDDIがドコモへの対抗策

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(5) 「OFFICE WISE」に新方式?KDDIがドコモへの対抗策 「始めに断っておきますが,今はまだ具体的な話を言える段階じゃありませんよ」。KDDI社ビルのある会議室。ソファに座るが早いか,法人向け携帯電話サービス部門の担当者は警戒心もあらわに切り出した。取材の焦点は「KDDIが今夏にもau携帯電話と無線LANの一体型端末を投入する」という情報の真偽を確かめることである。 これまでKDDIは無線LAN対応携帯電話機について「技術開発を進めているのは確かだが,音質を確保するための無線規格自体がまだ未成熟。発売は時期尚早だ」とひた隠しにしてきた。だが記者は,端末の開発計画を知る立場にあったKDDI関係者や通信機器メーカー,au携帯電話のユーザー企業から情報を入手。そのどれもが「端末の発売時期は5月から6月」で一致していた。さらに,ある

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(5)「OFFICE WISE」に新方式?KDDIがドコモへの対抗策
  • 【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(4)“N900iLブーム”で戦略見直し迫られる端末メーカー

    「N900iL指名でモバイル・セントレックスの案件が来ることが多く,これほどまでに関心が高いとは思わなかった」,「N900iLのモバイル・セントレックスは,IPセントレックスより大幅に立ち上がりがいい」--。システム・インテグレータ各社は,FOMA/無線LANのデュアル端末「N900iL」を使ったモバイル・セントレックスのブーム加熱にうれしい悲鳴を上げている。 だがその一方で,戦略の立て直しを迫られているメーカーもある。携帯電話機能を持たない,いわゆる内線専用の携帯型IP電話機を開発していた企業である。沖電気工業は携帯型IP電話機「WSP-500」を2004年10月から出荷していたが,販売を取りやめた(写真上)。「モバイル・セントレックス案件のほとんどがN900iL関連。今後はN900iL一で行くかどうかを含めて戦略を練っている最中」(沖電気)と苦しい胸の内を明かす。 当初はどのシステム

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(4)“N900iLブーム”で戦略見直し迫られる端末メーカー
  • 【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(3)「モバイル・セントレックスの提案は食い付きが良い」

    「営業が行くと必ず話を聞いてもらえる」(ユニアデックスのネットワーク戦略営業部・高橋周一部長)。PBX販売会社やシステム・インテグレータは,企業ユーザーのモバイル・セントレックスに対する関心の高さを実感している。モバイル・セントレックスは個人のツールとして広く普及した携帯電話を,会社の内線通話端末としても利用できる仕組み。携帯電話を肌身離さず持ち歩くことに慣れたユーザーに,大きなインパクトをもたらす。しかも,内線通話にかかるコストは定額または無料にできる。 登場間もないモバイル・セントレックスだが,将来の導入を視野に入れる企業ユーザーが相次いでいる。ネットワンのソリューション開発部ソリューション推進部第4チーム村裕二氏は「要求仕様には必ずと言っていいほど“今後モバイル・セントレックスと連携できる仕組みを組み込むこと”という項目が入ってくる」と証言する。 ここまで企業ユーザーの関心が高

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(3)「モバイル・セントレックスの提案は食い付きが良い」
  • 【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(2)インテグレータがこぞってN900iLを自社に導入した理由

    「N900iLを使った内線電話システムにも,多機能電話機と同じ機能が必要だろうか?」――ある通信事業者は,携帯電話を内線電話としても使える「モバイル・セントレックス」のシステム構築を踏まえこんな疑問にぶつかったという。 NTTドコモのFOMA/無線LAN端末「N900iL」を使う内線電話システムでは,内線の音声通話は無線LANで実現する(写真上)。このため,無線LANインフラに音声を乗せることの難しさに話題が集まりがちだ。しかし実際に内線電話システムを作る上では,これ以外にも重要な課題がある。特に実用面で重要になるのが,システムとして提供する「内線電話の機能」。この機能をしっかりと固めておかないと,システムの導入後にユーザーから厳しい指摘を受けることにもなりかねない。 例えばN900iLは従来型の多機能電話に比べて,あきらかにボタンの数が減り,サイズも小さくなっている。今まで携帯電話と多機

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  • 【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(1)PASSAGE DUPLE唯一の端末「N900iL」が抱える“秘密”

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(1) PASSAGE DUPLE唯一の端末「N900iL」が抱える“秘密” モバイル・セントレックス――携帯電話を内線電話としても使う電話システムが注目を集めている。現在,携帯電話事業者3社が提供しているが,その方式はまったく異なる。 NTTドコモの「PASSAGE DUPLE」は外線では携帯電話網を,内線の通信方式に無線LANを使う。このため,市販のFOMAやムーバ端末は使えず,VoIP(voice over IP)機能を備えた専用のFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」が必要となる(写真上)。KDDIの「OFFICE WISE」とボーダフォンの「Vodafone Mobile Office」は携帯電話ネットワークだけでサービスを提供する。このため,KDDIとボーダフォンの方式は既存の携帯電話がそのまま使える。 3社のサービス

    【緊急連載 モバイル・セントレックスの理想と現実】(1)PASSAGE DUPLE唯一の端末「N900iL」が抱える“秘密”
  • 「FOMAも無線もフレッツも」,ドコモがネット接続サービスの新メニュー

    NTTドコモは24日,FOMA利用者向けインターネット接続サービスの新メニュー「mopera U」を6月1日に開始すると発表した。FOMAに加え,ドコモの公衆無線LANサービスとその国際ローミング先,東西NTTのフレッツ・ADSLおよびBフレッツでの利用プランを提供。任意の組み合わせでインターネット接続ができ,請求もFOMA利用料と一化できる。ドコモは「FOMAのスマートフォンである『M1000』のように無線LAN機能を備える端末が出るとネットの利用シーンが広まる。こうしたニーズの多様化に対応した」とする。 mopera Uの主な提供プランと料金は次の通り。FOMAによるインターネット接続ができるプランが「Uスタンダードプラン」。無線LANやフレッツによる接続も使う場合,このプランの契約が必須となる。利用があった月だけ課金する「Uライトプラン」も提供するが,Uスタンダードプランや他の接続

    「FOMAも無線もフレッツも」,ドコモがネット接続サービスの新メニュー