ウィルコムのW-SIMを採用した、最初のサードパーティ製PHSとして登場したのがバンダイの「キッズケータイpapipo!」(3月16日の記事参照)。子供が自ら“いつも持っていたい”と思うような楽しさと、持たせる親が安心できる安全機能にフォーカスして開発された端末だ。価格はオープンプライスで、Webでの販売価格は1万4800円を予定している。
京都で開催された「ケータイ国際フォーラム」展示会場で、ウィルコムブースに児童見守りグッズ「どこ・イルカ」が展示されていた。ユビキたスが企画、開発した製品で、ウィルコムのPHS網を使って位置情報を確認できる。 4月からサービス開始予定で、本体価格は9980円。年間使用料は通信量の多少に関わらず定額の1万4800円で、別途契約事務手数料として2800円が必要になる。販売にあたってはウィルコムの販路を利用するほか、ネット上でも購入可能にする。 ウィルコムのマイクロセルネットワークを利用することで、通信している基地局の情報から端末の居場所を特定できる。子供に持たせておけば、保護者は自分の携帯電話、PHSおよびPCからいつでも子供の場所を知ることが可能。背面のボタンを長押しすると「登下校モード」に代わり、5分ごとに継続的に位置情報を発信する。これにより、保護者は携帯やPCの画面上でどのような経路を移
「バンダイならではのキッズケータイを作りたかった。大人向けの携帯を、制限した携帯にはしたくなかった」(バンダイ社長の上野和典氏) バンダイとウィルコムは3月16日、「キッズケータイpapipo!」を発表した。7~12歳の小学生女子をターゲットにバンダイが開発したPHSで、通信網はウィルコムのネットワークを利用している(3月16日の記事参照)。 ウィルコムと手を組んだ理由は?“バンダイならではのキッズケータイ”とは?――発表会で明かされたバンダイの意図を探っていこう。 “子どものためのケータイ”を作るチャンスがやってきた キッズケータイpapipo!について、ウィルコム社長の八剱洋一郎氏は「個人的にも思い入れのある製品」と語る。「昨年4月に合宿して会議を行ったとき、バンダイさんがその合宿に乱入――我々から見るとまさに乱入という感じだった――されて、『バンダイが考える子ども向けケータイを実現す
バンダイは3月16日、子供向けにデザインしたPHS端末「キッズケータイpapipo!」を発表した。子供が楽しめることと、親が安心して子供に持たせられることを最優先に考え開発した端末だ。メインターゲットは7~12歳の小学生で、6月に発売する。 →「キッズケータイpapipo!」写真記事 通信機能はウィルコムの「W-SIM」で実現しており、インターネット通販、トイザらス、ウィルコム販売代理店などで販売する。カラーは「ぱひぽブルー」「たまごっちバージョン」「ちゃおスタイルバージョン」の3種がある。 メール機能やカメラ機能を搭載するほか、子供向けに専用の待受画面やゲーム、着メロなどのコンテンツを用意し、楽しく使えるように配慮。子供向けに用意する専用サービス「キッズスタジオ」も利用できる。一方保護者向けには、登録者のみとの通話やメール送受信を許可する「安心モード」、保護者が子供の位置を確認できる「位
バンダイが、「キッズケータイ」と銘打った端末のサイトをオープンした。キャッチコピーは「いっつもいっしょのキッズケータイ」。サイトからは「ワクワク」「安全」「メール」「ゲーム」「かわいさ」「たのしさ」にフォーカスした端末であることがうかがえる。 保護者向けのインフォメーションでは、位置情報通知機能や料金制限サービスなどの安心・安全機能を備えながらも楽しい携帯であることをアピール。ネットワークについては、ウィルコム網を使うことがサイトに明記されている。 このキッズケータイは、3月18日からインターネットの予約受付を開始予定。3月下旬から配布する資料請求の受付は既に開始している。 関連記事 キッズケータイ「SA800i」を3月4日に発売 ドコモは、子供を守る機能を搭載した携帯「SA800i」を3月4日に全国発売する。合わせて3月1日から「キッズiメニュー」と「イマドコサーチ」を提供する。 緊急時
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く