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ブックマーク / www.cinra.net (15)

  • 菊地成孔と行く『日本近代音楽の150年』展 | CINRA

    いまから150年前、この日ではどんな「音楽」が鳴っていたのか? 長い鎖国の終わりを告げる黒船軍楽隊の響きに始まり、西洋との出会いは政治教育、娯楽とも絡み合いながら、日音楽を激変させていきました。そして、そこには、今日のポピュラーミュージックに直結するトピックも見えてきます。その様子を楽器、楽譜、レコード音源から関連アートまで304点を揃えて伝えるのが東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている『五線譜に描いた夢 ─ 日近代音楽の150年』展。今回はミュージシャンの菊地成孔さんをゲストに、このユニークな音楽の展覧会を体験。彼が「クラシック以外の音楽が好きな人たちこそ見るべき」と語った、発見にあふれる体験を紹介します。 文明開化の渦中における「日近代音楽」の産声 開国以降、現代までの日近代音楽の変遷をたどる4章構成の同展覧会、第1章はずばり「幕末から明治へ」。展示室入り口で

    菊地成孔と行く『日本近代音楽の150年』展 | CINRA
  • 北野武が語る「暴力の時代」 | CINRA

    北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』が、10月6日(土)に全国公開される。とても衝撃的な、そして非常に重みのある一作だ。ベネチア国際映画祭でも、受賞こそ逃したものの、現地のイタリア人からは「最高傑作」という声もあったという。以下のインタビューで北野武監督自身が語る通り、バイオレンスエンターテイメント映画の文法自体を更新し、新しい時代の表現方法を開拓するような一作。そして明らかに、震災以降の日の社会のムード、そして世界各地で様々な社会の綻びが明らかになっている今の時代の空気と呼応しあうような作品になっている。 「巨大暴力団同士の熾烈な抗争を舞台に、悪人同士の壮絶な権力争いを描いたバイオレンスエンターテイメント映画」という作。映画を観終わった後に強く印象に残るのは、ひたすら繰り返される暴力と死のあり様だ。前作ではオリジナリティーのある「痛み」の描写が評判を集めたが、それとも違う、ピ

    北野武が語る「暴力の時代」 | CINRA
  • 山本精一、Maltine Recordsなど宅録&DIYミュージックを網羅のガイド本 | CINRA

    自宅録音などハンドメイドに作られる音楽の世界を紹介したガイド『宅録D.I.Y.ミュージック・ディスクガイド HOMEMADE MUSIC』が、3月18日に刊行された。 同書では、潤沢な予算や立派な環境がなくとも、様々なアイデアと情熱をつめこみ、まるで「ZINE」や「リトルプレス」のように音楽を作っているアーティストや、膨大なディスレビューを掲載。 ハウスレコーディングの基礎知識から、山精一、曽我部恵一へのインタビューや、500枚程度の小ロット生産だからこそできる特殊パッケージ、ニコニコ動画やボーカロイドの登場により盛り上がりを見せる同人音楽、ネットレーベル「Maltine Records」訪問記など、アナログとデジタルの枠を越えた、幅広いDIYミュージックを取り上げている。 著者は、yoga'n'ants、元CITRUSのメンバーとしても知られるグラフィックデザイナーの江森丈晃。執筆陣

    山本精一、Maltine Recordsなど宅録&DIYミュージックを網羅のガイド本 | CINRA
  • 菊地成孔らも称賛する福岡のSSW・倉地久美夫のドキュメンタリー、監督は冨永昌敬 | CINRA

    東京と福岡を足場に音楽活動を続けるシンガーソングライター、倉地久美夫のドキュメンタリー映画『庭にお願い』が、3月5日より池袋シネマ・ロサにて公開される。 1964年、福岡県に生まれた倉地は、高校時代から多重録音による音楽制作を開始。混成合唱団、身体パフォーマンス、映像、ダンスとのセッションへの参加など様々な活動を経て築き上げられた独自の歌声とメロディ、そして不可思議なギターの音色は、多くの人を魅了し続けている。また、多数のミュージシャンとの共演歴を持ち、特に1990年代半ばから断続的に続けている菊地成孔、外山明とのトリオには称賛の声が多い。 『庭にお願い』は、あまりにも独特ながら、人の心を惹きつけてやまない倉地の音楽世界の秘密に迫る作品。監督を担当したのは、『乱暴と待機』『パンドラの匣』のほか、菊地成孔、相対性理論らのPVでも注目を集める冨永昌敬。同作は自身初のドキュメンタリー映画となる。

    菊地成孔らも称賛する福岡のSSW・倉地久美夫のドキュメンタリー、監督は冨永昌敬 | CINRA
  • 13年ぶり復活遂げたSWANSが来日、ゲストに12弦ギター奏者James Blackshawも | CINRA

    オリジナルメンバーのマイケル・ギラ、ノーマン・ウェストバーグらに、ANGELS OF LIGHT、FLUX INFORMATION SCIENCESなどのメンバーを加えて再結成を果たした「SWANS」が、2011年3月に来日することが明らかになった。 SWANSは、1982年にニューヨークにて結成。その常軌のスタイルを越えたサウンドから、1stアルバム『Filth』はリリース当時、プレスから「こんなの音楽ではない!!」と酷評されるほどだったが、徐々にオリジナリティーを確立。後にはSONIC YOUTHとオルタナティブシーンの2大巨頭として、数々の名作を残した。 そして2010年、13年ぶりの復活を発表しシーンを驚かせたSWANSが、実に20年ぶりとなる来日を果たす。現在決定しているのは、3月15日の東京・渋谷CLUB QUATTROと、3月17日の大阪・心斎橋CLUB QUATTROの2公

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  • 大谷能生ら擁するジャズ・エレクトロニカバンド「MAS」のニューアルバムが完成 | CINRA

    ヤマダタツヤをリーダーに大谷能生、成井幹子(sgt.)などをメンバーに擁する5人組のジャズ・エレクトロニカバンド「MAS」が、11月10日に3rdアルバム『えんけい / En Kei』をリリースする。 同作は「円径、遠景、、、点と点がつながる輪や線。彼方の景色」がテーマ。緻密にプログラミングされたエレクトロニクスと疾走するリズムは格段に進化を遂げ、感情をゆさぶる美しいサックスやバイオリンのメロディが絡み合い、様々な情景が浮かび上がる作品となっている。 今回はゲストプレイヤーとして、石聡(pasadena、あらかじめ決められた恋人たちへ)がdubmixで、塩川剛志(BALLOONS)がギターで参加。また、11月23日からは東京・名古屋・大阪にてリリースパーティも予定されている。 タワーレコードやHMVなど対象店舗で購入すると、初回限定特典としてリミックス音源収録のCD-Rが配布される。詳細

    大谷能生ら擁するジャズ・エレクトロニカバンド「MAS」のニューアルバムが完成 | CINRA
  • 『ALL TOMORROW'S PARTIES』の日本初上陸が決定、舞台は新木場STUDIO COAST | CINRA

    『ALL TOMORROW'S PARTIES』の日初上陸が決定、舞台は新木場STUDIO COAST オルタナティブミュージックの祭典『ALL TOMORROW'S PARTIES(オール・トゥモロ−ズ・パーティーズ)』の日上陸が決定。イベント『I'LL BE YOUR MIRROR(アイルビー・ユア・ミラー)』として2011年2月27日に東京・新木場スタジオコーストで開催されることがわかった。 昨年で10周年を迎えた『ATP』は、毎回ホストとなる1アーティストがラインナップを選出するというユニークなスタイルで開催されているイベント。これまでのキュレーターは、MOGWAI、TORTOISE、SHELLAC、Autechre、My Bloody Valentine、The Flaming Lips、Dinosaur Jr.、The Mars Volta、SLINT、The Breede

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  • 表現とは罪を犯すこと 瀬々敬久×中原昌也対談 | CINRA

    複数の殺人事件をきっかけとし、加害者・被害者たちの絡み合う人生と復讐劇を描いた『ヘヴンズ ストーリー』。「罪と罰」「少年犯罪」「復讐の先にあるもの」など、現代の社会では目を背けることのできないテーマに正面から取り組んだ濃密な傑作だ。監督は『ドキュメンタリー 頭脳警察』(09年)、『感染列島』(09年)、『ユダ』(04年)などで知られる瀬々敬久。ピンク映画界からキャリアをスタートさせ「ピンク映画四天王」の1人として名を馳せた同監督は、現在ではジャンルを越境しさまざまな作品を発表している。そして作では、あえて「自主制作映画」の手法を用いて4時間半に及ぶ大作を撮り上げた。今回、その魅力を深く知るために、映画の公式サイトに感動的なレビューを寄せている中原昌也氏をお呼びして対談を行った。冗談を交えつつも、話題は『ヘヴンズ ストーリー』の背景から日映画界の未来にまで大きく広がり、旧知の仲である2人

    表現とは罪を犯すこと 瀬々敬久×中原昌也対談 | CINRA
    donncherrrryy
    donncherrrryy 2010/10/16
    >例えば撮影中にジャマな木の枝を折ってしまうこともそうですが、それを「手を汚す」と自ら告白し
  • 『nest festival'10』に米ファミコン音楽カバーバンドや、inou、オウガら大集合 | CINRA

    東京・渋谷O-Eastを舞台に行なわれる恒例のライブイベント『nest festival'10』が、今年も10月24日に開催される。 現時点で明らかになっている出演者は、HELLAのギタリストSPENCER SEIMを中心に結成されたファミコンミュージックのカバーバンド「The Advantage」をはじめ、Ryan Francesconi、PE'Z、OGRE YOU ASSHOLE、group_inou、在日ファンク、Discharming man、oono yuuki、長谷川健一(+石橋英子+山達久)の9組。国内外のアーティストが入り乱れる熱い一夜になりそうだ。なお、今後も出演者の追加発表を予定している。 チケットは各プレイガイド及び、O-EAST、O-nest店頭でも発売中だ。 『nest festival’10』 2010年10月24日(日)OPEN 13:00 / START

    『nest festival'10』に米ファミコン音楽カバーバンドや、inou、オウガら大集合 | CINRA
    donncherrrryy
    donncherrrryy 2010/09/21
    The Advantage来日とな/3500円でこれか。いいな
  • バンド「たま」に迫ったドキュメンタリー映画が公開決定 | CINRA

    2003年に解散したバンド「たま」に迫ったドキュメンタリー映画『たまの映画』が、テアトル新宿で公開されることが明らかになった。 「たま」は、1984年に石川浩司、知久寿焼、現在は名の柳原陽一郎名義で活動する柳原幼一郎の3人で結成され、1986年に滝晃司が加入。バンドブームを巻き起こしたテレビ番組『三宅裕二のいかすバンド天国』に出演したことで一躍注目を集め、シングル『さよなら人類』でメジャーデビューを果たした。その後、1995年に柳原が脱退。石川、知久、滝の3人でマイペースに活動を続け、2003年に解散した。 『たまの映画』は、柳原の脱退後も、時代や環境が変化する中でも自分らしい生き方で表現をし続ける石川、知久、滝の3人に焦点をあてた作品。監督は、アドリブを多用した人間の質を伝えるリアルな演出で評価され、2008年に映画『微温』で『水戸短編映像祭』でグランプリ、2009年に映画『最

    バンド「たま」に迫ったドキュメンタリー映画が公開決定 | CINRA
  • 代官山UNITの6周年アニバーサリーでクラウトロックのパイオニア、Clusterが来日 | CINRA

    「創造」をテーマに様々なシーンの交差点として代官山から音楽を発信し続けるライブハウス「UNIT」の6周年を記念したアニバーサリーイベントが、7月3日にオールナイトで行われる。 これまでも同アニバーサリーでは、James Chance and the Contortions、ESG、Silver Applesなど豪華アーティストを招いてきたが、今回はクラウトロックのパイオニア、Clusterが登場。クラフトワークやタンジェリン・ドリームらと並行して、電子音楽とロックやエクスペリメンタル・ミュージックを最も早い段階で融合し、今日にまで連なる電子音楽の流形をつくった重要ユニットの来日とあって、見逃せないライブとなるだろう。 さらに、ATAK所属のevala、Borisをはじめ、DJにFumiya Tanaka、KENJI TAKIMI、L?K?O、INNER SCIENCE、タカラダミチノブなど

    代官山UNITの6周年アニバーサリーでクラウトロックのパイオニア、Clusterが来日 | CINRA
    donncherrrryy
    donncherrrryy 2010/06/18
    クラスター来日
  • イルカ漁映画『ザ・コーヴ』が、ニコニコ動画で全編無料配信決定 | CINRA

    国内の公開予定劇場で次々と上映の中止や見合わせが発表されている、イルカ漁の実態を描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』が、明日6月18日にニコニコ動画で全編無料配信されることがわかった。 『ザ・コーヴ』は、和歌山県の太地町で行われている立ち入りのイルカ漁を捉えた作品。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞するなど高い評価を得ているが、上映に対する抗議運動を受けて、東京・シアターN渋谷をはじめとする一部の劇場で上映中止が発表されていた。ニコニコ動画での配信は、2000名限定となる。 また、6月21日には『ザ・コーヴ』に対する討論番組がニコニコ動画上で生放送される。当日は、一水会・最高顧問の鈴木邦男、宝島社『この映画がすごい!』編集長の藤江ちはる、「ひろゆき」こと西村博之の3名が、『ザ・コーヴ』をめぐる問題について討論を行う。 『第82回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞作品『ザ・コ

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  • 菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA

    菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの結成5周年を記念したツアー『1000年後の南米のエリザベス・テイラー』が名古屋・京都・東京の3箇所で開催される。菊地のソロ・アルバム『南米のエリザベス・テイラー』のライヴ用に臨時編成されたバンドが、好評に付きレギュラー化されてから5年、ツアー・タイトルにはもう一度初心を見つめ直す意味が込められているそうで、フレッシュなステージが期待できそうだ。そこで今回は、京都にゲスト出演する□□□から三浦康嗣と村田シゲを迎え、菊地との対談をお届けする。それぞれジャズとヒップホップを機軸としながらも、そこに留まることのない幅広い音楽性と独自の活動姿勢が日音楽シーンで異彩を放っている両者、その対談はやはり濃密なものとなった。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 僕はヒップホップに行かずにちゃんと楽器を習ってジャズになりましたが(笑)、聴き手とし

    菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA
    donncherrrryy
    donncherrrryy 2010/06/01
    ”「ジャンルは関係ない」ってマイ・ルールだけでやっちゃうのはとっくにダメっていうのは前提だって感じますね。”/”ブリコラージュしたことでしか表現できない本質性みたいなものがあるんですね。”
  • メディアアートの祭典『アルスエレクトロニカ』の特集展、岩井俊雄、明和電機らの作品も | CINRA

    『アルスエレクトロニカ』の30周年を記念した日のメディアアートの特集展『サイバーアーツジャパン−アルスエレクトロニカの30年』が、2月2日から東京都現代美術館で開催される。 『アルスエレクトロニカ』とは、1979年にオーストリア・リンツ市で創始された世界最大の電子芸術フェスティバル。約5日間に渡って開催される100を超える多彩なイベントに、毎年10万人以上の観客が集まるのと同時に、多数の新しい才能を世界に送り出してきた。また、これまでに冨田勲、坂龍一+岩井俊雄や明和電機などをはじめとする日人も多数の受賞と参加を遂げており、日とも深い絆で結ばれてきた歴史をもっている。 同展は、そんな『アルスエレクトロニカ』について、日との関わりを中心に紹介する特集展だ。「平野啓一郎+中西泰人+森野和馬+ケンイシイ」や岩井俊雄、明和電機、八谷和彦といった歴代受賞者による受賞作や近作、新作が展示される

    メディアアートの祭典『アルスエレクトロニカ』の特集展、岩井俊雄、明和電機らの作品も | CINRA
  • 菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA

    インタビューは、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の新作を発端に、「わかりたいあなたのためのCINRA的・菊地成孔入門」として構想された。博覧強記の音楽家・菊地成孔の正体を見極めよう、という目論見である。しかし、その狙いは見事に外れてしまった。鋭敏な感性と精緻な知性に裏打ちされた、音楽・ダンス・映画等々に関する膨大な固有名詞を台風の様に巻き込んでいく彼の言葉は、吐き出されるとともに地平線の向こうへと消えていった。あっという間に。彼に追いつくことは生半可ではなかったのだ。それでいて、親しみやすいアニキのような雰囲気をたたえた彼。なぜか「一緒に飲みながら話を聞いてる」錯覚にも襲われてくる稿、ぜひ「右手に哲学書、左手にビール」をご用意いただきお読みください。 (インタビュー・テキスト:木村覚 写真:柏井万作) ダンスとダンスミュージックの「特殊域」を模索しています ―菊地成孔とペペ

    菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA
    donncherrrryy
    donncherrrryy 2009/12/08
    80年代の情報のブュッフェ状態/ロックのタコ踊り/decade/"成長のモデル無きまま成長しなきゃならないわけです(インタビュアー)”
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