恐ろしいことに年も開けてすっかり2021年になっていました。 カード決済がどの様に実装されているかを勉強した時のメモです。 必要なもの: Stripeアカウント(テスト目的であればメールアドレスだけで作成できます) Goの実行環境 はじめに ― 決済の非保持化とStripe 2018年6月に施行の「改正割賦販売法」に基づき、クレジットカード加盟店事業者はユーザーのカード情報を保持してはならない「カード情報の非保持化」が義務付けられました*1。つまり加盟店側は一切のカード情報を保持してはなりません。また、カード情報を自社サーバーなどログを残すことが可能な経路を通過させてはなりません。 ここで登場するのがトークン式決済です。 Stripeの場合、Stripe.jsライブラリを用いてカード情報を直接Stripe社のサーバーに送信し、カード情報をトークンとして加盟店のサーバーに渡す事で決済の非保持