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ブックマーク / completewalker.blogspot.com (21)

  • 奥秩父から奥多摩縦走 2021.8.19-26.

    8/19 佐久平に早く来すぎ。コンビニに行ってKindleを読んで時間を潰す。後は順調でJRで信濃川上、バスで川端下14:30。27kgのバックパックは重く、2時間ほど歩いて、キャンプ地の第一候補地で終了。18:30テント設営。およそ1700m地点。夕はステーキ。ちょっと良い肉を買ったためか、非常に美味しかった。ちょっと高い中国製のエアピローが空気ぬけ。ずっとお荷物になった。 8/20 5時頃起きる。出発は6:40ほど。一時間ほどで登り口。車が一台入ってきて待っている。変だと思ったら川上村の遠足、先生3名、ガイド1名、テレビ局1名つき。子供は5-6年生10名ほど。素晴らしくリッチ。金峰山荘で小雨。頂上は11:40。ゆっくりとランチ。雨ではなく曇り。天気は曇りで富士山は見えず、大弛峠は午後4時頃。テント場ではなく、林道に張った。夕は手作りハンバーグ。 8/21 5時頃起きる。へとへと。今

    奥秩父から奥多摩縦走 2021.8.19-26.
  • アメリカ・ハイキング入門 (自己出版)

    このは「米国ハイキング大全」(エイ出版、2018年)の改訂版である。の出来映えはひどく、写真が白黒で小さく黒つぶれしていたし、イラストは不正確で、著者の意図を無視した、編集者による書き換えがあった。機会があれば、絶版にして、出版し直したいと思っていた。そんな時、エイ出版が多額の負債を抱えて倒産し、出版契約が解除になった。 そこで、エイ出版に提出する前の原稿に手を加えて自己出版することにした。原稿とレイアウトは手慣れたLaTeX で行った。地図のイラストはフリーのCalTopoをベースに作成し、全領域で5万分の1の地形図を収納した。クロスカントリー・ルートはさらに大きな縮尺の地図を載せた。写真はコストの関係で白黒としたが、PDFのカラー画像を白黒画像に変換した。この方が黒つぶれせず、カラー写真の濃淡が保たれると思う。カラー写真は印刷物ではコストがかさむので、別途、カラー写真だけのKind

    アメリカ・ハイキング入門 (自己出版)
  • 半月板損傷 meniscal tear

    半月板損傷 meniscal tear 5月中旬、半月板損傷、白木峰の雪の斜面で膝を強くひねったため。受傷1~2日後にひどく腫れて濡れてぬぐいでアイシング。「膝を伸ばすときに一瞬引っかかるような違和感(キャッチング)」と激しい痛みがあった。医者にも行かなかった。 しばらくしてビタミンD3に抗炎症作用があることに気づき、5000iuを10日ほど服用。目に見えてよくなった。10日ほどで副作用が出て中断。400iu/day、中断、200iu/day、中断、100iu/day、中断と用量を減らした。過剰になると、背中が重苦しくなり、大便がかちかちになる。ビタミンD3は蓄積毒性があるので注意。

    半月板損傷 meniscal tear
  • SNOWBOUND( 雪に囚われて )

    OutsideというWebにSNOWBOUNDという記事があり、引き込まれて読んでしまった。これは翻訳すべきだと感じた。やや難しい英語なので、ほとんどの日人には難しいからだ。ベテラン・スルー・ハイカーが雪に閉じ込められたという話だが、いくつか教訓があるだろう。 1.SPOT(衛星通信装置)の費用(月数ドルだが)をけちって料やマリファナに回した。 2.山に向かうタイミングが遅かった。大きな冬の嵐が来るという天気予報を無視した。 3.彼は紙の地図を持ってなかった。 4.装備がウルトラライトでぎりぎりだった。(足から凍傷になっている) I have read the article "SNOWBOUND" in Outside Magazine. I feel I should translate this into Japanese because its English is a lit

    SNOWBOUND( 雪に囚われて )
  • The 2018 Lake Louise Acute Mountain Sickness Score

    レイク・ルイーズ・急性高山病評価尺度2018年版 が改訂された。元論文はここ。 1993年以降、レイク・ルイーズ・急性高山病評価尺度は、急性高山病の症状評価で世界的に研究で用いられてきた。日でも日登山医学会編集「登山の医学ハンドブック」(杏林書院,2009)に紹介されていたほか、筆者も「高山病をどう回避するか」(富山大学人間発達科学部紀要, 2017)に記載した。 長い間、議論になっていたのは、診断基準に睡眠障害を含めるか否かである。睡眠障害は頭痛・消化器症状・疲労・めまいなどの症状と異なったクラスターであった。複数の因子分析的研究の結果、このことが確認された。そこで睡眠障害を「低酸素症」として、これを評価尺度から切り離し、少し詳細化されている。内容を次に示す。 ---------------------------------------- 頭痛 0 ... なし 1 … 弱い頭痛

  • Long Slow Distance

    ジョー・ヘンダーソン「LSD -人に優しいトレーニング」 日語訳が無料公開された。読んだのでメモをしておく。LSDは長距離をゆっくりと走ることだが、著者は「単なるトレーニング法」ではなく、「スポーツというものの質をどうとらえるかという問題なのだ」という。ランニングの世界ではスピード信奉が過大評価されている。「スピード・トレーニングが危険を伴うのに比べて、スタミナ重視のトレーニングは安全だし、心地よい方法」である。 「フルマラソンを1マイル5分4秒ペースで走りきったアンビー・バーフットは、普段の練習ではこれよりも1マイル2分遅いペースで走っていた」し、最高のウルトラランナーだったアーサー・ニュートンも「可能な限り頻繁に練習」し、「疲労困憊するまで走ってはならない」と著書に書いていた。スウェーデンで生み出されたファルトレック(トレイルランニングに該当)もニュートン式のゆっくりで単純な方法へ

  • John Muir Trail Guide ジョン・ミューア・トレイル・ガイド

    ジョン・ミューア・トレイル(John Muir Trail: JMT)は、カリフォルニア州のシェラネバダ山脈にあり、ヨセミテ・ヴァレイからマウント・ウィットニーまで続くトレイルで、総延長は339km(211mile)である。アメリカのナンバー・ワン・トレイルであると評価され、世界中のハイカーの聖地といえる。 アメリカの国立公園をキャンプしながら歩くには、パーミットという許可証が不可欠である。ところが、ハイキングの方法やパーミットの取り方を詳しく紹介した書籍としては筆者の「米国ハイキング大全」(エイ出版、2018年)くらいしかない。 ただ、写真は小さく印刷され、ほとんどモノクロで、渡渉回避ルートやサイドトリップ・ルートのイラストは、十分詳しく表現できなかった。書籍の関係でその後の変化も反映されていない。ジョン・ミューア・トレイルのイメージを正しく把握するには不十分な結果であった。 書は上記

    John Muir Trail Guide ジョン・ミューア・トレイル・ガイド
  • 奥秩父から奥多摩縦走 2019.10.29-11.5

    2015年に一度行ったが、天候悪化と転倒でトレッキングポールを折り、雲取山から鴨沢に下山して終了。今回は奥多摩駅まで行くつもりで、秋晴れが続く日を待った。また、距離を欲張らず、早めにテントを張ることにした。時間がないので、記録を簡単にまとめる。 写真はここ https://photos.app.goo.gl/WBsQsDnEXVzpmo3bA 10/29 秋晴れが続く見込みで、小雨の中、信濃川上に向かう。ところが、列車のアナウンスで小梅から行かない、代行運転という。小梅で下りるが2時間待ち、タクシーに料金を聞くと、信濃川上まで8000円くらいという。お金に自信がないので、即、思いとどまった。その運ちゃん、代行運転の運転手でもあり、一時間すれば大型タクシーが来るから、乗ればよい、俺が運転手だよと教えてくれる。乗り込んだのは学生一人と自分一人のみ。川上駅に着くが、もちろん、バスを一時間待たない

    奥秩父から奥多摩縦走 2019.10.29-11.5
  • Spring Chicken

    やっと読んで内容をまとめた。良いだったようだ。 ----------------------------------- Spring Chicken 訳語は難しいが、サブタイトルのstay young forever(永遠に若く)という意味だろう。Business Insiderに紹介記事があり、Biosphereのことが紹介されていた。それで、Biosphereの解説書かと思ったが、アンチエイジングに関する啓蒙書だった。 1章と2章はエピソードとエイジングの話で、あまり印象に残っていない。3章から成長ホルモンの話題になる。1980年代初め、ホルモンが若さの秘密だと考えられ、販売する会社がいくつも現れた。ただ、研究が進むと、ホルモンは加齢を加速するようだった。女性ホルモンは癌化を促進するし、男性ホルモンは心筋梗塞を引き起こす。1997年には成長ホルモンがアンチエイジングの妙薬として脚光を

    Spring Chicken
  • Wilderness Medical Societyの高山病予防ガイドライン2019年のupdateの一部紹介

    この論文は2017年に富山大学人間発達科学部紀要に掲載した。PubMedで論文検索をして、2016年時点の研究までを含めたレビューになっている。その後の進展としてはレイク・ルイーズAMS自己評価尺度の改訂ほか、いくつもの研究論文が現れている。Wilderness Medical Societyの論文のニュアンスも変化している。高所脳浮腫(HACE: high altitude cerebral edema), 高所肺水腫(HAPE: high altitude pulmonary edema)の治療法が詳しいのだが、急性高山病(AMS: acute mountain sickness)の予防や治療を中心に紹介する。 ゆっくりと登る  これが最善だが、ランダム化比較試験はない。二つの研究によると、2,200m~3,000mに6~7日滞在すると、4,300mに登っても急性高山病のリスクが小さい

  • CompleteWalker: Hiking in America ---postscript to the book

    二〇〇九年の夏、初めてジョン・ミューア・トレイルを歩いた。幸い、天気に恵まれたし、料計画の失敗から少し体重を減らしただけで、スルー・ハイクは成功した。極上の夏休みだった。それに味をしめたのか、毎夏、一カ月の休暇を取って遊びに行くようになった。好奇心と偶然からPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)のメーリングリストにも参加した。 二〇一二年、そのメーリングリストで知り合い、一度、カリフォルニアでお世話になったシュルーマーが声をかけてきた。「この夏にカリフォルニアに来るのか。ハイシェラ以外に興味はないか。ワイオミングのウィンド・リバー・レンジ(ウィンズ)にはヨセミテより尖った岩山があるし、もの凄く奇麗な場所だ。もう一つ、グレイシャー・ナショナル・パークは大陸の王冠と言われ、アメリカで一番奇麗な場所だ。もし、興味があるなら一緒に行かないか。パイパーやトレイルハッカーにも声をかけてみるつもり

    CompleteWalker: Hiking in America ---postscript to the book
  • 奥多摩ループ(反時計回り) Okutama loop -counterclockwise

    inReachでの通信箇所。逆時計回りに歩いた。携帯電話は雲取山くらいしか通じない。 仕事で忙しく春の奥多摩は行ったことが無かった。昨年末は時計回りに歩いたので、今年は逆向きとした。長期予報で晴天の続く日を伺い、急遽、出発。 5/14 8:00富山発、鳩ノ巣13:00着、非常に暑くなった。大根の山の神までが遠い。トータルパックウェイト26kg。杉の殿尾根を歩く。大だわへ巻き道に入るが、地図とGPSい違う。地図の分岐は100mほど手前に表記されている。東京都のレンジャー二人と会う。一般道ではない。川苔山への尾根は岩岩しているとのこと。それで大だわから巻き道へ。これも良くない道。 舟井戸17:00。休んでいる人に写真を撮って貰う。キャンプ適地だったが、先に進み、水場に下りて6リッター担ぐ。川苔山山頂6:00 5/15 5:00 目が覚めた。期待していた富士山は見えない。6:40出発、日向沢

    奥多摩ループ(反時計回り) Okutama loop -counterclockwise
  • 奥多摩一周 Okutama loop trail

    富士山を撮影する関係で時計回りに歩いたが、高度や水場の関係では初日に川苔山に向かう反時計回りの方が良いだろう。天気予報は長期間晴れで安定していた。前泊と後泊を入れたので、リッチなハイキングになった。 11/23 富山から奥多摩に移動。14:00着、スーパーで少し買い物、コンビニは一つ閉鎖。氷川キャンプ場泊まり。 11/24 6時起き、8時出発、水は2L持つ。ウルトラライト系の人が道に迷っていたので登り口を教える。15:30 鷹ノ巣山、16:00避難小屋近くでテント設営。水は5L確保。小屋には何泊もしているおじさんと別のウルトラライトの人、この人は引き返して一泊のみ。テント内-2度。 11/25 8:00出発、富士山を撮影しながらゆっくり。12:00 雲取山、13:30 キャンプ場、地面が凍っていた。短パン、生足ゲイターで、村上先生と分かったという人、野宿大全で、この道に入ってしまったらしい

    奥多摩一周 Okutama loop trail
  • JMT Northbound 2017 (3) --- BishopからYosemiteへ

    昨年のJMTは一部を雑誌に書くかもしれないので放置。今年のJMTも、いろいろ忙しかったので、放置していた。いくつか重要な出来事があったので、防備録として記述しておく。 全部の写真はここ バスでNorth Lakeへの分岐、9:10。林道を辿り、North LakeのTrailheadが10:15。登りなので遅い。Loch Leven湖でlunch、Pass は15:40と遅くなった。ただ、下りはなだらかで、速く歩けた。トレイルが二つに分かれるが、どうせ合流する。小高いトレイルを進み、6時頃、わずかな水を見つけ、小高い丘にテント設営。

    JMT Northbound 2017 (3) --- BishopからYosemiteへ
  • アメリカハイキング

    Painted Lady 7/24 足を痛めて、Bishopに停滞しています。実はGlacier, John Muir Trail, Wind River Rangeを中心にアメリカハイキングのを書きました。出版社の関係で出版が延期され、来春頃になる予定です。 今年は大量の積雪と猛暑で6人ものPCTハイカーが亡くなりました。少し前にも日人1名、中国人1名が渡渉で亡くなりました。言語理解の関係か、外国人死亡者の割合が大きかったです。 渡渉回避ルートなど、多くの危機回避情報があったのに、生かされず、日人死亡者を出してしまいました。非常に残念です。そこで情報交換のため、フェイスブックでアメリカハイキングのページを立ち上げました。興味のある方はご参加ください。 現在、私はアメリカで、スマホしかなく、ページの説明を執筆・編集できる状況ではありませんが、帰国後、整理する予定です。 https:/

    アメリカハイキング
  • ケトンと乳酸塩は癌細胞を幹細胞化し、再発、転移を促進する

    ケトン(低炭水化物ダイエット、糖質制限)は、癌を育てるようだ。遺伝子解析によって、ケトンと乳酸塩は癌細胞の成長を促進し、幹細胞化して、癌の再発や転移を促進することが分かった。癌細胞が乳酸塩やケトンを利用するのは一般的な現象であり、それ故、乳酸塩やケトンは、まざまな癌の予後を悪くする。乳酸塩かケトンを補充するとコロニーの直径が25%、細胞数は2-3倍になる。やはり、タンパク質は総摂取カロリーの20%以下にして脂質も控えた方が良さそうだ。癌になれば、事療法ではなく、抗癌剤を使わないといけない。 Ketones and lactate increase cancer cell “stemness,” driving recurrence, metastasis and poor clinical outcome in breast cancer これは2011年のCell Cycleのオープ

    ケトンと乳酸塩は癌細胞を幹細胞化し、再発、転移を促進する
  • 癌の食事療法 Cancer Diet

    Cancer Diet, 翻訳すると癌の事療法かな。ドイツ語の文献もあったが、読みにくいし、オープンアクセスではなかった。これはやはりドイツの研究者による英文のオープンアクセスのシステマテック・レビューである。たぶん、同じ内容だろう。人気のある13の癌の事療法のレビュー。これは補完代替医療(Complementary and alternative medicine)でもある。

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  • あなたの知識はなぜ間違いなのか(仮題)

    小さい頃、親の都合で鹿児島の片田舎から大阪に引っ越した。さらに堺に引っ越して大阪文化に慣れた頃だろう。小学校二年か三年の時、子供同士で流行った言葉遊びがある。「綿一貫目と鉄一貫目のどちらが重いか」と聞いて、相手を引っかける遊びである。尺貫法の関係で、今なら「綿一キロと鉄一キロのどちらが重いか」になるだろう。少し頭が鈍いと「鉄!」と応えて、友達に笑われる。ただ、それだけである。一度、引っかかり、分かってしまうと、この遊びはお仕舞いになる。 この遊びで、私は一度引っかかり、報復措置として数人の友人を引っかけた。その後、私は「綿」のふわふわとした感覚や「鉄」の冷たく硬い感覚と、全体の重量は別の問題だと認識した。比重の軽い綿でもたくさん集めれば一キロの重さになるし、小さな硬い鉄でもやはり一キロの重さになる。言い換えると、小学校低学年では、質の問題と量の問題を混同しがちであるということだ。 大人に

    あなたの知識はなぜ間違いなのか(仮題)
  • WIGWAM vs. Smartwool --- A comparative trial of socks in the winter training ---

    WIGWAM vs. Smartwool --- A comparative trial of socks in the winter training --- WIGWAM とSmartwoolのソックスを左右に履き、三泊四日、歩いてみた。残り物キャンプフードを全部持ったので、荷重は初日で27-28kgと重かった。は古いAsolo、硬いなじみのないインソール。ソックス交換は左右入れ替えるだけで、なるべく行わないようにして、悪条件を作った。四日間、慎重に比較した。 I wore WIGWAM and Smartwool socks right and left each other, and walked for 4 days. Since I carried all the leftovers of camp food, the total pack weight was around

    WIGWAM vs. Smartwool --- A comparative trial of socks in the winter training ---
  • How to charge a lithium-ion battery of DSLR camera by solar panel.

    How to charge a lithium-ion battery of DSLR camera by solar panel. 実はPentax のK-3を買ってしまった。K-30は単三電池駆動で理想的だが、画質にもう一つ満足出来なかった。ミラーレスではOlympus E-M1, FUJIFILM X-T1 を検討したが、電子ファインダーが好きになれなかった。そこで、Pentax K-3にした。防塵・防滴で、ファインダーが良い。ただし、重い。問題はリチウムイオンバッテリーの充電だった。 At last, I have bought Pentax K-3. Although K-30 was ideal, because it can be driven by AA batteries, I did not satisfied with its image quality. I exa

    How to charge a lithium-ion battery of DSLR camera by solar panel.