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ブックマーク / suadd.com (13)

  • 世界一周番外編ーインドでボッタクられない方法 – suadd blog

    インドでは当にボッタクってくる輩(やから)が多いです。 原則的に話しかけてくるひとは99%ボッタクリ(当に!)なので無視するのが一番トラブルを避けるよい方法ですが、個人的には話していると思いがけないおもしろい話もあったりするので、最近は適当に話を合わせるようにしてます。ひとを無視するのはあまり気分よくないですし。 とはいえすべての話を信じていてもダメです。日的な感覚からは信じがたいですが、「XXは今日は休みだ」「XXまではXキロもあるから歩けない」「XXルピーじゃ絶対にそこまで行けない」などと平然と嘘をつきます。リキシャで移動し終わってから「やっぱり時間かかったからXX」と割増し請求されるのは日常茶飯事です。 ガンガーへと続く道。雑然としている posted by (C)suadd なぜこのようなことが起こるかというと、インド人の倫理観では金持ち(注:インド人スタンダードからすると日

  • 日本企業が海外で成功する方法を知る「セガvs.任天堂」 – suadd blog

    ゲーム業界の歴史を主にセガ・オブ・アメリカの視点から描いており、いままさにUSでビジネスをしている身としては、非常に勉強になりました。 近年まれに見るアメリカ市場で日企業が競合しあいながらどの会社も成功した事例であること。最後の方にソニー(プレイステーション)も出てきます。 任天堂が荒川さんという山内さんの娘婿をニンテンドー・オブ・アメリカの社長に据えて成功したわけですが、そこにセガは中山元社長が元々バービー人形を再建したカリンスキーをセガ・オブ・アメリカの社長に据えて一時期はシェアをひっくり返すほとの大成功を納めたという手法の違い。 全米規模のマーケティングがどうやって行われて何がうまくいって何がダメだったのか、特にTVCMやイベントについてかなり詳しく描かれており、かつそれを仕掛けたひとや広告代理店をどう探してきたかなどまで書かれています。 セガ・オブ・アメリカとセガ社とのものすご

  • インテル元社長のマネジメント哲学「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」 – suadd blog

    インテル三番目の社員で元インテル社長アンドリュー・S・グローブによるマネジメント。かなり昔のらしいのですが、今になってなぜか翻訳されたようです。 ※復刊だそうです。編集の中川さんによる復刊の経緯はこちらをご覧ください。 昔ので広範囲の経営の話を扱っていながら、ほぼ色褪せておらず、今でも使える内容ばかりで、非常に勉強になり感銘を受けました。やはりこれくらいの経営哲学を持てるようになりたい。インテルがあそこまで大成功したのも納得でした。 抜粋コメントでいきます。 実はワン・オン・ワンのミーティングはマネジャーと社員のコミュニケーションの基であるだけでなく、マネジャーが入手しうる組織の知識のソースとしておそらく最良のものだ。私の経験では、ワン・オン・ワンの話し合いを軽視するマネジャーは自分が所属する組織の情報が驚くほど貧弱だった。 僕自身も1on1は役員と行っており、マネージャーにも奨励

  • 日本人が不得意とされる「生産性」 – suadd blog

    著者はマッキンゼー出身だけあって、若干コンサルよりの発想ではあるが、一般企業でもほとんどが通用する「生産性」についての話。文章は平易ながら、たくさんの気づきがあって非常に勉強になりました。マネージャー職以上を目指すひと(もちろん経営者含む)には必読の一冊だと思います。 チーム内の人手に対して仕事が多すぎるとき、最も避けるべきは、安易にアルバイトや派遣社員を雇い、仕事をそれら外部要員に任せてしまうことです。 これは、投入労働力を増やすという意味では、残業をして仕事を終わらせるのと同じです。社員の残業量が規制されているから、もしくは、正社員が残業をすると人件費が高いから、社員以外の時間を投入しているだけです。 しかも外部要員に付加価値の低い仕事を任せてしまうと、その仕事のやり方を改善しよう(生産性を上げよう)というインセンティブが組織から消えてしまいます。そして次第に誰も、それらが来どのくら

  • 「ザ・会社改造」ミスミのケース – suadd blog

    ミスミを創業社長から受け継いで、サブタイトルの通り340人からグローバルで1万人の企業に成長させた三枝氏が描くその軌跡。三枝氏がプロ経営者としてどのように会社を成長させていったかを、社外取締役時代に社長就任を打診されて戦略を練るところから始まって、様々な改革を相当具体的に書いているだけでなく、なぜそのような決断をしたのかなどを経営理論から説明もしており、全体として経営指南書になっているという極めて勉強になる一冊です。経営者は必読だと思いますが、すべてのひとにおすすめできます。 以下、抜粋コメントです。 何か異常を感じたとしても、それが当に問題なのか、ただの思い過ごしなのかは咄嗟にはわからない。そういうときは、閉まった窓をもう一度開けてもらう。そして、しっかりなかを覗く。  それで何かを感知したら、現場に足を踏み入れる。ハンズオンで現物に触れる。問題の質が何かを確かめる。周囲の部外者にも

  • 四面楚歌からの成功「野茂英雄 日米の野球をどう変えたか」 – suadd blog

    野茂英雄氏のメジャー挑戦を中心に比較文化論まで踏み込んでおり、非常に興味深いです。野茂氏がメジャーで成功した後の熱狂はなんとなく覚えてるのですが、その前の雰囲気はよく知らなかったので、こんな困難な状況で挑戦し、成功したのかと思い尊敬の念を新たにしました。 その後二、三週間、批判と侮蔑的な言葉が、野茂に激しく降り注いだ。誰もが彼に背を向けた。スポーツ紙、球界首脳陣、ファングループ、王、長嶋、星野仙一などの重鎮さえもが、彼を非難した。日の球界ばかりでなく日社会でもっとも強い力を持つ読売のオーナー渡邉恒雄は、野茂と野村を「ワル」と決めつけた。実父さえ、この移籍に反対した。 「近鉄の人たちを、こんな形で困らせることはないだろう。そんなに行きたければ、もっといい方法を探せ」 (中略) 「これよりいい方法なんかないさ」と野茂。「チャレンジしないまま残りの人生を後悔して過ごしたくない。メジャーリーグ

  • ホンダのポリシー「松明(たいまつ)は自分の手で」 – suadd blog

    ホンダ創業者のひとり藤沢武夫氏によるエッセーですが、とりとめのないように見えてひとつひとつが非常に勉強になります。 特にホンダは稀に見る後継者をうまく育てた会社だと思いますが、どのように権限委譲をしていったのかという役員室構想の話は今後役に立ちそうです。 役員室構想ですが、これをつくるまでは、重役は大部長制のようなもので、経理部長、営業部長、製作所長等々を兼務する重役なので、担当以外には知識もないし、また興味がないんです。口を出すのを遠慮もする。したがって、重役会議は自分の部門についての現況報告が多い。  企業の未来への道──これは大変むずかしい問題ですし、一口ではいえませんが──企業全体を把握した上での第三者的大局観といったものの必要は、一年に一度、あるいは二年に一度あるかどうかですが、企業はそれによって大きく展開するものだと思うのです。しかしそれを一人の人間に求めるのは、なかなかむずか

  • 貴重な銀行頭取の回顧録「ザ・ラストバンカー」 – suadd blog

    三井住友銀行元頭取、日郵政公社の民営化も総裁として務めた西川氏による回顧録。銀行トップが自らの言葉で、世の中を騒がせた事件を言及しているのは非常に珍しい。また内容も新たな視点がたくさんあり大変おもしろいです。 一方で、イトマン事件や磯田さんを退任させた件などでは何かを意図的に言及していない感じもあり、やはりひとつのモノの見方だと考える必要もありそうです。 とはいっても、個人的には非常に明確なポリシーのもとの仕事をされている仕事人と思い好感を持ちました。 <抜粋> ・実際に国は「道路運送車両の保安基準」を改正して、一九六九(昭和四四)年四月一日以降に国内で生産された普通乗用車、一〇月一日以降に生産された軽自動車の運転席にシートベルトの設置を義務付けた。それとともにタカタにはシートベルトの発注が大量に押し寄せた。落下傘のひもからの見事な業態転換だった。シートベルトはその後、運転席だけでなく全

  • 数十年後の未来を想像する「限界費用ゼロ社会」 – suadd blog

    IoT(モノのインターネット)がバズワードになっている感もある最近ですが、書はIoTがなぜ重要で、社会にどのような影響を与え、今後どのようなことが起こりえるのかをあらゆる切り口から描いています。 正直、かなり荒削りな部分があるのは確かで、「え、気で言ってるの?」と思うことも多々ありました。しかし短期的にはありえなくとも、その方向に世の中が向かっているのは確かであり、であればそうなることを前提にこれからのことを考える方がよいと言えます。 数十年後の未来を想像するのに非常に示唆に富んだ素晴らしい一冊です。 いくつか重要なポイントを抜粋コメントしておきます。 だが依然として権力者たちは、グローバルなエネルギー市場における再生可能エネルギーの将来の占有率を過小に見積もり続ける。その理由の一つは、一九七〇年代のIT業界や電気通信業界と同様、たとえ数十年にわたる累積的な倍増実績を目の当たりにしてい

  • 失敗続きのヤフーの歴史「FAILING FAST」 – suadd blog

    表紙からしてマリッサ・メイヤー後のヤフーの話かと思いきや、ヤフー全体の歴史を丁寧に描いてありかなり骨太な一冊です。 ※ヤフージャパンではなく米Yahoo! Incの話 初期は成功の歴史なのですが、直近10年位はまさに迷走。イーベイ、グーグル、フェイスブックを買収しそこね。CEO含め幹部選定にミスを続け、出資したアリババ株の値上がりになんとか助けられながら生きながらえている様が描かれています。 マリッサ・メイヤーも最初は周囲の期待感が溢れていた模様も描かれていますが、その後はコテンパンにされています。 ヤフーにとって、彼らは期待に値する人物だった。しかし、全員が敗北した。  メイヤーも同じ運命をたどるのかもしれない。  結局のところ、ヤフーが成功できたのは、世界に一瞬しか存在しない問題を解決したからだ。初期のインターネットは使うのが難しかった。ヤフーがインターネットを簡単にした。ヤフーがイン

  • 無印マニュアルに学ぶ「無印良品は、仕組みが9割」 – suadd blog

    無印良品は38億円赤字を出し、その後V字回復しているがその中興を築いた元社長松井氏による無印良品の話。多くはマニュアル(無印ではMUJIGRAMという)について割かれているのですが、単純なマニュアル化というよりも、タイトルにもあるように仕組み作りについて概念から細かいところまで書かれています。 メルカリは、今までは経営陣から現場までその場の判断でどんどん進めてきたものの、仕組み化していかないと回って行かないフェーズになってきているので、非常に勉強になりました。MUJIGRAMならぬMERUGRAM(仮)を作っていきたいと思ってます。 P.S.ちなみに良品計画、中国など海外が好調で収益を伸ばし続けており、2017年には海外店舗が国内を超える計画だそうです。 <抜粋> ・リーダーに必要なのは徹底力であり、組織の向かうベクトルをまとめる。それをできるまでやる、やり遂げるしかないのだが、私は社長に

  • 世界一周その16ー地球のズレを感じる世界最大のイグアスの滝 – suadd blog

    ブエノスアイレスから飛行機で2時間弱で、イグアスの街に向かいます。イグアスの滝はアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイの国境にある世界最大の滝で、アルゼンチン側が一番迫力があります。時間があればブラジル側にも行ってみようかと思ったのですが、アルゼンチン側だけで大満足したので今回はパスしました。 イグアスの滝はナショナル・パークになってるのですが、非常にきちんと運営されていて、道は完璧に整備され、いたるところに休憩スポットがあり、無料の電気電車まで走っています。イメージ的には、ディズニーランドのアドベンチャーワールド(「インディ・ジョーンズ」とか「ジャングルクルーズ」のあるとこ)を巨大化した感じなのですが、岩も森も動物も物、という素晴らしいパークでした。 トカゲ? 生き物もいっぱいいます アナグマはほんとそこら中にいます そして、目的のイグアスの滝。これがほんとすごくてむちゃくちゃでかい、とい

  • 世界一周1ヶ月後に考える世界一周の持ち物 – suadd blog

    ※世界一周の持ち物(最終版)はこちらまで 世界一周始めて1ヶ月たちましたに続けて… 出発前のエントリで持ち物を公開していろいろアドバイスをいただいたのですが、その頃に比べて学んだ部分があるので、再考したものをあげます。 しかし、これだけのものがあればどこでも生活できるのだなぁと思うと、感慨深いものがあります。日の部屋に置いてあるものはかなり整理することになりそうです。 ※太字がコメントです ※旅のスタイルによって必要なものはずいぶん違うと思います ▼一般 ・パスポート ・国際運転免許証 イースター島でレンタカーしたので念のため取っておいてよかったです。東京なら都庁で1,2時間で取れます。 ・海外用財布 ・クレジットカード2枚、国際キャッシュカード2枚、キャッシュ(ドル) ATMはどこにでもある割りにトラベラーズチェックを換金できるところは少ないのでトラベラーズチェックは不要かと ・濡れマ

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