著者プロフィール 山口伸 経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_ 壱番屋が運営する「カレーハウス CoCo壱番屋」(以下、ココイチ)の“客離れ”が進行中だ。2025年2月期上期(2024年8月)までの間、既存店客数は前年を上回っていたが、下期から前年比を下回っている。2025年2月期の前年比客数は通期で98.5%で、2026年同期は96.5%となった。2026年3~4月は前年比98%台を推移している。 背景にあるのが2024年8月に実施した値上げだ。注文金額が1500~2000円超えの客も多く、値上げ耐性が強いはずのココイチだが、度重なる値上げで消費者の限界を超えたとみられる。

