言語が機能する日本に 歴史学者の與那覇潤(よなはじゅん)さん(38)が、自身のうつ=1=体験と平成史を重ねて論じる「知性は死なない」(文芸春秋)を刊行した。2011年の「中国化する日本」(同)で、若手論客としても注目された與那覇さんだが、15年から2年間の休職を経て、17年に大学の職を辞していた。「病を得て初めてわかった」という、うつと重なる時代の空気を語ってもらった。【聞き手・鈴木英生】 --「知性は死なない」の冒頭で、うつの基礎知識を書きました。
小さな旅が必要だった。ただ何をするでもない、時間が必要だった。 いま電通の女性社員の自殺がニュースになっているが、様々な意見がネットに出回っていて、多くの人が賛同している意見にわたしも概ね賛同している。長時間労働以上に重要だった問題は、数値化されるものではなかったのだろうなと思う。多くの人がいうように、このような状況では『仕事を休む』という冷静な判断はできなかったのだと思う。ただ個人的に、彼女が仕事から離れることができていれば、状況はよくなっていたかもしれないと思う。これは自分が1か月仕事から完全に離れてみて、それがどれだけ自分に正の効力を与えてくれるかを実感したからだ。彼女を直接知っている訳ではないので何とも言えないけれど、わたしが1か月前に仕事を休むことが出来たのは、オーバードーズという目に見える行動を起こしてしまったからだった。逆に言えば、このようなきっかけでもなければ、たぶん、仕事
千葉大学社会精神保健教育研究センターは、ブロッコリーなどの野菜に含まれる化合物「スルフォラファン(SFN)」が、うつ病の予防や再発防止に効果があることを突き止めた。研究した同センターの橋本謙二教授(57)は「身近にある化合物で(症状の発症率が)劇的に変わるとは」と驚きの表情。不明な点が多いうつ病のメカニズムを解明する一筋の光になりそうだ。 SFNは主に緑黄野菜に含まれる。特にブロッコリーの種を発芽させた「スーパースプラウト」には、ブロッコリー約1キログラム相当の高濃度のSFNが含まれており、がん予防などにも効果が期待される。 橋本教授は、同大大学院の学生らとチームを組み、2013年に研究を開始。東北大学の山本雅之教授や食品メーカー「カゴメ」の協力を得てマウス実験を重ね、先月、研究成果を発表した。 実験では、大きさの違う2種類のマウスを同じケージに入れ毎日10分間、攻撃的な大型マウスに
横浜生まれ。高校時代から国内、海外をヒッチハイクで旅する。大学卒業後、東南アジアを放浪。バリ島で1年を過ごしたのち、オーストラリアに渡り、88年まで16年滞在。シドニーで書店兼画廊「エグザイルス」を経営する。また、映画、TVなどの製作スタッフとしても活躍。帰国後、92年よりJ-WAVEのナビゲーターに。 現在、作家としても活躍。その独自の生き方や世界観が若者やアーティストから熱く支持されている。著書に『エグザイルス』『ワイルドサイドを歩け』『黒く塗れ!』『人生100のリスト』『アフォリズム』などがある。 ヒッピーと聞くと、かなりワイルドで自由奔放なイメージがありますが、どんな存在なんですか? 第二次世界大戦後のアメリカは、戦争経験者が作った保守的な社会でした。埋まることのない、貧富の差。イマジネーションのない、金融至上主義社会。平和を謳いながら始まった、ベトナム戦争。そういったものに疑問を
ブログに「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」と題する文章を載せたとして、愛知県社会保険労務士会から会員資格停止3年間の処分を受けた県内の社労士男性が、処分の取り消しと100万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことが20日、わかった。 提訴は1日付。男性は昨秋、問題のある社員をうつ病にするとして独自の方法をブログに紹介。社労士会は「社労士の信用または品位を害する行為」だとして、昨年12月に資格停止処分と退会勧告を出した。 訴状で男性側は、弁明の機会だった理事会の開催連絡が4日前と直前で、本人や弁護士が出席できなかったといい、「処分は弁明の機会が与えられないまま行われており違法」と主張している。また、ブログの内容も「必ずしも悪質とは言えず、処分は裁量権の逸脱だ」などと訴え、処分の取り消しを求めた。 社労士会は取材に対し、「会則にのっとって適切に対応しており、処分に違法な点はな
2015 - 12 - 30 あーあ、3年間の会員権停止処分だってよ<「社員をうつ病に罹患させる方法」の社労士(皮肉) おもしろニュース photo by Gino ・ <社労士>書き込み「社員うつにさせる方法」会員権停止に (毎日新聞) - Yahoo!ニュース いやあ 口は災いのもと 、ですなあ<某社労士(失笑) 愛知県社会保険労務士会(鬼頭統治会長)は、同会会員の社労士が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」などとした文章をブログに記し「社労士の信用、品位を害した」として3年間の会員権停止処分と退会を勧告することを決めた。処分は同会の規定で最も重い懲戒処分という。 社労士は自身のブログに、社員を「うつ病にして会社から追放」する方法として「バツを与えるべき根拠を就業規則に盛り込みましょう」「モンスター社員に降格減給与えてダメージ与えます。適切な理由でっち上げましょう」「万が一本人が
2016 - 05 - 29 うつ病になって諦めたもの。結婚とか出世とか。 うつ病 スポンサーリンク list Tweet ルイです。 うつ病 のひきこもりの休職中会社員です。社会復帰したいと何回もトライしてきましたが、玉砕を繰り返しています。現実は厳しいものです、 うつ病 も1年わずらっていると、いろいろ諦めたものがあります。 結婚、あきらめようかな… うつ病 だと結婚相談所の登録を断られてしまうという背景もあります。病気を隠して活動するというのも結婚相手に失礼な話ですしね。かといって、これから自然な出会いで、 うつ病 であることもすべて受け入れてもらえる人を探すのも簡単な話ではないでしょう。 そもそもわたし、他人への興味がとても薄い性格です。他人と同じ部屋で過ごすことに強いストレスを感じます。こんな人間が、 うつ病 を引きずったまま、共同生活、ましてや結婚、出産、育児とこの先の人生を送
9月22 認知行動療法(CBT)を一人でマスターする カテゴリ:認知行動療法(CBT)自己管理 今回は認知行動療法(CBT)がテーマである。認知行動療法に関しては、現在では多くの論文や書物が出版されており、ネットでも多くのサイトで詳細に紹介されており、このブログであえて触れるまでもなく、一般社会で既に広く浸透しているうつ病などへの標準的な治療方法になっているものと思える。ところが、未だに、認知行動療法って何ですか、認知行動療法はこの病院ではしていないのですか、などと認知療法について聞かれることが多々ある。その際には、そんな時間の余裕はないので当院では認知行動療法していませんと返答している。 (患者さんへの説明) 確かに、認知行動療法はうつ病の標準的な治療法になっています。今はCBTに力を入れているクリニックも増えてきているはずです。しかし、どこのクリニックに行けばいのかは私には分かりません
ピッツバーグ大学医学部の研究チームは、SNSが精神に及ぼす影響について調査を行った。その結果、SNSの利用頻度が高ければ高いほど、うつ病になりやすことがわかった。 論文の著者でメディアとテクノロジーの健康への影響を研究する、ブライアン・A・プリマック(Brian A. Primack)博士は「SNSは今や対人関係において非常に大きな存在となった。若者を診察する医者が、SNSの利用頻度を把握することは非常に重要だ」と述べた。 博士と研究チームは、米国に住む19歳から32歳までの1,787名を対象にアンケート調査を実施。その回答をうつ病の評価法に組み込んだ。対象となったSNSはフェイスブック、ユーチューブ、ツイッター、Google+、インスタグラム、スナップチャット、Reddit、タンブラー、ピンタレスト、Vine、リンクトインなどだ。 SNS利用者の25%がうつ病になる アンケートの結
うつ病に悩まされている人が後を絶たない。厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によれば2014年時点で、うつ病を含む気分障害で医療機関を受診している患者数は111万人と3年前から約16%も増えている。世界保健機関(WHO)の調査から推計すると、日本のうつ病患者は360万人から600万人いるという説もある。 ルンドベック社(本社:コペンハーゲン)の「職場でのうつ病の影響調査」によると、うつ病による休職期間の平均は79日だ。ところが、実際は3年、5年経っても一向にうつ病から抜け出せない患者も多く存在する。 彼らがいつまでもうつ病から抜け出せない理由はどこにあるのだろうか?心理カウンセラーとして多くのうつ病患者と接してきた経験から、筆者は「復帰に対する過剰な焦り」があると分析している。 うつ病の治療に「焦り」は禁物だ。治療の際、患者は医師から回復や復帰を焦らないように
「精神疾患」は鼻カゼのようなものではありません。嵐が過ぎ去るのを待つだけではダメですし、薬を飲めば問題がすべて解決するものでもありません。精神疾患というのは、ちょうど私たちの脳と同じように、とても複雑で、ミステリアスなものなのです。そのせいで、さまざまな「誤解」が生まれ、回復がずっと困難になっています。 今回は、あなたが心の病を抱えていてもいなくても知っておくべき「精神疾患にまつわる誤解」をいくつかご紹介しましょう。 誤解についてお話しする前に、まずは「精神疾患」の意味を確認しておきましょう。ときどき、ストレスや耐えがたい感情に襲われることは誰にでもありますが、それはごく普通のことです。一方、精神疾患は「日常生活を送ることを困難にする何らかの状態(病気)」を指し、人間関係や仕事に影響を及ぼしたり、病気でなければ手にできるであろう目標への到達を阻んだりします。 定義の幅が広すぎると思うでしょ
精神科・心療内科における「休む(休養)」の本当の意味 せせらぎメンタルクリニックさんのブログが素敵な記事を書いておられたので、ちょっと言及します。 精神科・心療内科に通っている患者さん、とりわけうつ病の患者さんには休養が大切といわれます。しかしベッド上で臥床しているだけが休養ではなく、「こころを休める」ような活動も重要で、その活動内容には多かれ少なかれ個人差があることが示されています。回復途上の患者さん自身も、その周辺で回復を待っている人も、これは心得ておいたほうが良いポイントだと思いました。 私も、回復しはじめた患者さんには「あなたがやって楽しい事を、少しやってみませんか?」「遊びに出かけたりできそうですか?」としばしば勧めます。うつ病の患者さんを遊ばせるとは何事だ!と怒る人もいるかもしれませんが、食欲や睡眠がとれるぐらいに回復した患者さんの場合、ストレスが少ない形でアクティビティを刺激
厚生労働省の患者調査によると、1996年には約43万人だったうつ病などの気分障害の患者が2008年には約104万人と2倍以上に増え、メディアでも「うつ病」の文字を目にする機会が多くなった。また、国立精神・神経医療研究センターの調査では、精神科で処方される向精神薬の服用により薬物依存症になった患者の割合が2000年から2012年の間で約2倍になったとも報道されている。 かねてより、マスメディアでは精神科医による薬の多剤併用が指摘され、多くの患者が薬から離れられず悩んできた。どうしてこれほどまでにうつ病患者が増えたのか。また薬の多剤併用が繰り返される裏には何があるのか。今回『生活習慣病としてのうつ病』を上梓された、著者で、獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授の井原裕氏に話を聞いた。 ――本書の冒頭で「精神科医は患者を薬漬けにしている」と認めざるをえないと書かれていて、現役の大学病院の先生が書
*ココオルうつ病診断チェックでは、あなたの「うつ病傾向度」を診断します。うつ病チェックの目安としてご利用下さい。 診断チェックで分かる、うつ病の症状とは? うつ病とは、食欲不振や睡眠障害といった身体的症状と、抑うつ気分や興味の喪失といった精神的症状があらわれる精神疾患の1つです。 具体的には、気持ちが沈み、自身の興味関心が失せ、何をしていても喜びを感じない、そんな状態2週間以上続き、日常生活に支障をきたす状態が目安になります。 身体的にも影響がでるとされ、不眠、食欲減退、全身の疲労感などが挙げられます。うつ病診断チェックでは、上記のような心と体の両側面から、今のあなたの精神状態をチェックしていきます。 ココオルうつ病診断チェックとは? ココオルうつ病診断チェックでは、あなたの「うつ傾向度」を無料でセルフチェックできます。 全21問、回答時間は2分程度です。 ココオルうつ病診断チェックは、ア
あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。 はじめに 忘年会シーズンに「最近何しているの?」と聞かれひとことで答えられなかったので、 ここ2〜3年について、自分の活動をまとめてみようと思いました。 私は大学院生なのですが、2010年の夏にうつ病の診断を受け、現在は休学しています。 それまでは研究一筋でがむしゃらに頑張っていたのですが、ずっと苦しくて死にたいと思うことも度々ありました。 しかし、休学をきっかけに、「自分が本当にやりたいこと」に向かって生きていけるようになり、 人生が徐々に充実してきました。 今回は、「うつ病発症から休学まで」「休学から現在まで」に分けて、私のここ数年をふり返りながら、 良い人生を生きる方法について話したいと思います。 お知らせ:私は自分のうつ病について公表する意向です。 そのため、このブログ記事についての転載・拡散を歓迎します
一時期、『うつ病は誰でもなる病気』みたいなキャッチコピーを耳にすることがありました。そんなバカな、どうしてそんなことを宣伝してまわるんだ、と日頃思っていた身としては、最近あまり見かけなくなって良かったと思っています。 メンタルヘルスが破綻した時の精神疾患には、個人差がある 過労でも不摂生でも引越しでも何でもいいですが、きっかけになるような出来事の後に精神疾患が出てくるというパターンは確かによくあります。じゃあ、本人の負荷を超えたストレスがかかった時に、みんながみんなうつ病になるかっていうと、そうでもないって事はもっと知られてもいいような気がします。 例えば、ストレスがかかり過ぎた際、「まるで別人格のような振る舞いをして」「失踪したり」「でも本人はその間の記憶が無い」という人がいますが、こんな症状は、うつ病の診断基準のどこにも載ってません。でも、こういう人が世の中には確かに存在します(解離性
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く