2012年2月27日から3月1日にかけてバルセロナで開催されたMobile World Congress 2012では、特に注目の集まったGoogleやFacebookのキーノート以外にも示唆に富んだ興味深いセッションが多数あった。その中の1つがコンサルティング会社frogのScott Jenson氏によるプレゼンテーションであった。同氏が各地で行っているというプレゼンテーションは“Mobile Apps Must Die”というラディカルなタイトルだが、筆者は大いに共感でき、多大なインスピレーションを受けた。本稿では、同氏の論旨に依拠しつつ、アプリ環境の今後を展望する。 「アプリの海」 現在、AppleのApp Storeでは50万以上、Google Play(旧Android Market)では40万以上のアプリが提供されており、この数は日々増加を続けている。これらに加え、Window
最先端の研究開発現場からビジネスまでのありとあらゆる場面で大きな変革―第四のパラダイムと呼称されることが多い―が起きつつある。それは、この一、二年"ビッグデータ"と総称される、質的に極めて多様で膨大な量のデータ群を有効利用することにより、地球から人間にいたるまで様々な対象をモデル化し、目的に応じた、より良い予測情報やサービスを提供する研究開発手段の台頭である。ビッグデータの取扱に必須の基幹的な科学技術は、巨大データベースに関わる工学領域をはじめとして、統計科学、数理工学、機械学習、データマイニングといった、日本では人材が量的に不足している研究分野で生まれている。 このBBLセミナーでは、ビッグデータを取りまく日米の現状を概説するとともに、ビッグデータの利活用を阻む日本独自の問題点について論じてみたい。 昨今、データを取り巻く環境が激変しています。以前はデータの質・量ともに不足しており、地球
第1回 「正しいもの」を作るのがリーンスタートアップ リーン開発の生みの親、ポッペンディーク夫妻に聞く(前編) 迅速かつ柔軟な開発を目指したアジャイル開発手法を採用する企業が増えている。この連載では、アジャイル開発を主導する「賢者」に開発の極意を聞く。今回と次回に登場するのは、「リーンソフトウエア開発」を提唱するメアリー・ポッペンディーク氏とトム・ポッペンディーク氏である。 リーン(lean)は「ぜい肉がない」ことを意味する。無駄を徹底的に排除するというトヨタ生産方式の基本理念に由来している。ポッペンディーク夫妻はこの概念をソフトウエア開発に応用し、2003年に『リーンソフトウェア開発』(日本語版は2004年、日経BP社)を上梓して高い評価を受けた。 リーンが製造業の流れをくむのに対して、アジャイルは1990年代の米ソフトウエア業界から始まっている。ただ出自は違うものの、迅速かつ柔軟なソフ
日本でもスタートアップブームやノマド論争が起こっていますが、働き方についても多様性含めて一歩進んでいる(多分)アメリカ在住の筆者が考える今後の仕事や働き方のついて。どこかで聞いたようなタイトルにしてしまいましたが、原題は「The Future of Work」です。 — SEO Japan 仕事や働き方の未来についてはたくさんの議論がされてきた。しかし、本当はどうなのだろうか?未来を予測するのは難しいし、特に私たちが進んでいるスピードにおいては難しいものではあるが、浮かび上がってきた共通の要素がいくつかある。 未来の会社は、自立的に行動でき、さらに、超明確なビジョンを邁進するためにフレキシブルで分散された環境を作ることによって、絶え間ない変化に対応することができる会社だ。未来の会社は、会社とその従業員と顧客の間の変化するダイナミクスを理解する会社だ。 顧客、従業員、会社間のパートナーシップ
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。
今日はid:gothedistanceと飲んだ。1年ぐらい前から飲もう飲もうといっていてようやく実現。 さすがはござ先輩。いろいろと教えてもらった。 その中で、SIおよびSEのこれからに暗い影を落とす話をした。 これはウチの関西側の営業担当が聞いてきた、あるSE派遣の企業の話。(とはいえ関西企業に限った話ではない) 何十人もの新人さんを集めて、無料でいろんなプロジェクトに派遣するビジネスモデルが台頭してきているらしい。 何十人の内、数名でも生き残って、その後定期的な売り上げになれば良いという、携帯の新規契約無料みたいなモデルだ。 経験者も言い値で出すという。 新人さんに経験を付けてもらうためにお試しで出向することは百歩譲って良いとしよう。 いくらなんでも新人ばかりで上手くいくと思っているような 受け入れ側もプロジェクトもさすがにないから、 こういう新人さんを受け入れるのも1つのプロジェクト
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