この記事はVOYAGE GROUP Advent Calendar の12/24分です なんか推敲が間に合わず、12/24に間に合いませんでしたが、今更だします。ごめんなさい。 SICP(計算機プログラムの構造と解釈)と言う本をご存知ですか?私はこのSICPという本が大好きで、社内でも何度も読書会を催しています。なぜ読書会をするかというと、一人で読みきるのは辛い(人もいる)ためです。 この記事では何がそんなに良いのかという説明をします。 そもそもこの本は、MITの6.001という計算機科学講義の教科書としてデザインされ、実際に使われていたものだそうです(今は別な本が採用されている)。 同様の初歩的な計算機科学の教科書の中でこの本が特異だと私が感じるのは、おまじないやお約束を可能な限り廃して、ごく少数の根本的な動作原理のみを仮定して、変数とは何か、関数とは何か、プログラミングするという行為は