「米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は怖い」。AWSが2018年11月、米ラスベガスで開催した年次イベント「AWS re:Invent 2018」の発表内容を見たときの正直な感想だ。re:Invent 2018でAWSが50以上の新サービスを発表したのは既報の通りだ。私は残念ながら現地ではなく日本で米国発のニュースを見ながら、「やはりAWSの開発力はすごいな」と、相次いで発表されるサービス内容を眺めていた。 新サービス一覧を見ていたところ、ある1つに目が釘付けになった。サービス名は「AWS Outposts」。私が見ていた米国のWebサイトでは「オンプレミス環境にAWSを導入できる」と一言だけ説明が書いてあった。「AWS」が「オンプレミス」という言葉の破壊力は衝撃だった。 詳細を調べるとAWS Outpostsは、AWSが自社のデータセンターで利用している自社製のサーバーに、仮想マシン
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