WordPress構築で学ぶ、サーバー構築作業をChefのCookbookとして記述するためのポイント:サーバー管理者のためのChef超入門(3)(1/2 ページ) エンタープライズ向け機能が充実してきたChefを使って高速かつ精度の高いサーバーインフラを構築/管理する方法について解説する連載。今回は、WordPressを手動でインストール手順や、Cookbookとは何か、Recipeとは何か、WordPressサーバー構築を例としたCookbook作成の進め方などについて解説します。
日本のWebサイトがテロリストの攻撃対象になった――わけでもなさそう:セキュリティクラスター まとめのまとめ 2015年3月版(1/3 ページ) 相次ぐWebサイト書き換え。とうとう日本のWebサイトがテロリストのターゲットになってしまった……と思いきや、共通点を探っていくとそんなわけでもなさそうです。 連載目次 2015年3月のセキュリティクラスターは、またまた「OpenSSL」に脆弱性が見つかったことが話題となりました。実際には急ぎで対応するほど影響のあった人は多くなかったようですが、以前のHeartbleedの件もあったので、気にしていた人が多かったようです。 また、依然として活動を続けているISIL(ISIS、「イスラム国」などとも)が、とうとう日本をターゲットとし、Webサイトの書き換えを行い始めた疑いについても騒ぎとなりました。そして、Androidに話題となる脆弱性がいくつも
SMBに乗り換えたMac――WindowsとMacのファイル共有のいま(前編):その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(26)(1/3 ページ) 連載目次 あの頃、君(Mac)とは話しにくかったよなぁ…… 今は、会社や組織のネットワーク内にWindowsとMac(Macintosh)が混在していても、ファイルのやりとりで困ることはないと思います。でも、昔はそう簡単ではありませんでした。 Windowsにネットワーク機能が標準搭載されるようになったのは、Windows 95からです。それ以前は、ハードウエア(ネットワークアダプター)もソフトウエア(TCP/IPプロトコルやネットワークOS)も別製品を購入し、追加するものでした。 一方、Macはネットワークポート(LocalTalkやEtherTalk)を標準搭載し、「AppleShare」によるファイルやプリンターの共有
SMBに乗り換えたMac――WindowsとMacのファイル共有のいま(後編):その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(27)(1/2 ページ) 前回はWindowsとMacのファイル共有について、最新のOS X 10.10 Yosemiteの状況について調査しました。今回は、以前のOS Xと絡めて、変更点や互換性問題を説明します。 連載目次 以前のMac OS XのSMBクライアント機能は“NT LM 0.12だけ”で会話する 前回、Macが「Samba」からアップル独自のSMB(Server Message Block)実装に切り替えたというお話をしました。これはSMBサーバー機能の話であり、MacのSMBクライアント機能とは別の話です。ただし、新しいバージョンのSMBへの対応やIPv6(Internet Protocol version 6)対応がSMBサーバー
これまでのWindows OSには、Webブラウザとして「Internet Explorer(IE)」が標準でインストールされてきた。そして、ユーザーが直接使うWebブラウザに限らず、さまざまなアプリケーションがHTMLファイルなどを表示する際のコンポーネントとしても、IEはよく利用されてきた。 そのIEの「寿命」が(一部を除いて)もうすぐ尽きようとしていることはご存じだろうか? 過去にWindows XPやWindows 7でよく話題に上った「サポート終了時期」が、IEにもやって来るのだ。 本Tech TIPSでは、Windows OSごとに、サポートされているIEのバージョンおよびその終了時期が一目で分かるように図で表してみた。さらにネットサービスによるIEサポート終了の動きや、IEから他のWebブラウザへの移行に関する記事などもまとめている。IEからの「脱出」計画に役立てば幸いだ。
「アジャイル」という言葉が一人歩き――アジャイル開発における理想と現実:アジャイル時代のプロジェクトマネジメント入門(3) プロジェクト管理の基礎からアジャイル開発の理想と現実、成功例と失敗例、を紹介し、ベストプラクティスを提案する連載。今回は、実際の開発現場での理想と現実、失敗談をお話しし、アジャイル開発を進めるためのツールとして「Pivotal Tracker」を紹介します。 連載目次 本連載では、「アジャイル時代のプロジェクトマネジメント」というテーマで、プロジェクトマネジメント/プロジェクト管理の基礎から、アジャイル開発の理想と現実、成功例と失敗例、そしてベストプラクティスの提案までを紹介します。 前回の「現代のプロマネが知っておきたいアジャイル開発の基礎知識まとめ」では、開発手法やアジャイルの基礎、その他の開発手法との違いなどを中心にお話ししました。さて今回は実際の開発現場での理
連載目次 これまで「チームリーダーシップスキルの向上」をテーマに、会議のファシリテート方法、メンバーへの効果的な指示の出し方、チームの有用性などを、解説してきました。 連載最終回となる今回は「チーム内での助け合いの是非」について説明します。チームには助け合ってはいけないときがあるのですが、それはどういう場合なのでしょうか? メンバー同士の仕事の貸し借りは是か非か? チームで成果を出すには、協力し合うことが欠かせません。ここでいう「協力」は、「助け合い」とは似て非なるものです。 助け合いは、メンバーが相互に、どちらかといえば個人的な貸し借りの範囲で行うものです。もちろん、相手の仕事を手伝ったために、自分の本来の仕事に悪影響が出るような助け合いは、チームに持ち込むべきではありません。 ここに5人のチームがあり、あるシステムを期日までに完成させる予定で、それぞれに仕事が割り当てられていたとします
F5ネットワークス、DDoS防御機能をSaaSとして国内提供開始:「Silverline DDoS Protection」 F5ネットワークスは2015年2月25日、「F5 Silverline」を国内発表した。これはアプリケーションデリバリに関する機能をクラウドサービスとして提供する取り組みだ。 F5ネットワークスは2015年2月25日、アプリケーションデリバリに関する機能をクラウドサービスで提供する「F5 Silverline」の第1弾として、「F5 Silverline DDoS Protection」を同日に国内で提供開始したと発表した。 F5は、負荷分散をはじめとしたアプリケーションデリバリの機能を、物理的な装置として販売する一方、仮想アプライアンスとしての提供も行ってきた。これらに対し、Silverlineは純粋なサービスとして提供される。ユーザー組織は、物理・仮想のアプライア
Linuxはサンバ(Samba)で踊る――WindowsとLinuxのファイル共有のいま:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(25)(1/2 ページ) 前回は、ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャすることで、同じまたは異なるバージョンのWindows間のSMBネゴシエーションの様子を明らかにしました。今回は、同じ方法でWindowsとLinux間のSMBファイル共有の様子をのぞいてみましょう。 連載目次 LinuxにおけるMS-SMB2(SMB2/SMB3)への対応は着々と 前回(ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?)までの話で「Server Message Block(SMB)」と「Common Internet File System(CIFS)」の関係については、理解していただけたと思います。 おさらいしておくと、
「GHOST」の正体見たり枯れ尾花? 名前には踊らされなかったセキュリティクラスター:セキュリティクラスター まとめのまとめ 2015年1月版(1/3 ページ) 2015年1月「GHOST」が登場します。名前の付いた脆弱性で、任意のコードが実行できるとあって大変なことになる……しかし、セキュリティクラスターは淡々と対応していたようです。 連載目次 2015年1月のセキュリティクラスターは、しばらくお正月休み明けののんびりした雰囲気が続いていましたが、半ばくらいから活発になってきました。まず、脆弱性のあるサイトを構築した業者に賠償金を支払う判決について、活発な意見が交わされます。そして同時期に平行して、みずほ銀行を発端とした銀行WebサイトのSSLについての議論が行われました。首都大学東京が世界に向けて成績データを公開していたことが明らかになり、みんなにあきれられるという事件も。 そして1月
ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?(前編):その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(23) Windowsのファイル共有サービスの主要プロトコルである「SMB」と「CIFS」の二つの用語は、さまざまな使われ方をされてきました。CIFSという用語が使われ始めた1990年代後半と、SMB 2.x/3.xがある現在では、これらの用語の解釈が変わっていることにご注意ください。 連載目次 最新のWindowsはSMB 1.0/CIFSのサポートを削除できる 「SMB(Server Message Block)」は、Windowsネットワークにおける標準のファイル共有プロトコルです。SMBの歴史は長く、Windowsにネットワーク機能が標準搭載される前から存在し、さまざまなバージョンがあります。 Windows XPおよびWindows S
クラウドサービスで、マイクロソフトやグーグルのように、財務的に体力のある企業と、AWSは今後戦い続けていけるのか。すなわち、AWSの母体であるアマゾンは、AWSに対して十分投資し続けることができるのか。これを探るには、アマゾンが一般的なオンライン小売企業とどう異なるのかを考える必要がある。 Amazon Web Services(AWS)が2014年11月に開催したカンファレンス「re:Invent 2014」で、マーケティングを担当する同社バイスプレジデントのアリエル・ケルマン(Ariel Kelman)氏は、筆者が「巷でクラウドサービス間の価格戦争が取りざたされているが」という意味で「price war」という言葉を発すると即座に、価格戦争には加わっていないと否定した。 「人々は面白がって『価格競争』を口にするが、われわれは価格戦争に参加しているつもりはない。値下げはわれわれのビジネス
インフラ:AWS 開発言語:Node.js v0.8系 フレームワーク:Express 3系 DB:Amazon DynamoDB 検索エンジン:Elasticsearch スケーラビリティの実現のためにAWS、配信スピードの向上のためにDynamoDBとNode.jsを最大限活用した作りとしています。また、実行環境の構築・管理についてはAWS Elastic Beanstalkを使用しています。各詳細は次回以降紹介していきますが、ここでは、機能概要を簡単に触れておきます。 図4【1】クライアントライブラリ 前述した通りプッシュ通知にはデバイストークンが必要になるため、APNs・GCMから取得してPusna-RSへ送信する機能が一律必要となります。そのため、アプリ起動時にこれらの処理を行うモジュールをライブラリ化して、各アプリに提供しています。 また、後述する条件を指定しての配信を行うため
VAWTRAKの攻撃スクリプトは「きれいなコード」 「VAWTRAK観察日誌」と題するセッションでは、セキュアブレインのニシダマサタ氏が、2014年5月以降に国内で猛威を振るったオンラインバンキングマルウェア「VAWTRAK」の挙動を解析した結果を紹介した。 VAWTRAKは、いわゆるMan in the Browserの手法を使って不正送金を行うマルウェアだ。国内の大手銀行のオンラインバンキングサービスに始まり、地方銀行やクレジットカード会社、さらにはオンラインショッピングサイトへとターゲットを広げてきた。既に2万台以上のPCが感染したとも言われている。 ニシダ氏によるとVAWTRAKはやや複雑なアーキテクチャを取っており、基本的な設定情報を与えるC&Cサーバーとは別に、マニピュレーションサーバーと呼ばれる攻撃用JavaScriptを配信するサーバーも用いる。マニピュレーションサーバーは
連載目次 連載7回目に当たる前回「Rubyのオブジェクト指向におけるクラスとモジュール、継承、Mixin、アクセス制御の使い方」では、Rubyのオブジェクト指向言語としての一側面を形作る、クラスやモジュールの概要と基本的な書き方を説明しました。 クラスやモジュールを駆使して、プログラムを適切に部品化して再利用したり、コードの重複を防ぐことは、Rubyで大規模なアプリケーションを作成するために役立ちます。 連載8回目に当たる今回は、メソッドやブロックといった仕組みについて掘り下げていきます。以降の連載で解説するメタプログラミングを学ぶ上での基礎知識となるので、しっかりと学んでいきましょう。 オブジェクトに干渉するための唯一の方法「メソッド」 メソッドは、Rubyにおいてオブジェクトに干渉するための唯一の方法です。これまでの連載では、メソッド以外のテーマに焦点を当てて解説するために深く言及せず
Webを支える基本プロトコルHTTP/1.1が制定されてから10年以上経ち、新たにHTTP/2の規格が制定されてようとしている。高速・大規模ネットワーク向けに改良されたHTTP/2について解説。 連載目次 「HTTP/2」は、Webサーバーへのアクセスなどで現在広く使われている「HTTPプロトコル Ver.1.1」(以下HTTP/1.1)の次期バージョンの仕様である。HTTP/1.1との互換性を維持しながらも、より多くのWebページのデータを高速に、効率よく送ることを目的として開発されている。 HTTP/1.1の問題点 昨今のWebサイトではWebページを構成するデータの量が増えており、Webサーバーとブラウザー間でやりとりしなければならないデータの量は飛躍的に増えている。その結果、ページ全体が表示されるのが遅くなりがちだ。表示が遅くなるのには多くの理由があるが、Webサーバーの応答が遅く
これからリーンスタートアップを始めたい開発者・技術者向けの@IT記事一覧をリリースしました。今後インタビューやコラムなどを順次追加します。 2008年に米国の起業家エリック・リース氏が提唱した「リーンスタートアップ」。「スタートアップ」という名前からベンチャーや起業家のものと思われがちですが、技術者出身のリース氏が、ビジネス面の考え方を取り入れた開発手法/マネジメント手法として提唱した概念であり、その適用範囲はWebサービスを提供するベンチャーや起業家にとどまらず、エンタープライズ分野の中堅・大企業における新規社内プロジェクトにまで及びます。 特に、ビジネスパーソンやプランナーとは異なり、自身の手によって新しいプロダクトを生み出すことができる開発者・技術者が実践するには打ってつけの手法といえます。アップルやグーグル、フェイスブックをはじめ、技術者が起業をして成功を収めた有名な事例が数多くあ
増えるログ、多様化するログをどう効率的に運用するか:今さら聞けないfluentd~クラウド時代のログ管理入門(1)(1/2 ページ) 仮想化やクラウド化、モバイル化の進展に伴い、管理すべきログが多様化・肥大化しています。そんな中でも効率よく、意味のあるログ管理を実現するツールとして注目されている「fluentd」を、これから始めたい方のために一から解説します。 システムを安定して効率良く運用していくために、ログ管理は欠かせない要素の1つです。仮想化やクラウド化、モバイル化の進展につれてシステムはますます大規模化し、それに伴い管理すべきログが多様化・肥大化する傾向にあります。 fluentdはこういった中でも、効率よく、意味のあるログ管理を実現するために非常に有用なツールです。本連載では、fluentdの基本と具体的な活用方法を紹介します。 ログ管理の現状と課題 環境の仮想化・クラウド化、さ
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