第70回 ヨーロッパ企画・上田誠さんインタビュー 舞台「夜は短し歩けよ乙女」、ここだけの話 2021.06.03更新 森見登美彦さんの傑作『夜は短し歩けよ乙女』を、ヨーロッパ企画・上田誠さんが舞台化!? つ、ついに・・・。上田さんが、あの難作をどう脚本し、演出するのか? 想像つかないが、面白くなるのは間違いあるまい。そう思うといてもたってもいられなくなった。ちょうどこのタイミングで、雑誌「TRANSIT」の「京都号」(2021年6月21日(月)発売)の一部を私が担当することになっていた(特集「京都にふれる、さわる」)。その取材で上田さんにお会いするので、舞台のことも訊いてみよう! という流れで、ヨーロッパハウスへ訪れたのは、2021年4月下旬。舞台版「夜は短し〜」の台本(第二稿)締切直前でのタイミングだった。 (取材・編集 三島邦弘) エチュードなしの台本づくり ――「夜は短し」、進行具合
2021年5月31日、国立国会図書館(NDL)は、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』適用開始に伴い、内容を一部変更したJAPAN/MARCフォーマットのマニュアルおよび仕様をウェブサイトに掲載しました。 JAPAN/MARCマニュアル・フォーマット(NDL) https://www.ndl.go.jp/jp/data/catstandards/jm/index.html ※2021年5月31日時点で、「JAPAN/MARC MARC21マニュアル・フォーマット」の箇所に「2021年5月31日更新」とあります。 JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル(2021年1月) 単行・逐次刊行物資料編(PDF) https://www.ndl.go.jp/jp/data/JAPANMARC_MARC21manual_MS_202101.pdf JAPAN/MARC MA
2021年5月23日、長尾真・元国立国会図書館長が亡くなりました。84歳でした。 長尾氏は、京都大学総長、日本図書館協会会長を歴任後、2007年4月から2012年3月まで国立国会図書館長を務めました。国立国会図書館では、ウェブサイト上に「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」(5月26日付け)を掲載し、電子図書館事業などの諸事業における長尾氏の貢献を紹介するとともに、哀悼の意を表明しています。 長尾真 元国立国会図書館長が5月23日に逝去されました。(国立国会図書館, 2021/5/26) https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/210526_01.html ※吉永元信国立国会図書館長による「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」が掲載されています。 長尾真 元日本図書館協会会長が5月23日に逝去されました。(日本図書館協会, 2021/5/27)
中国・四川大学による2021年5月19日付けの記事で、5月18日に行われたデジタルアーカイブ「漢典重光古籍数字化平台」(「漢典重光」古典籍デジタル化プラットフォーム)の正式公開が紹介されています。 四川大学は、阿里巴巴(アリババ)公益基金会、中国国家図書館、浙江図書館、米・カリフォルニア大学バークレー校らと共同で、中国国外に所在する中国古典籍のデジタル収集・公開に取り組む「漢典重光」プロジェクトを進めていました。今回、その成果として「漢典重光古籍数字化平台」が公開されました。 「漢典重光古籍数字化平台」では、第一次公開分としてカリフォルニア大学バークレー校が所蔵する古典籍20万ページが公開されており、宋・元代の刊本をはじめとする貴重書40種余りも含まれています。また、これらの古典籍画像には、阿里巴巴と四川大学が共同で開発した人工知能(AI)技術を用いた文字認識も行われており、全文検索が可能
2021年5月18日、米・ミシガン州立大学(MSU)図書館は、同大学出版局との統合を発表しました。 同館館長のJoseph A. Salem, Jr.氏は、今回の統合について「学術出版を支援し、学習に対する相互の取組を強化する上で自然な方法」とコメントしています。また、同大学出版局のディレクターであるGabriel Dotto氏は、今回の統合により両者の相乗効果がもたらされるとし、新しい出版物作成のために、図書館が所蔵するユニークなコレクションの探索を行う意向等を示しています。 統合は2021年5月1日に実施されましたが、実際の統合プロセスは段階的に行うとしています。Joseph館長による出版局の監督はすでに開始されているものの、出版局の業務は従来の場所で継続され、予算も図書館とは引き続き分離されます。 MSU Press Merges With MSU Libraries To Opti
2021年5月28日、東京大学史料編纂所の主催により国際研究集会「日本中世史データベースの国際比較」がオンラインで開催されます。 ドイツ・ボン大学で立ち上げられた、共同研究センター「権力と統治―文化横断的アプローチら見た前近代史上の諸形態」の一環として進められている、日本中世史プロジェクトで作成中のデータベースについて紹介が行われます。 報告は日本語で行われます。参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。 当日の内容は以下の通りです。 ・「ボン大学の地頭データベース―由来・現在状態・前途―」(仮) シモン・チェルカフスキ氏(ボン大学研究員、史料編纂所外国人研究員) ・コメント1 西田友広氏(東京大学史料編纂所・准教授) ・コメント2 田中大喜氏(国立歴史民俗博物館・准教授) 国際研究集会のご案内 [PDF:1ページ] https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/20
“日常”と“妄想”を行き来せよ 「実はYouTubeやりたくなかった」伊沢拓司が痛感した、チャンスをつかむ“9:1の法則” 誰の人生にも訪れる「チャンス」。 これをつかめるか否かで、その後の人生が大きく変わるものの…「巡ってきたチャンスをすべてモノにしてきた」と自信を持って言える方は、ごくわずかではないでしょうか。 今回は、“クイズ”という軸でチャンスをつかみまくっている男・クイズプレーヤーの伊沢拓司さんをお招き。 2016年にWebメディア『QuizKnock』を立ち上げて以来、YouTubeでのファン増加、テレビのレギュラー出演、書籍出版など、活躍の場を広げている伊沢さんが語る、「チャンスをつかむ極意」とは? 〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉 【伊沢拓司(いざわ・たくし)】クイズプレーヤー、株式会社 QuizKnock CEO。東大卒知識モンスターとしてTV等に多数出演。「楽しい
学習権宣言と「歴史をつづる権利」 「歴史をつづる権利」と言われても、ピンとこないかもしれません。歴史を学ぶといえば学校の授業や、趣味の講座などで、すでに得られた知識を習得するイメージが根強いのではないでしょうか。そこでは、歴史は過ぎ去ったことであり、自分の外部にあるといったイメージでしょう。そんな歴史がなぜ、「つづるもの」で、おまけに権利という言葉までがついてくるのか、疑問に思うかもしれません。 冒頭に示したこの印象的な言葉は、1985年にユネスコの国際成人教育会議で採択された「学習権宣言」の中に含まれているものです。学習権宣言は、次のようにはじまります。 学習権を承認するか否かは、人類にとって、これまでにもまして重要な課題となっている。 学習権とは、 読み書きの権利であり、 問い続け、深く考える権利であり、 想像し、創造する権利であり、 自分自身の世界を読みとり、歴史をつづる権利であり、
コロナ禍で見えてきた意思決定の不透明さから、今後同じ失敗を繰り返さないためにも「証拠」として働くべきアーカイブは、官僚バッシングのためではなく、未来への指針として残されるべきもの。アーカイブの成り立ちと重要性を憲政史研究家の倉山満氏が説く。 ※本記事は、倉山満:著『救国のアーカイブ』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。 ■アーカイブとレコードマネージメント アーカイブ先進国のアメリカでは、大統領ごとに「図書館」と称する文書館が作られます。 たとえば「バラク・オバマ大統領センター」「ジョージ・W・ブッシュ大統領図書館」「ウィ リアム・J・クリントン大統領図書館」「ジョージ・ブッシュ大統領図書館」「ロナルド・レーガン大統領図書館」「ジミー・カーター大統領図書館」といったように。 名前は「図書館」 とついていますが、実態は文書館(もんじょかん)です。その大統領の執務記録を保存・整
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