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ブックマーク / ddnavi.com (15)

  • この街には「本屋が必要だ」。東京・国立市の「小鳥書房」が、街でたったひとつの書店を持続するために選んだ作戦とは | ダ・ヴィンチWeb

    週末ともなれば、馴染みの人から一見客まで訪れ、15坪ほどの店内は賑わう。ユニークなスタイルの営業は今でこそこうした形が確立されたが、元は店主の落合加依子(おちあいかよこ)さんがひとりで店を始めたのだった。 「不思議な形ですよね。屋がふたつも入っているし、おまけにを売るはずの店なのに、を読んだり借りたりすることが目的のまちライブラリーを同居させるなんて。でも屋の売上には不思議と影響はないんです」と微笑む落合さん。 そもそも落合さんは書店を始める前、向かいの場所でシェアハウス&コミュニティスペース『コトナハウス』を先に立ち上げている。2015年のことだ。当時は会社員として出版社に勤務し、会社員と二足の草鞋で『コトナハウス』を営んでいた。 谷保の街に住む多くの人たちと関わる中で、「この街に屋が欲しい」という声を多く聞くように。同時に、勤める出版社で自分ができることにも限界を感じていた。

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  • これぞ森見登美彦!! と叫びたくなる大胆なアレンジ!待望の新刊は『四畳半神話大系』の彼らの物語 | ダ・ヴィンチWeb

    森見さん待望の新刊は、なんと『四畳半神話大系』の彼らの物語! しかも劇団、ヨーロッパ企画主宰の上田誠原案。こんな合体企画がおもしろくないはずがない! 森見登美彦 もりみ・とみひこ●1979年、奈良県出身。京都大学大学院在学中の2003年、『太陽の塔』で第15回日ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。著書に『夜は短し歩けよ乙女』『夜行』『熱帯』など。上田誠との対談は『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』に収録。 京都の「腐れ大学生」(©森見登美彦)たちの青春群像を描いた『四畳半神話大系』(2005年1月単行刊)がこの夏、帰ってきた。ただし世界観やキャラクターはそのまま、ストーリーをまるっと入れ替えて。タイトルは、『四畳半タイムマシンブルース』。注目すべきは、「原案・上田誠」というクレジットだ。入れ替えられたストーリーとは、京都を拠点に活動する劇団、ヨーロッパ企画の代表で、全公演の脚&演

    これぞ森見登美彦!! と叫びたくなる大胆なアレンジ!待望の新刊は『四畳半神話大系』の彼らの物語 | ダ・ヴィンチWeb
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/08/08
    「『四畳半~』と『サマータイムマシン・ブルース』は〝同じ時期に生まれた双子〟」
  • 「思ったよりガチの建築計画」 空想世界の建築物と向き合う『前田建設ファンタジー営業部』が高杉真宙主演で映画化決定 | ダ・ヴィンチWeb

    空想世界の建造物を真面目に検討した書籍『前田建設ファンタジー営業部』が、高杉真宙の主演で実写映画化決定。「面白いタイトルだと思ったら実在する会社なの!?」「発想が面白すぎるwww」と話題になっている。 「前田建設ファンタジー営業部」とは、実在する建築会社・前田建設工業株式会社の公式サイトに開設されたWEBコンテンツ。アニメ、漫画ゲームといった空想世界において、そこに存在する建築物をどのように建設していくか検討する連載だ。連載第1回で取り上げられたのは、アニメ「マジンガーZ」の汚水処理型地下格納庫。検討の結果、格納庫は工期6年5カ月、工事金額72億円で実現するという結論に至っている。 連載は「思ったよりガチの建築計画で興味深い」「プールから出現させるための技術に興奮した」「超金持ちだったら是非発注したい」と「マジンガーZ」世代に大好評。2004年には『マジンガーZ 地下格納庫編』として書籍

    「思ったよりガチの建築計画」 空想世界の建築物と向き合う『前田建設ファンタジー営業部』が高杉真宙主演で映画化決定 | ダ・ヴィンチWeb
  • 一見正しいけれど……? ダウンロード違法化、コンビニからの「成人誌」の排除 | ダ・ヴィンチWeb

    ■「ダウンロード違法化の拡大」がもたらすもの 文化庁は1月25日に「海賊版ダウンロードの違法範囲をネット上の全てのコンテンツに拡げる」とした意見の最終取りまとめを行った。審議会に参加していた有識者の多くから異論や慎重論が出されたにもかかわらず、国会への著作権法改正案の提出を優先させた形だ。 これまでもすでに音楽映画については海賊版と知りながらダウンロードを行った場合は違法だった。それがあらゆるネット上の静止画=写真・マンガ・イラスト・雑誌・論文・アイコン画像などに範囲が拡大される可能性が高まっている。さらに、文化庁は、罰則(懲役2年以下・200万円以下)も設けたい考えだ。 「海賊版だと知ってのダウンロードだからやむを得ないのでは?」と思う読者もいるかも知れない。しかし、この違法化は強い「副作用」を生むことが懸念されている。竹宮恵子氏が会長を務める日マンガ学会が1月23日に発表した反対声

    一見正しいけれど……? ダウンロード違法化、コンビニからの「成人誌」の排除 | ダ・ヴィンチWeb
    egamiday2009
    egamiday2009 2019/02/09
    “一見正しいようで実は副作用がある短絡的な判断がこのところコンテンツ政策の分野で続いている”
  • 70年代のパロディ作品を扱う企画展に注目集まる!「絶対面白いやつだこれ」 | ダ・ヴィンチWeb

    2017年2月18日(土)から4月16日(日)にかけて、東京ステーションギャラリーで企画展「パロディ、二重の声 ――日の一九七〇年代前後左右」が開催される。これには「絶対面白いやつだこれwww」「すげー興味がそそられる」「あああ! これはなんともすばらしい企画!」と高い関心が寄せられている。 1960年代中頃から日のアーティストが頻繁に実践し、70年代に入るとテレビや雑誌などを通じて社会的に流行した「パロディ」。この展示では日語として定着し、それでいてなお不明瞭なパロディという技術または形式を、当時の視覚文化を通じて振り返ることができる。 赤瀬川原平や横尾忠則など、時代を彩ったアーティストから知られざる作家までの絵画、マンガ、グラフィックなど約300点の作品が展示される予定。それらの中には赤瀬川がつげ義春の漫画『ねじ式』をパロディした『おざ式』、長谷邦夫が『ねじ式』と『天才バカボン』

    70年代のパロディ作品を扱う企画展に注目集まる!「絶対面白いやつだこれ」 | ダ・ヴィンチWeb
  • 『スピリッツ』“文学特集”号に絶賛の声続出「文学好きとしてもマンガ好きとしても最高の内容!」 | ダ・ヴィンチWeb

    2016年11月28日(月)に発売された『週刊ビッグコミックスピリッツ』53号は、「文学特集号」として豪華作家陣のインタビューや対談が掲載された。さらに「第153回 芥川賞」を受賞した又吉直樹の『火花』を原作とした漫画の新連載がスタート。漫画誌ならではの文学特集に絶賛の声が上がっている。 まず注目したいのは、発行部数250万部を突破した『火花』のコミカライズ。売れない芸人・徳永が先輩芸人・神谷と運命の出会いを果たし、悩みながら自分の道を歩んでいく熱い物語。コミカライズをしたのは大人気漫画『鈴木先生』で知られる武富健治だ。又吉も「もともと武富先生のファンだったので楽しみですね。武富先生の漫画は文学を読んでいる感覚で読めるんです」と期待のコメントを寄せている。 他にも文学特集として様々な企画がぎっしり。まず表紙も飾っている又吉と女優“のん”が、『檸檬』など名作文学の3作を表現した異色グラビア。

    『スピリッツ』“文学特集”号に絶賛の声続出「文学好きとしてもマンガ好きとしても最高の内容!」 | ダ・ヴィンチWeb
  • 戦国大名が『源氏物語』を読んだのはなぜ? 戦国武将と意外な読書の遍歴 | ダ・ヴィンチWeb

    『戦国大名と読書』(小和田哲男/柏書房) 合戦に明け暮れているイメージのある戦国武将たち。だが実際のところ、武将たちは「リーダー」でもあった。ただ日々を戦のことだけを考え、学び、生きていたわけではない。政治的な判断力、領土を治める治世力、人心をつかむ力……戦国武将には様々な能力が求められていた。 では、どのようにして戦国武将はそのような力を養っていたのだろうか。 それを解明する糸口となるのが、「読んでいた」だ。『戦国大名と読書』(小和田哲男/柏書房)は、戦国大名が幼年期に受けていた「教育」と、広く読まれていた書籍によって、戦国武将の「内面」にアプローチした一冊である。戦国武将の内面を知りたいなら、幼少時代における「教育内容」を知ることがその一歩となるのだ。 身分の差はあれど、戦国時代、武将の子どもたちは寺で生活をしていた例が多くある。それは「教育」のためだった。当時における「教師」は、主

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  • 朝ドラ『あさが来た』視聴率好調の裏に“広岡浅子を探した”原案者の執念あり | ダ・ヴィンチWeb

    時は幕末。17歳で両替商・加島屋に嫁いだ浅子は、文明開化の訪れと共に家運が傾くや、持ち前の商いの才能を発揮。「九転十起」のがんばりで家業を切り盛りし、炭鉱経営、銀行と生命保険会社の創設、さらには日女子大学の開設に向けて奔走する。激動の時代をさっそうと駆け抜けた、不世出の女性実業家の波乱万丈一代記。 『小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯』(古川智映子/潮文庫) 初版から27年の時を経て、日の〝朝〞を代表するドラマの原案に起用された作。 激動の時代を豪胆に生き抜き、経済と女性活躍の道を切り拓いた女傑・広岡浅子と、物語の魅力に迫る 現在好評放送中の連続テレビ小説『あさが来た』。幕末、京都の豪商に生まれた少女あさは大阪きっての両替屋の息子・新次郎の元へ嫁ぐが、時は明治維新の真っ只中。時代の煽りを受けて家業が傾くも、あさは持ち前の商才を発揮して、様々な事業を展開。炭鉱経営、銀行と生命保険会社の設立

    朝ドラ『あさが来た』視聴率好調の裏に“広岡浅子を探した”原案者の執念あり | ダ・ヴィンチWeb
  • 愛情たっぷり! マッサンを支えたリタの料理を実際に作ってみた! | ダ・ヴィンチWeb

    現在絶賛放映中で大人気の、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』。ウイスキーに情熱を注ぎ奔走するマッサンこと亀山正春と、そんな彼を支えるスコットランド人のエリーを描いたこの物語は、最終回を目前に控え、より注目度が高まっている。この話には、実在のモデルが存在する。ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝と、その愛リタだ。リタは料理が得意で料理に力を入れており、それを活かしてマッサンを支える様子はドラマでも多々描かれている。彼女の料理は、人と人を繋ぐコミュニケーションツールにもなっていたようだ。 そんなリタが実際に作っていた料理が、『マッサンが愛したリタの料理レシピ』(竹鶴孝太郎/KADOKAWA)として現代に蘇った。レシピは、マッサンの実孫・竹鶴孝太郎さんが紹介。リタの未公開愛用料理BOOKと手書きノートという、とても貴重な資料も掲載されている、ファンにはたまらない1冊。料理もそれらを元に完全再現

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  • 九州でしか作れない本とは!? 九州に根づく出版社の意地と誇り | ダ・ヴィンチWeb

    とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』がこの4月で20周年を迎えた。同じく連載20周年を迎える『名探偵コナン』とコラボし、俳優・佐藤健とコナンが夢の競演を果たした表紙を掲げている最新号では、創刊当時から連載を続けている北尾トロも20周年記念企画を敢行。全国各地へ“”をめぐる取材をしてきた北尾だが、この20年、九州にほとんど行っていないことが判明し、20周年の節目は九州取材で迎えるべき、ということで、「行かなくてごめんなさいツアー」を自身の企画連載で行っている。 ――我々は、地元密着型出版社である長崎文献社に乗り込んだ。同社は、長崎の歴史的資料を一般書に編纂して世に出すことを目的として1965年に設立され、2001年に一度倒産したものの、地域とともに歩む出版社を失う訳にはいかないとの地元の熱意で見事に復活した経緯を持つ。 「県のサポートを受けて出版した『旅する長崎学』などのヒットで経営が安定

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  • 「電子書籍はそもそも所有できない」 相次ぐ電子書店の閉店―専門家はこう見る | ダ・ヴィンチWeb

    エルパカBOOKSや、ソニーのReader Storeの北米からの撤退(日国内は継続)など、電子書店の閉店が続きました。紙のと異なり、電子書籍の中には閉店後読めなくなるケースも。どういった点に気を付ければよいのか、弁護士の福井健策さん(骨董通り法律事務所)に伺いました。 ――最近、電子書店の「閉店」が相次いでいます。電子書籍ブームが落ち着く中、これからもこういった動きは続きそうですが、利用者としてはどういった点に気を付けておくべきでしょうか? 福井:電子書店の閉鎖が論争を呼んだ際、電子書籍には「所有権」がないということに注目が集まりました。確かに電子書籍に限らず、誰かが占有したり、排他的に支配したりすることに馴染まないデジタルデータには法律上、所有権という考え方が適用されないのです。「知的所有権」という言葉はありますが、似て非なる概念です。電子書籍というデータを、一定の条件のもと利用で

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    egamiday2009
    egamiday2009 2014/03/20
    福井先生 「利用者はそのサービス内容では納得がいかない」
  • 「ビブリア」「図書館戦争」…いま、本にまつわる場所が舞台の小説が人気! | ダ・ヴィンチWeb

    現在放送中の月9ドラマ原作『ビブリア古書堂の事件手帖』、春に映画公開の決まっている『図書館戦争』などをはじめとして、いま、書店や図書館、出版社などにまつわる場所が舞台の小説が人気を博している。なぜ、人は「」のなかにも「」を求めるのか? 『ダ・ヴィンチ』4月号ではその理由を追跡し、「がある場所」が紡ぐ物語文庫を特集。おすすめ文庫を一挙掲載している。 ――北鎌倉の古書店店主を務める黒髪の美人と彼女に惹かれるアルバイト青年が事件を解決――『ビブリア古書堂の事件手帖』の大ヒットについては改めて説明する必要はないだろう。「の中で描かれる、あるいはのある空間」というメタ構造が数え切れないほど多くの読者を虜にしている現象が起きている。 もっとも、こうしたジャンルは何も『ビブリア古書堂』に始まったものではない。とりわけミステリーの分野では「ビブリオ・ミステリー」(ビブリオとは《》の意。ラテ

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  • 【第22回】Kindleとうとう国内サービス開始! アマゾン ジャパンの中の人に素朴な疑問を聞いてみた | ダ・ヴィンチWeb

    まつもと :今日はよろしくお願いします。2010年のいわゆる「電子書籍元年」以来、いよいよ来るぞと噂されたり、報じられたりしながら、2年以上経っての国内サービス開始となりました。時間がかかった理由は何でしょうか? 友田 :まず最初にお断りしておかないといけないのは、わたしたち自身が「来るぞ」とはひと言も言ってないんですよね。ですので、「遅かった」というのは正直困ってしまいます(笑)。北米では2007年11月からスタートしたKindleですが、ヨーロッパでの開始は昨年です。UKはもう少し前になりますが。今年に入ってインド、日というペースですので、2010年の段階ではグローバルで見てもまだまだ、という状況だと思います。私たちとしても精一杯やって、やっとここまで来ました、という状況なんです。したがって、「遅れた」という認識は持っていないですね。 まつもと :なるほど。2010年当時は、Goog

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  • 日本人の知らない日本語 特別編 in ヨーロッパ | ダ・ヴィンチ電子ナビ

  • 「まつもとあつしのそれゆけ! 電子書籍」第10回 いま図書館がやばい―電子化時代のそのあり方とは? | ダ・ヴィンチWeb

    電子書籍にまつわる疑問・質問を、電子書籍ITに詳しいまつもとあつし先生がわかりやすく回答! 教えて、まつもと先生! ちば :わたしはようやくダ・ヴィンチ電子ナビのリニューアル作業が一段落して、ホッとしちゃいまして。 まつもと :あ、なるほど。200万点以上の作品が検索可能になって、棚機能も付いた、というアレですね。お疲れ様でした! ちば :ありがとうございます。まつもとさんもぜひ棚登録してくださいね。で、まつもと先生はどうされたんですか? まつもと :先生はよしてください。いや、この記事を見てちょっと考えさせられてしまい……。 武雄市図書館運営委託 「質」保つ根議論不可欠:佐賀新聞の論説 :佐賀新聞の情報サイトひびの 武雄市図書館問題が投げかけるもの まつもと :実は図書館の未来と、電子書籍ってすごく密接な関係があるんです。そんななか、こういう議論がついに出てきたなあと。 ちば :

    「まつもとあつしのそれゆけ! 電子書籍」第10回 いま図書館がやばい―電子化時代のそのあり方とは? | ダ・ヴィンチWeb
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