タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (25)

  • 英国で100キロ離れたDC間を1ミリ秒以下で接続、NTTとNTTデータがIOWN利用で

    NTTNTTデータグループは2024年4月12日、英国と米国の国内で実証実験を実施し、NTTグループが所有する約100キロメートル離れたデータセンター(DC)間を1ミリ秒以下の低遅延で接続することに成功したと発表した。同社の次世代ネットワーク構想「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、アイオン)」の光通信インフラ「オールフォトニクスネットワーク(APN)」を利用して実現した。 実証実験の結果、400Gbps(ギガビット/秒)の通信において両DCを1ミリ秒未満の遅延、1マイクロ秒未満の遅延ゆらぎで接続できたという。英国ではへメル・ヘムステッドとダゲナムのファイバー長で89キロメートル離れたDC間で、米国ではバージニア州アッシュバーンにある4キロメートル離れたDC間で実証実験を行った。いずれもNECのAPN機器で接続し、両DC間の往復遅延と

    英国で100キロ離れたDC間を1ミリ秒以下で接続、NTTとNTTデータがIOWN利用で
  • 「33自治体のデータがIaaSから消失」、日本電子計算がシステム障害の詳細明かす

    電子計算は2019年12月16日、自治体向けIaaS「Jip-Base」を利用中の自治体でシステム障害が発生している問題について記者会見を開き、山田英司社長が「大変申し訳なく思っている」と謝罪した。同社によると、15%のデータはIaaS内のバックアップも見つからず、単独での復旧が不可能。残りの70%は復旧、15%は復旧作業中であることが明らかとなった。 これまで「50自治体」としていたのは、正確には47自治体と、6の広域事務組合や図書館であることも説明された。バックアップが見つからない15%には、このうち33自治体のデータが含まれるという。システム構成も一部が明らかにされ、仮想環境で1318の仮想OSが稼働していたことが判明した。 日電子計算は復旧作業に当たって、IaaS内からOSやアプリケーション、業務データを含む仮想環境のイメージデータを復旧したり、イメージデータを同社のバックア

    「33自治体のデータがIaaSから消失」、日本電子計算がシステム障害の詳細明かす
  • 銀座上空に緑の遊歩道、KK線廃止見越して整備案

    橋の首都高地下化に伴い、都心環状線を江戸橋ジャンクションから切り離し、KK線などを通る新たな環状ルートに変える計画がある。しかし、1959年から供用しているKK線は耐荷重が低く、幅員やカーブの曲率半径は現行の道路構造令が定める大型車の通行基準を満たしていない。 東京都と国土交通省、首都高速道路会社は、大型車が通れる環状ルートを確保するため、KK線の高架橋を強化する案と地下に別ルートを新たに整備する案の2案を検討している。一方で東京都は、「東京高速道路(KK線)の既存施設のあり方検討会」の初会合を10月10日に開催。1年後をめどにKK線の活用策をまとめる方針だ。 こうした検討を受け、地元の中央区も動き出した。中央区環境土木部の三留一浩環境政策課長は、遊歩道化の案を出した理由について以下のように語る。 「補強案は高架下の商業施設の営業に大きな影響が出る他、大幅な改修が必要になるため、国や都

    銀座上空に緑の遊歩道、KK線廃止見越して整備案
  • [独自記事]政府が共通プラットフォームにAWSを採用へ、来秋稼働

    政府は2020年10月に運用を開始する予定の「政府共通プラットフォーム」に米アマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を採用する方針であることが分かった。日経 xTECHの取材に複数の政府関係者が明らかにした。 政府共通プラットフォームは政府情報システムのプライベートクラウド基盤である。政府は民間クラウドサービスの利用を前提に次期基盤となる「第二期整備計画」を進めており、現行の政府共通プラットフォームに比べて5割超の運用コスト削減を目指す。 政府は2018年度から政府共通プラットフォームの整備に向けた入札を実施し、このうち設計・開発などの請負業務の一般競争入札について、アクセンチュアが19年5月に4億7520万円で落札して受託契約を結んだ。政府関係者によると、アクセンチュアはAWSの利用を前提に設計・開発を進めている。 これまで自治体な

    [独自記事]政府が共通プラットフォームにAWSを採用へ、来秋稼働
    eigo_s
    eigo_s 2019/07/12
    gov cloudのtokyoリージョンできるのかなー
  • スカイマーク会長がRuby on Railsを学ぶ理由

    2018年12月28日、多くの会社が仕事納めを迎えた日。1年の仕事を終えてホッと緩んだ世間の雰囲気と対照的に、そのビルの1室は真剣な空気に満ちていた。中で行われていたのは、プログラミング講座。受講者は思い思いにPCと向き合ってRubyと格闘したり、他の受講者とディスカッションしたりしている。 一見、一般的な社会人向け講座。だが受講者が独特だ。集まっていたのは全員、企業の経営者。12月23~29日の7日間集中で、経営者限定のプログラミング講座が開催されていたのだ。 プログラミングスクール事業を手掛けるdivが運営する「経営者限定TECH::CAMPイナズマ」だ。経営者が知識ゼロの状態からRubyを学び、HTMLCSSの知識も習得する。最終的にはRuby on Railsを使ったWebサービス開発に挑む。 受講者にはネットサービス企業だけでなく、ITとは直接関係のない業種の経営者も名を連ねる

    スカイマーク会長がRuby on Railsを学ぶ理由
    eigo_s
    eigo_s 2019/01/28
  • 性同一性障害の私に居場所を与えてくれたWeb業界

    「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは「Yugui」というハンドルネームで知られる園田裕貴(そのだゆうき)氏。書籍「初めてのRuby」の執筆者であり、過去にはRuby 1.9系のリリースマネジャーを務めた。スケールアウト(現Supership)の初期中心メンバーの一人でもある。今回は、プログラミングとの出会いからWeb業界で働くようになったきっかけを聞いた。 プログラミングを始めたきっかけは、小学校低学年のころ、自宅にPC-8800シリーズ(PC-88)というパソコンがあったことです。父親はIT関係の仕事ではありませんでしたが、趣味で多少プログラミングをしていました。デスクトップミュージック(DTM)のようなことをしたり、自作のプログラムで事務処理をしたりしていたようです。 私も家で

    性同一性障害の私に居場所を与えてくれたWeb業界
  • AWSを捨てて復活、ドロップボックスが上場へ

    オンラインストレージサービスの米ドロップボックス(Dropbox)が新規株式公開(IPO)を申請できたのは、「Amazon Web Services(AWS)」をやめて自社環境へ移行したからだった。同社はITストラクチャーの見直しで売上原価率を34ポイントも改善していた。 ドロップボックスは長らく「行き詰まったユニコーン(未上場ながら推定評価額が10億ドルを超えるスタートアップ)」の代表格だった。同社が最後に資金調達したのは2014年1月。当時の推定評価額は100億ドル(約1兆円)にも達したが、その後は失速。2015年10月には米大手投資会社のフィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)が推定評価額を20%引き下げるなど、投資家から厳しい目を向けられ、IPOも新規の資金調達もできずにいた。 そんなドロップボックスが鮮やかな復活を成し遂げた。同社は2018年2月

    AWSを捨てて復活、ドロップボックスが上場へ
  • インフラをコーディングして労働環境を改善、IaC活用研究会が発足

    TISは2018年1月22日、「Infrastructure as Code(IaC)」の推進団体「IaC活用研究会」の設立を発表した。IaCはプログラミングによってインフラ管理を効率化する手法だ。研究会は「低いと言われる日の労働生産性を向上させるために、インフラエンジニアの生産性向上のためにIaCを推進する」(TIS)ことを目的に活動する。 研究会を発足した理由についてTISは、「国内のシステム構築においてIaCの普及率がアーリーアダプターからアーリーマジョリティに移行しているタイミングになって来たため」と説明する。「IaCが『最近話題の新しい手法』から『SIにおいて当たり前に必要な要素』に変わる中で、業界間での横断的な意見共有の場が必要になってくると考え会を発足させた」(同)という。 研究会はIaCを適用して実際に労働生産性を向上した事例や、IaCに利用することが多い構成管理などのツ

    インフラをコーディングして労働環境を改善、IaC活用研究会が発足
  • ITインフラ技術の本命、有識者5人が2018年ブレーク予測

    ITインフラ技術命、有識者5人が2018年ブレーク予測 ITインフラテクノロジーAWARD 2018 ITインフラ(システム基盤)分野で、新しい技術やサービスが相次いでいる。これらのうち、2018年に多くのユーザー企業の注目を浴びるITインフラ技術はどれか。日経BP社はITインフラに詳しい5人の有識者に予想してもらった。 5人の有識者は、野村総合研究所の石田裕三上級アプリケーションエンジニア、ウルシステムズの漆原 茂代表取締役社長、国立情報学研究所の佐藤一郎 副所長 情報社会相関研究系教授、Publickeyの新野淳一編集長/Blogger in Chief、楽天の森 正弥執行役員 楽天技術研究所代表である。 この予想は、「ITインフラテクノロジーAWARD 2018」の選考で5氏が議論した内容を基にしている。ITインフラテクノロジーAWARDとは、企業の注目を浴びる可能性が高いIT

    ITインフラ技術の本命、有識者5人が2018年ブレーク予測
  • [第4回]プログラミング教育についてドワンゴに聞く、C言語での入門にこだわるのはおかしい

    ドワンゴは、インターネットを利用した通信制の高等学校「N高等学校」(N高)のカリキュラムの一つとして、プログラミング教育に取り組んでいる。N高のプログラミング教育の責任者である清水氏、N高生向けに無料で提供している課外授業のN予備校でプログラミング教育を担当する吉村氏、N高生向けの通学制コース「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」(PHH)の責任者である草野氏に話を聞いた。今回は、最初に学ぶべきプログラミング言語やプログラミングの未来について語ってもらった。 最初に学ぶプログラミング言語としてCをやるべきだと主張する人は多い。それについてどう思うか。 清水:Cはもうやらなくていいのではないかと思っている。以前は低レイヤーのシステムプログラミングをしようとするとCやC++が必要だったが、今だとGoRustといった言語でもシステムプログラミングができる。Cはポインターやメモリ

    [第4回]プログラミング教育についてドワンゴに聞く、C言語での入門にこだわるのはおかしい
  • [第2回]ドワンゴのプログラミング教育、プログラミングだけじゃない“プロの姿勢”を高校のうちに学んでもらう

    ドワンゴは、インターネットを利用した通信制の高等学校「N高等学校」(N高)のカリキュラムの一つとして、プログラミング教育に取り組んでいる。N高のプログラミング教育の責任者である清水氏、N高生向けに無料で提供している課外授業のN予備校でプログラミング教育を担当する吉村氏、N高生向けの通学制コース「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」(PHH)の責任者である草野氏に話を聞いた。今回はPHHの話題が中心だ。 PHHはそもそもどういうところから始まったのか。 草野:2015年9月くらいに川上さん(カドカワ代表取締役社長、ドワンゴ代表取締役会長である川上量生氏)と一緒に事をしたときに「高校を今度作る」という話を聞き、「プログラミングの講師を探しているが、頼めないか」という話になった。もともとは生放送の講師を依頼されたが、それは断った。自分が教育に取り組むときには、目の前に生徒がいな

    [第2回]ドワンゴのプログラミング教育、プログラミングだけじゃない“プロの姿勢”を高校のうちに学んでもらう
  • [第1回]ドワンゴのプログラミング教育、社会人向けにコンピュータサイエンスも教えたい

    ドワンゴは、インターネットを利用した通信制の高等学校「N高等学校」(N高)のカリキュラムの一つとして、プログラミング教育に取り組んでいる。N高のプログラミング教育の責任者である清水氏、N高生向けに無料で提供している課外授業のN予備校でプログラミング教育を担当する吉村氏、N高生向けの通学制コース「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」(PHH)の責任者である草野氏に話を聞いた。 N高のプログラミングの授業とPHHの関係を教えてほしい。 清水:N高は普通科の通信制高校だ。情報の授業はあるが、プログラミングだけをやるわけではない。プログラミングは、N予備校という課外授業として提供する形にしている。N予備校のプログラミングのカリキュラムは「プログラミングができるようにする」というスタンスだ。 これに対し、PHHはプロのプログラマーを養成することを目的とする。プロの現場で必要なチーム開

    [第1回]ドワンゴのプログラミング教育、社会人向けにコンピュータサイエンスも教えたい
  • 判明、ANAシステム障害の真相

    大型のシステム障害の詳細が見えてきた。全日空輸(ANA)が2016年3月22日に起こした国内線旅客システム「able-D(エーブルディ、以下では便宜上開発コード名のANACore:アナコアと称す)」のシステム障害では全国49の空港で搭乗手続きができなくなり、ANAと提携航空会社5社の合計で719便、7万2100人以上に影響を及ぼした。インターネットや予約センターでの予約などもできなかった。 ANAは障害発生から8日後の3月30日に経緯や原因を公表、さらに4月11日に弊誌のメール取材に応じ、一段詳しい真相が判明した。 4台のSuperdomeをRACでクラスタリング 今回のシステム障害の中身は3月20日のニュースで報じた通り、4台のデータベース(DB)サーバーが停止したというもの(関連記事:ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン)。今回、弊誌

    判明、ANAシステム障害の真相
  • はやりの「Docker」は、くすぶっているDevOpsを再燃させるか

    筆者が所属する日経Linuxの誌面で初めて「Docker」を取り上げたのは、ちょうど1年前に発売した2014年1月号だ(関連記事)。当時日では、まだ知る人ぞ知るソフトウエアだったように思う。しかしその後は、一気にメジャーな存在になった。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL)などのLinuxディストリビューションがDockerを搭載するようになり、RHEL Atomic HostやCoreOSといったDockerの利用に特化した軽量Linuxも登場している。後述するように、主要なパブリッククラウドがここ2カ月ほどの間にDockerベースのサービスを相次ぎ発表している。今やLinuxの専門家でなくても、ITエンジニアなら誰でもDockerについて一度は耳にしたことがあるだろう。特にITインフラを担当するエンジニアなら、実際に使ってみたことがある人も少なくないはずだ。

    はやりの「Docker」は、くすぶっているDevOpsを再燃させるか
  • ついに国内でも普及し始めたプログラミング言語「Scala」、誕生から10周年

    2014年9月6日、オブジェクト指向の関数型プログラミング言語「Scala」に関する大規模カンファレンス「ScalaMatsuri 2014」が開催され、筆者も参加した(写真1)。当日の様子をレポートしたい。 Scalaについては、名前は聞いたことがある方も多いと思う。2003年に生まれたオープンソースのプログラミング言語で、コンパイル後はJava VM上で動作する。Javaの既存資産を引き継ぎつつ、Javaにはない新たな言語の特徴を生かせることから、今後が期待されている言語の一つである。 Scala海外では、米Twitterや米LinkedInなどが利用していることで知られ、ネット企業を中心に普及しつつあるが、今年の同カンファレンスでの発表を聞いて、国内のネット企業でも、もはや当たり前のように使われる状況になったのだと実感した。 国内でのScalaのユーザーとしては、ドワンゴ、エムスリ

    ついに国内でも普及し始めたプログラミング言語「Scala」、誕生から10周年
    eigo_s
    eigo_s 2014/11/21
  • 第1回 管理ツールがNetworkManagerに一元化

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL 7)では、ネットワーク設定や管理に利用するツールが「NetworkManager」に一元化された。これまで利用されてきたツールの「Network Administration Tool」(system-config-network)は廃盤、つまり非搭載になった。 ここで、Network Administration Toolとは、RHEL 2.1~同 6までの間にネットワーク管理に利用されてきた「system-config-network」(RHEL 2.1や同 3では「redhat-config-network」)で始まる名前のソフトウエア群のことである。RHEL 6の時点ではネットワーク管理にNetworkManagerを利用する設定がデフォルトだったが、RHEL 7ではNetworkManagerに改められた。 Netw

    第1回 管理ツールがNetworkManagerに一元化
  • 第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)では、「systemd」という新しいLinuxの起動処理とサービス管理の仕組みが導入された。システムの起動処理にかかる時間を短縮するなど、さまざまなメリットを備えている。 従来のバージョンであるRHEL5では「SysVinit」、RHEL6では「Upstart」という仕組みが採用されていた。systemdは、これらの仕組みとは大きく異なるプロセスで、Lnuxを起動する。systemdは従来の仕組みとどう異なるのか、それによってどんなメリットが得られるのか、詳しく解説していこう。 これまではシェルスクリプトでシステム起動を管理 SysVinitやUpstartでは、システムを起動してLinuxカーネルが動き始めると、最初にシェルスクリプト「/etc/rc.d/rcsysint」によって、ファイルシステムの整合性チェックとマウン

    第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd
  • レッドハット、コンテナ仮想化「Docker」やストレージ「Ceph」に注力

    レッドハットは2014年5月14日、2014年度(2013年3月~2014年2月)の日法人の事業方針と戦略を発表した。レッドハットの廣川裕司社長(写真)は、パートナー営業を強化するなどして「Linux市場の成長の倍のスピードで売り上げを拡大する」と語った。また注力する技術分野としては、コンテナ型仮想化技術である「Docker」やデータベース(DB)などの運用に適した分散ブロックストレージ「Ceph」などを挙げた。 パートナー営業強化策については同日、認定パートナー(Red Hat Business Partner)を現在の250社から500社に倍増する方針を発表。このほか、パートナーが顧客に提案する案件を事前にレッドハットに登録することでレッドハットが提案を支援を行えるようにする「ディールレジストレーションプログラム」などを発表した。 技術面では、IaaS(インフラ・ストラクチャー・アズ

    レッドハット、コンテナ仮想化「Docker」やストレージ「Ceph」に注力
  • 大規模障害から1年余り、あの企業が「その後」を語った

    「この度は取材をお受けしましたが、どう対応したらよいか。今でも迷いがあります」。担当者は取材の冒頭で、心境をこう吐露した。 記者は取材のためレンタルサーバー事業を手掛けるファーストサーバ(社:大阪市)を訪れた。1年半ほど前に、顧客企業が利用していたサーバー約5700台のデータをほぼ消失させる大規模障害を起こした事業者だ。 今回の取材は、過去に失敗を経験した複数の企業や公的団体に申し込んだ。目的は、「IT運用の失敗から技術者がどう学び、再発防止に取り組むべきか」をまとめる企画記事を執筆するためだ。 中でもファーストサーバは、運用のプロであるべきITベンダーが、一部とはいえ現場担当者のずさんな運用作業を見逃していた実態が明るみになり、個人としても大きな衝撃を受けた。失敗を経てどう体制を立て直したのか、大いに興味があった。 「非技術者」にも分かる再発防止策を:ファーストサーバ 簡単に、ファース

    大規模障害から1年余り、あの企業が「その後」を語った
  • 【MySQLウォッチ】第8回 MySQLチューニングのテクニック:ITpro

    SlowLogの設定 環境設定ファイル(Windowsではmy.ini,Linuxではmy.cnf)に次のような設定を加えるとSlowLogが有効になる。 log-slow-queries SlowLogの有効化(ログファイル名を指定可能) long-query-time=2 SlowLogに記録する処理時間の上限 log-long-format インデックスを使用しないSQL文の記録 long-query-timeパラメータは,SlowLogに記録するしきい値を秒単位で設定する。この場合には,2秒超える処理時間を費やしたSQL文を記録する。また,log-long-formatを指定すると,インデックスを使用しないSQL文もSlowLogに記録する。 SlowLogの確認 SlowLogが動作しているかどうかは,次のコマンドで確認できる。log_slow_queriesがONであれば有効と

    【MySQLウォッチ】第8回 MySQLチューニングのテクニック:ITpro