もうしじゅー。 人生の折り返し地点なのに未だに処女な部分がある。 バック? ノンノン、そこは肛門科でひっくり返されて器具がぐっさり、中まで覗かれた。 未だバージン。人生の未踏地点。 それは某粘膜付近にございまして。 勿体ぶりましたが私、平成のこの時代に未だつけまバージン、リキッドアイライナーバージン。 眼の粘膜、が弱点なんです…。 コンタクトの方ならご存じでしょう。コンタクトという異物が入った状態で目にゴミが入ると通常の二、三倍痛い。 いだだだだだ!って洗面所に駆け込む羽目になる。 こんなデリケートな目元に飛び散りそうなアイシャドウ塗るとかなんてデストロイ。 太目で柔らかいペンシルライナーをそおっと、ならたまに入れるが、白目ひんむいてまつ毛の生え際、粘膜ぎりっぎりに入れるリキッドライン、それって死線。 リキッド・オブ・デッド。 何を隠そう、自分不器用ですから。 何度眼球にアイラインを引いた