軍用装甲車の製造元一本化はコマツのほうがいいのではないか。 世上は三菱を推している。防衛省の言うことはよく聞くといったあたりが理由だ。 だが、三菱重工は向いているかどうか疑問だ。そもそも企業体力が疑問だ。航空造船の失態でどうなるかわからない。集約して潰れて、事業売却先もなく事業継続不能の可能性もある。また技術力も疑問もある。車両関連をみても世界シェアをとれるような製品はない。 むしろコマツではないか。企業としての安定性は上、重量級車両に関する技術力も上だ。シェアをCATと競う会社である。厳寒のマガダンでもアラスカでも、灼熱の中東でもアフリカでも動く車両をつくっている。世界中を相手にできる技術力がある。 ただ、官の小間使いにはならない。その点で自分を国の一部と勘違いしている官尊民卑の三菱とは大違いなんだろう。 ■ ホントに悪いのは防衛ではないか しかし、装甲車に関する問題提起は怪しい。官側の