楽天は9日、家庭用太陽光発電パネルの販売を17日から始めると発表した。仕入れや見積もりなどを一括して同社が行い、中間業者を極力使わずネット販売することで、国産で95万円からと「実勢価格の半額」(佐治公敏グリーンエネルギー事業副事業長)を実現する。 出力は2・77~4・44キロワットの4種類があり、工事費込みの価格は95万~148万5千円(税別)。家庭向けの3キロワット前後のパネル設置費用は200万円程度とされる。 楽天の太陽光発電販売は、新たに立ち上げる専用サイト「楽天ソーラー」で行う。サイト上で自宅の住所を入力すると、米グーグル社の地図サービスを利用した屋根の衛星写真を基に、設置可能なソーラーシステムのワット数などの見積もりが計算される。楽天が提携する「日本エコシステム」(東京都港区)がシャープ製パネルの販売と施工を行う。 楽天の説明によると、初期費用の回収には、3・33キロワットモデル