江戸時代の伊豆韮山代官・江川家の史料を管理する静岡県伊豆の国市の公益財団法人「江川文庫」は12日、同市韮山の代官屋敷・江川邸(国重要文化財)で「パンフェスタ」を開く。 日本でパン作りの祖とされる江川坦庵(1801~55年)の没後160年を記念して行うイベントで、江川家伝来の製法書を基に、参加者らが幕末の「兵糧パン」を焼いて、再現する。 同文庫などによると、緊迫する当時の外交情勢を受け、坦庵は1842年4月12日、戦時携帯食の兵糧パンを製造した。これ以降、私塾「韮山塾」の塾生らが製造を続け、幕府と薩摩、水戸藩などが軍用食糧に採用したという。 この史実にちなんで、パンの業界団体は4月12日を「パンの日」とする。「国内パン発祥の地」を掲げる伊豆の国市は毎年、「パン祖のパン祭」を開いており、大勢の来場者でにぎわう。 没後160年にあわせ、同文庫は坦庵の業績を広く紹介しようと、初めてフェスタを企画し
千葉県銚子市の海鹿島海水浴場近くの波打ち際で7日、漂着したとみられるキタオットセイが見つかった。 午前11時半、市漁協からの連絡を受けた県銚子水産事務所と犬吠埼マリンパークの職員が確認した。首にはロープ状のものが巻き付き、傷も見られることから対応が難しいと判断。イルカウォッチングの宮内幸雄・銚子海洋研究所長の協力で、アクアワールド茨城県大洗水族館が8日午前10時ごろに保護することになった。 宮内所長は「傷口が深い。保護される8日まで、何とかがんばってほしい」と話した。近所の子どもたちは「助かってほしい」と心配げに見守っていた。 宮内所長によると、キタオット… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料
ひと口に「中学給食」と言っても、市町村によって内容は様々。神奈川県の各教委に特長ある献立を紹介してもらった。 1962年から実施の古参組・小田原市は、地元の水産加工品などをふんだんに。73年スタートの大和市は、週4回米飯を採用し、バランスの良い和食献立がモットー。80年から共同調理場で作る三浦市は、新鮮な魚や野菜を生かしたメニューが自慢。食器も汁物には磁器を使っている。 県内の指定市で唯一、実施済みの相模原市では、合併を機に2010年から選択制のデリバリー給食を導入。行事や記念日にちなんだメニューも充実。 昨秋参入の逗子市では、デリバリーながら必ず汁物つき。好評のカレーは豚骨でだしを取ってルーから手作りし、温かく提供する。
山陰地方でよく売られている「板わかめ」。子供のころから大好きで、よく食べていた。 上京当時、東京のスーパーで売ってないことにショックを受け、実家に頼んで「塩っペ」※1と「アラ!」※2と「板わかめ」をまとめて大量に送ってもらっていた。(海藻類がすきなんです) 件の板わかめは、海でとれたわかめを水洗いして乾燥させただけ、というとてもシンプルな食べ物だ。 ※1「塩っぺ」=主に西日本で売られている細切りの塩昆布の一種。「ふじっ子」みたいなもの。 ※2「アラ!」=主に西日本で売られている海苔の佃煮の一種。「ごはんですよ」みたいなもの。 「それってふえるワカメみたいなもんでしょう?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれないが、さにあらず、そんな水で何十倍にも膨らむ乾物なんかと一緒にしないでいただきたい。あくまで板わかめは板わかめであり、全く別物なんです。 ことあるごとにいろいろなことろで「板わかめがうま
韓国政府がセウォル号を引き揚げる場合、切断せず原形のまま引き揚げる方針を決めた。昨年末から技術検討を担当してきた海洋水産部「タスクフォース(以下TF)」の決定だ。 当初、TFは「原形引き揚げ」と「切断引き揚げ」の間で悩んだ。セウォル号をまるごと引き揚げるのが最善だった。しかし船舶はもちろん貨物・泥なども一緒になり「最大1万トン」以上と推定されるセウォル号の重さに耐えられるクレーンや技術などを確保するのが悩みだった。 特にTFは、セウォル号と同じ造船所で作った日本の「ありあけ号」(2009年沈没)引き揚げ事例を研究して船体をワイヤーで切断する案も検討した。だがTF関係者は6日「ありあけ号は不明者がおらず切断が可能だった」として「セウォル号の場合、費用と時間がさらにかかっても切断なしに進める側に方向を固めた」と話した。 これに伴い、具体的な引き揚げ手続きに注目が集まっている。海水部によれば、先
かわいらしくポーズを決めるつりビットの(左から)竹内さん、安藤さん、聞間さん、長谷川さん、小西さん(東京都港区で) さまざまな女子アイドルグループが人気を集める中、釣(つ)りとアイドルを組み合わせた異色(いしょく)の中高生5人組「つりビット」が注目されています。 2013年5月に活動を始め、昨年12月にはファーストアルバムも出しました。東京都港区にあるスタジオを訪(たず)ね、活動や釣りにかける思いを聞きました。 「いつか世界を釣り上げます!つりビットです」。5人は、声のそろった明るいあいさつで登場しました。リーダーはグループで唯一(ゆいいつ)の高校生である長谷川瑞(はせがわみずき)さん(17)。中学生のメンバーは、竹内夏紀(たけうちなつき)さん(14)、安藤(あんどう)咲桜(さくら)さん(14)、聞間彩(ききまあや)さん(14)、小西杏優(こにしあゆ)さん(13)の4人です。 グループ名は
気仙沼市の観光をPRしようと、水揚げ量が日本一の特産のメカジキを使った創作料理が完成し、7日試食会が開かれました。 完成した創作料理は、メガジキを使った▽しゃぶしゃぶの「メカしゃぶ」と、▽すき焼きの「メカすき」です。 これらの料理は気仙沼市の社団法人が市内の6つの飲食店と協力して考案しました。 7日は、市内のホテルに観光や水産の仕事に携わる人たちなど、およそ30人が集まり試食会が開かれました。 はじめに、料理を考案した「リアス観光創造プラットフォーム」の菅原昭彦理事長が「メカジキは、いろいろな調理法が楽しめる万能な食材なので、完成した料理を生かして気仙沼を売り込んでいきたい」とあいさつしました。 このあと、さっそく試食が行われ、気仙沼市の菅原茂市長らができたての味を楽しんでいました。 菅原市長は、「メカジキは刺身で食べるのが一般的だと思っていたが、しゃぶしゃぶにしてもすき焼きにしてもとても
高潮や津波の際、押し寄せる波の力で立ち上がる防潮設備の開発を名古屋大学と日立造船などが進めている。7日、名大で実験が公開され、幅数百メートルの津波に対応できることが確認された。防潮堤の上に敷くことで、景観を損ねずにかさ上げ効果が期待できるという。 「フラップゲート」と呼ばれる仕組み。普段は地面などに敷かれた板が、押し寄せた水の浮力で立ち上がって壁になり、浸水を食い止める。人力も電力も使わない。ただ、これまでは幅10メートル程度の波にしか対応できず、防潮堤の開口部やビルの入り口などへの設置に限られてきた。 今回、金属のケーブルで板を横につなげることで、幅数百メートルの波にも対応できるようにした。この日の実験では4分の1の縮尺の模型を使い、8枚連結させた板が、波を受けて連続して立ち上がることを確認した。防潮堤の上に敷けば、3~4メートルのかさ上げと同じ効果になる。 日立造船によると、この設備は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く