米国政府が韓国を「予備違法漁業国(IUU、Illegal,Unreported,Unregulated)に指定した。韓国の遠洋船舶2隻が南極水域の漁場閉鎖通知にも関わらず操業し、国際機構の南極生物保全措置を違反したことによるものだ。 米国商務省傘下の海洋大気庁は20日(現地時間)、議会に提出する2019年「国際漁業管理改善報告書」にこのような内容を含めた。韓国が予備IUU漁業国に指定されたのは2013年以来2度目だ。 この措置は、韓国遠洋漁船2隻(サザンオーシャン号・ホンジン701号)が2017年12月に漁場閉鎖が通知された南極水域で操業したことから始まった。当時南極の海洋生物資源保存委員会(CCAMLR)が12月1日の漁場閉鎖を通知したが、当該船舶がその後も2~3日間操業したことが分かった。 CCAMLRは南極の海洋生物資源を保存し、合理的に利用するために、メロ・オキアミ・ワカサギなどの