えっ…海藻類も!? 栄養士が警告「幼児に与えすぎてはいけない」食品3つ WooRis 12月20日（日）11時30分 写真を拡大 好奇心いっぱいの幼児期のお子さんは、大人の口にするものは何でも食べたがるようなところもありますよね。「何を食べさせるのがよくて、何がNGなの？」と頭を悩ませているお母さんも多いことでしょう。 管理栄養士の望月理恵子さんによれば、幼児期は赤ちゃんの頃よりも、食べさせてはいけない食品は少なくなるものの、何でも好き放題……というわけにはいかないそう。 なかには、大人にとってイメージのいい意外な食品が、幼児にとって害となることもあるようです。 そこで今回は望月さんからのお話をもとに、“幼児に与えすぎてはいけないNG食品3つ”をお届けしたいと思います。   ■1：ミネラルウォーター 「日本の水道水は軟水であるのに対し、市販のミネラルウォーターのなかにはかなり硬度が高いもの

富山の人たちに長年親しまれ愛されてきたものは色々とありますが、その中でも特筆すべきは「昆布」と「富山ブラックラーメン」です。 昆布支出額日本一の富山 富山市1世帯当たりの昆布の年間支出額は全国1位という統計（総務省「家計調査」）があるように、富山ではかまぼこや昆布締め、とろろ昆布のおにぎりなど、実にさまざまなものに昆布を用います。

遠海ものや近海ものの魚介の列をぬって、遠来の客や近所の人が行き交う。師走も下旬、東京・築地市場はこれからが人出のピークだ。市場は来年１１月に江東区豊洲へ移転する。築地で迎える歳末は今年が最後になる▼移転か建て替えか、数十年来の議論がようやく収まった。「河岸の人間ってのは何でも逆らいたがるんです。で… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

香美町香住区余部沖の日本海に仕掛けた定置網に２０日、大物の寒ブリ約６００匹がかかり、香住漁港に陸揚げされた。但馬漁協によると、６００匹もの大漁となるのは二十数年ぶり。競りでは１匹あたり最高３万円の値がついた。 漁協関係者によると、定置網は余部沖約１キロ、水深約３０メートルにある。この日早朝、藤平進さん（６１）が漁船で見回ったところ、大量の寒ブリを確認。地元の組合員が総出で定置網から漁船に移し、競りにかけるために香住漁港に陸揚げした。 脂が乗り、丸々とした寒ブリは１匹ずつ計量され、いずれも体長は５０センチ以上、重さは９～１５キロあった。ブルーシートに寒ブリがずらりと並べられた光景は壮観で、漁協関係者は「こんなに大きい寒ブリはめったにない」と驚いた。 藤平さんは「水温が下がり、天候が回復したことが寒ブリの大漁につながったのではないか。組合員へのビッグなクリスマスプレゼントになった」と大喜びだっ

カキで日本を笑顔に＝宮城、三重、広島県がイベント−東京 宮城、三重、広島３県の競演で行われたカキＰＲイベント＝２０日午前、東京都千代田区 カキの主産地として知られる宮城、三重、広島３県が２０日、東京の有楽町で競演イベントを開いた。題して「有楽町−２０１５−　ＯＹＳＴＥＲ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ　牡蛎が日本を笑顔にする！」。宮城の焼きガキ、三重のカキめし、広島のバター焼きと、異なる味わいのカキが臨時に作られた屋台風の小屋から無料で振る舞われ、午前中から、整理券を持って並んだ人たちが舌鼓を打った。 　３県の知事らが会った際に話が持ち上がったというこのイベント。東日本大震災で生産が激減したものの、今は回復基調にあるという宮城県から駆け付けた小林徳光県水産業振興課長は「施設が壊れて辞めた漁業者も多く、今は人手不足で大変。宮城県内にもいろんな産地があり、それぞれブランド化を試みています」と語った。銀座にほ

JR青梅駅前の「かねやま水産」（青梅市本町、TEL 0428-21-1046）と、厳選した築地直送の鮮魚を仕入れる卸専門店「海野水産」（今井、TEL 0428-31-3549）が12月30日・31日、毎年恒例の特別販売を行う。 旬にこだわり鮮魚のみを飲食店に卸す専門の海野水産が年に1度、「おせちの食材に新鮮な魚を食べてほしい」と企画した特売だったが、口コミで人気が広がり、毎年恒例の風物詩に定着。昨年、一般向けのかねやま水産をオープンし、今年も2店舗合同で特売を行う。 昨年も都心の高級店などに卸す商品と同ランクの本マグロやカニ、酢ダコ、カズノコなどをそろえ、大勢の買い物客が並んだ。今年も、近海天然物を中心に、人気のマグロ、カニ、カズノコ、酢ダコなどこだわりの食材を仕入れるという。 店主の海野和豊さんは「今年も良いものを安く、よりすぐりの食材を用意するので、ぜひ気軽に足を運んでほしい」と呼び掛

道の駅「くるら戸田」（沼津市戸田）で12月20日、「駿河湾深海魚シンポジウム＆試食会」が開催された。主催は「へだ温泉深海魚プロジェクト」。 【関連画像】試食品を手に持つ地元主婦ら 同地域は国内でも有数のトロール漁の盛んな港として有名で、タカアシガニやキンメダイなどの深海魚が水揚げされる港があり、深海魚を食する文化が発達した地域。 同プロジェクトは深海魚を中心にした地域活性を狙う団体で、観光協会メンバーらが中心となって結成された。今年1月に企画がスタートし、深海魚のフォトコンテストやタカアシガニのリアクションコンテストなどを開催。今年12月にはフォトコンテストの優秀作を集めたカレンダーも発行した。 同プロジェクトのリーダーである中島寿之さんは「昔からトロール漁で水揚げされたヒメカリやメギスなど、腐敗が早く流通に適さず、地元住民の食材として使われていた。今回の深海魚ブームと保存方法の発達により

暗い海、ひしめく小舟、汗に光った男たちの怒号、海が膨れ上がり水面にたたきつけられた少年の目の前には、どでかい抹香鯨（まっこうくじら）の顔が迫る。まるでモノクロームの映画を見ているようだ。 紀州・太地は捕鯨で暮らしが成り立っている。そこの分限（ぶげん）（金持ち）、太地覚吾が１２歳で初めて漁に出たときの記憶だ。１７歳で太地本宗家の家督を継ぐ。幼いころから海で鍛えられてきた覚吾は、棟梁（とうりょう）として、大旦那として、鯨組の要となった。 時は幕末。父親の代から不漁が続いている原因は米国捕鯨船の乱獲である。彼らは日本の沿岸近くで近代的な捕獲を行い、油だけを取って残りは捨てる。太地に限らず国内の鯨漁の経営は瀕死（ひんし）の状態であった。 手痛い失恋を経験しながらも、覚吾は大人になっていく。先細るばかりの鯨漁を立て直そうと、大坂、江戸、そして蝦夷地へと乗り込み、打開策を練る。おなじみの幕末の志士たち

シラウオやワカサギなど霞ケ浦と北浦の魚介類や加工品をアピールしようと、漁業者たちが二十六、二十七の両日、「歳末漁師市」と銘打った直売イベントを行方市の「道の駅たまつくり」で開催する。魚は豊富だが、販路が細り、漁獲量が増やせないのが実情という。地元漁師は「冬場は魚の身がしまり、脂が乗って一番おいしい時期。朝捕った新鮮な魚をぜひ味わって」と来場を呼び掛けている。　（妹尾聡太） 直売会は今年で五回目。きたうら広域漁業協同組合（行方市）の海老沢武美組合長（６３）によると、霞ケ浦と北浦では長らく不漁が続いたが、ここ数年間は豊漁が見込めるようになったという。「魚卵の人工ふ化や、湖に流れ込む排水の水質改善など、長年にわたって地道に取り組んできた活動がようやく花開いたのかも」と表情が和らぐ。 しかし、二〇一一年の東京電力福島第一原発事故の翌年から、漁獲量は大幅に減っている。基準値を超える放射性物質が魚から

東日本大震災から５年目を迎える「チャリティー年賀状」をご存じだろうか。復興支援活動のひとつとして、全国の学生が作った年賀状デザインを商品化することで、その売り上げの一部が寄付され、被災校の子どもたちを支援するというプロジェクトだ。 今年のチャリティー年賀状では、東日本大震災の被災校である宮城県気仙沼市立唐桑中学校において「チャリティー年賀状 デザイン教室」を実施。実際に子どもたちがその場で制作した年賀状のデザインが、新たなラインナップとして販売開始されている。 唐桑中学校の1年生41名が取り組んだ力作は、いずれもシンプルながらユニークなデザイン。というのも今回のデザイン制作は、台紙となるテンプレートと基本図形のパーツを用いて、積み木やパズルのように構築する方法で行われたから。 生徒たちは、丸・三角・四角といった形とさまざまなカラー・サイズのパーツを自由に組み合わせることで、想像力を最大限に

成長を遂げる新興国と、成熟する先進国。経済力や人口の変化は、「食」の嗜好や購買力にどんな影響を与えたのか。データから探ってみよう。 2015年の国内総生産（ＧＤＰ、名目・米ドルベース）は米国と中国、総人口は中国とインドが突出し、アジアや欧州、中南米、アフリカ勢が続いている。これら経済・人口規模の大きい16カ国では、食生活にどんな変化が起きているのだろうか。 生産や輸入を通じ国内で供給されたカロリー（国民１人・１日あたり）を比較すると、米欧先進国の高さが目立つ。16カ国で最も高い米国を筆頭に、４カ国が3500キロカロリー超。インドなど南アジアの３カ国の1.5倍近い水準だ。 直近10年間の増減率でみると、インドネシアとロシアが１割以上増えている。逆に最も低いのは日本で、５％近く減った（12月21日付の日本経済新聞朝刊参照）。 供給カロリーの差は、肥満度にも表れている。18歳以上で、肥満とされる

気仙沼市本吉町三島の「道の駅大谷海岸」で１９日、年末恒例の「あわびまつり」（本吉町産業振興公社主催）が開かれた。 東日本大震災の年も開かれた人気の催し。厳しい冷え込みにもかかわらず、午前９時の開会時は３００人を超える列ができた。今年は活アワビ１キロ８５００円と、市価より３割程度安く販売。同公社の菅…

好調な「マグロのホルモン焼き」。（奥左から）「塩にんにく」、「スタミナ源たれ」、一番人気という「辛みそ」 ◆廃棄の胃袋　有効活用 深浦町の水産加工会社「あおもり海山」が１０月に発売した深浦マグロなど県産マグロの「胃袋」を使った「マグロのホルモン焼き」が人気を集めている。マグロの胃袋は独特の臭みがあり、これまで捨てていた部位だが、１年以上かけて改良を重ね、商品化にこぎ着けた。ユニークな味と食感で全国から注文が相次いでおり、「年内か年明けにも売り切れになりそう」（同社）という。 マグロのホルモン焼きは、こりこりとした食感と、かむほどに広がるマグロのうまみが特徴の商品だ。材料の胃袋は、マグロ１匹から体重の約１％しかとれない希少部位という。臭みが強く、下処理に手間がかかるため、これまでは市場に流通せずにほとんどを捨てていたが、あおもり海山では昨年、「これまで値段の付かなかった部位を商品化することで

カリフォルニアアシカで調べたところ、藻の毒が方向感覚や餌場を記憶する能力を損なうことが明らかになった。（Photograph by Norbert Wu, Minden Pictures/National Geographic） 海の藻がつくる毒が、アシカの記憶障害を引き起こしているようだという研究結果が発表された。毒にやられたアシカは、餌場への行き方がわからなくなるという。 2013年以降、記録的な数のアシカが、飢えて米国の西海岸に打ち上げられている。カリフォルニア沖で大量発生している藻が、その原因なのかもしれない。（参考記事：「米西海岸、アザラシ類の救出数が増加」） 藻類の毒はアシカだけでなく、イルカやオットセイ、ラッコといった他の海洋哺乳類にも影響を与えている。懸念されるのは、今後この問題が解決する見込みが低いことだ。海水温の上昇や、肥料の成分を含む農業排水の海への流出が、藻の大量発