10年以上前に北海道・根室半島に漂着し、展示用の標本にするために地中に埋められていた巨大なミンククジラの死骸の頭蓋骨(ずがいこつ)が20日、根室市内の小学生らが参加したイベントで掘り出された。 標本を作る市歴史と自然の資料館によると、薬品を用いる手法もあるが、土壌の微生物の力を借りて骨になるのを待…
苫小牧沖で19日、体長約2メートルのヨシキリザメ1匹が水揚げされた。漁業関係者によると、サメは毛ガニ漁で使用するカニ籠に頭から突っ込んで死んだ状態で捕獲。苫小牧沖では、昨年も同様の事案が発生しており、漁期終盤を迎えた毛ガニ漁への影響を心配する声もある。 メジロザメ目メジロザメ科のヨシキリザメは、国内では太平洋側の温暖な海域に広く生息する。サメの水揚げ日本一の宮城県気仙沼港で最も多く水揚げされ、高級食材フカヒレとしても珍重。どう猛な性格で漁具だけでなく、人を襲う可能性もある。 サメの生態に詳しい、岩手大学三陸水産研究センターの後藤友明准教授は、昨年に引き続き苫小牧沖の海水温の高さに注目する。「日本海側から津軽海峡を通って張り出した暖流(津軽暖流)の影響で、えりも以西海域の水温は、例年より2~3度高い20度ほどで推移している」と指摘。「水温20~25度の海域に生息するヨシキリザメに適した環境に
タチウオの漁獲量日本一を誇る有田市の箕島漁港で20日、「とれピチ朝市」が開かれた。同漁港で早朝に水揚げされた新鮮な魚が市場にずらりと並び、多くの買い物客でにぎわった。 地元で水揚げされる魚の魅力を知ってもらおうと、有田箕島漁協や同市などでつくる県有田市産地協議会が主催。平成24年9月から毎月1回開いている。 この日は、旬を迎え脂が乗ったタチウオやハモ、タイなど約20種類の鮮魚が店頭に並んだほか、有田みかんを使ったジャムなど地元特産品を販売するコーナーも設けられた。集まった買い物客らは、真剣な表情で品定めをしていた。 夫婦で訪れた由良町に住む山本佳央理さん(38)は「スーパーで売られている魚よりも断然安く、新鮮でおいしそう。食べるのが楽しみ」と話していた。
近年海外の高級ハンバーガー店が次々と日本上陸を果たしているが、2009年にロサンゼルスで誕生し、アメリカ版『GQ』の「2010年のベストハンバーガーオブザイヤー」や、『TIME』の「史上最も影響力のある17のバーガー」に選ばれた、現在アメリカ国内に25店舗を展開する人気のハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER(R)」がついに今秋冬、日本に初出店する。 UMAMI BURGER(R)の真髄は「旨み」にあり 1908年、東京帝国大学の教授であった池田菊苗教授は、従来の甘味、塩味、酸味、苦味という4つの味わいに続く、昆布から抽出した「旨み」(L-グルタミン酸ナトリウム)を発見した。ご存知の通り、舌には味蕾という味を感知するセンサーがあるが、この旨みを感じる部分もあることが近年わかり、新しい味覚として認められることとなった。そして「UMAMI」は第5の味わいとなって世界共通語となり、日本
佐田岬半島地震に弱い 高知大・岡村特任教授2016年08月21日(日) ツイート 【写真】佐田岬半島の地質の特徴などを説明する高知大防災推進センターの岡村真特任教授=20日午後、伊方町中浦 高知大防災推進センターの岡村真特任教授(67)=地震地質学=が20日、愛媛県伊方町中浦の法通寺で「中央構造線と佐田岬の地震環境と防災」と題して講演した。佐田岬半島の地質について「剝がれやすく、水を含むと地滑りを起こす」結晶片岩からできていると解説。「地震活動で激しく動いた地域で、備えが必要」と訴えた。 岡村教授は町内にあった石を手に持ち、「圧力がかかると剝がれやすく、面で割れるため海岸の石でも丸くない」と言及。結晶片岩については「地下40キロでできた岩石で、地表では不安定。雨が当たると簡単に粘土化し、地滑りを起こしやすい。半島の両側に崩れていった残りが佐田岬半島」「最も弱いのが地震の力が加わったときで、
木下真実さんの資料館には重さが130キロもあるオオシャコガイも展示されている 写真を見る 木下さんが自宅近くの海岸で拾った貝殻で手作りした人形 写真を見る 「世界五銘宝」と呼ばれる珍しい貝もそろっている 写真を見る 唐津市浜玉町浜崎の木下真実さん(87)が60カ国以上を訪ね歩いて収集した約6千種の貝を自宅で展示した「木下・貝の資料館」が開館から10周年を迎えた。コレクター間で「世界五銘宝」と呼ばれる「オオサマダカラ」などの5種類すべてをそろえ、イタリアやフランスなど海外の研究者も視察に訪れるという。 貝に興味を持ったのは戦後間もない昭和20年代。近くの海岸で拾った巻き貝の芯が人の手足に似ていたことから、これを材料に人形作りを始めた。その後はノリ養殖技術の研究開発に没頭し、ノリ網普及のため全国を回る日々を送った。 貝の収集を本格化させたのは1993年、4期16年間務めた旧浜玉町議を引退し
浜田漁港(島根県浜田市原井町)で18日、沖合底引き網漁船の2016年漁期の初水揚げがあった。高級魚のノドグロなどが取引され、市場は活気にあふれた。 【詳しくは本紙紙面をご覧ください】 ('16/08/19 無断転載禁止 )
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
日本の台所とも称される築地市場(東京都中央区)の移転計画が揺れている。一部業者が移転先の豊洲市場(江東区)の「環境面の懸念」や「使い勝手の悪さ」を訴える中、小池百合子都知事が「決まった日程を第一に考えず、東京の皆さんの納得、安心を優先させたい」などと延期に含みを持たせているためだ。築地、豊洲両市場の視察では報道陣の中にリポートする元参院議員の田嶋陽子氏の姿もあり、小池氏が近く出す結論に注目が集まる。 16日午後1時半ごろ、小池氏は築地市場の全体を見渡せる「勝どき門駐車場」の屋上に姿を現し、照りつける強い日差しに目を細めた。 市場を見渡しながら都職員から水産仲卸売場の老朽化の問題、雨天時には品物が雨ざらし状態で作業をせざるを得ない現状などの説明を受けた。 小池氏は水産仲卸売場や青果部を視察し、豊洲市場では水産や青果の売り場のほか、地下の排水処理施設も見学した。豊洲市場では腕を組み、鋭い視線を
沿岸漁業の経営安定をめざす全国沿岸漁民連絡協議会の代表世話人らが19日、水産庁や各政党の国会議員事務所を訪れ、沿岸漁業と地域漁村の再生策を求める要望書を提出しました。日本共産党は、紙智子・農漁民局長(参院議員)、有坂哲夫・同次長、斉藤和子衆院議員秘書の川邉隆史氏が要望書を受け取り懇談しました。 要望書は、水産資源減少や消費減退、漁価格低迷、燃油価格高騰に苦しみ、「『地方創生』のかけ声とは裏腹に全国の地域漁村は少しずつ衰退の道を歩んでいる」と指摘。来年度の水産基本計画改定にあたっては、沿岸漁業の振興・再生の視点で行うよう求めています。また▽震災、原発事故で被災した漁民・漁村の復興支援▽専用漁場拡大▽水産資源の保護育成▽日本漁業を一層縮小させる環太平洋連携協定(TPP)の国会批准に反対することなども盛り込まれています。 懇談では沿岸漁業者から、大臣が許可を与える沖合漁船の巻き網漁について、資源
国立研究開発法人水産研究・教育機構の東北区水産研究所(塩釜市)が20日、施設を一般に公開し、夏休みの親子連れらが訪れた。岩手や宮城沿岸の魚類が入った水槽では、生きた魚をつかみあげて「魚の種類が違うと感触が違う」と驚く子も。このほか魚の解剖や深い海を調査する観測機器の展示などもあった。 秋山秀樹所長は「お子さんに海や魚に注目してもらえるようにし、震災復興で取り組んでいるサケの展示室も設けた。東北の海がどういう状況にあるか知っていただきたい」と話した。
鮮魚販売のダイニチ(愛媛県宇和島市)はいけすで養殖する魚を盗難から守るための監視レーダーを海上に導入した。半径200メートル圏を監視領域とし、圏内に入った船の航路を50キロメートル追跡する。太陽光パネルを動力源に、海上でレーダーを運用する。不審船を24時間監視できる体制を整え、出荷できる魚が減るリスクを減らす。 配管システムなどを手掛ける日本管材センター(東京・中央)など3社と共同で500万円を…
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