ポイ捨てペットボトルなど深刻なゴミ問題がつきまとうプラスチック。これらを“食べる”魔法の酵素を英ポーツマス大学と米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の共同チームが偶然発見した。 「もともとは、数年前に大阪府堺市にあるリサイクル工場で採取されたプラスチック分解菌の研究に取り組んでいる過程で発見されました。この分解菌は、ペットボトルなどに使われるポリエチレンテレフタレート(PET)を分解して栄養源としていることが判明しており、『イデオネラ・サカイエンシス201-F6株』と名付けられていました」(サイエンスライター) NRELのグループを率いるグレッグ・ベッカム博士によると、この「F6株」が持つ酵素の構造を研究する過程で、偶然、PETをより強力に分解する新種の酵素が検出されたという。 「この経緯は、4月17日付の学術誌『米国科学アカデミー紀要』に詳しく掲載されています。今回の発見で、地球環
串間市都井周辺の海に住み着いたゴマフアザラシ「すわちゃん」が、定置網などに入った魚を食い荒らしたとみられる被害が相次いでいる。地元の漁業関係者は「人気者なので今後もいてほしい。これ以上被害が広がらなければいいが」と、共存へ頭を悩ませる。
全国に鮮魚を販売している長崎県新上五島町の通販会社「五島列島上五島SHOP」が今月下旬、町内の釣り客から魚を買い取るサービスを始める。 釣り客が餌代などの一部を賄えるようにすることで「釣りの聖地」ともいわれる同町への誘客を後押しし、魚の仕入れ先の拡大にもつなげたい考えだ。同社は「人口が減っている島を元気にしたい」と意気込んでいる。 発案したのは同社代表の松尾剛士さん(46)。以前、通販大手「アマゾンジャパン」に勤務していた松尾さんは、2016年に退職して福岡市からIターンし、経験を生かして起業した。 買い取りサービスを思いついたきっかけは、長崎港の旅客ターミナルで見た風景だった。釣り客がクーラーボックスを持っていないことを不思議に思い、約100人に聞き取ったところ、釣り上げた魚には興味があまりないことが分かった。 魚の出張買い取りに向け、現在、釣り客の位置情報が分かる専用アプリを開発中だ。
大食い挑戦メニュー とコスパ抜群メニューの対決あのグルメサーチ界の草分け的存在「ぐるなび」がお届けする、日本人旅行客に人気、おすすめしたい現地のお店を紹介する、ぐるなび上海シリーズ! 第七弾は、現在挑戦者募集中の「相撲猫(すもうねこ)」の大食い挑戦メニューと水産会社直営の寿司屋「鮨東(すしあずま)」が提供するコスパ抜群メニューを紹介します。 大食い挑戦メニューが評判の「相撲猫(すもうねこ)」「相撲猫」の玄関中国・上海にある「相撲猫(すもうねこ)」は、どんぶりメニューが30種類近くもある海鲜丼の専門店です。上海に、新楽路店と蒙自路店の2店舗を構え、最近は、大食い挑戦メニューで注目を浴びています。今回は、「相撲猫」を一躍有名にした、大食い挑戦メニュー「相撲丼」を紹介します。 「どんぶりを30分で食べきったら無料になり、しかも金券までもらえる」と聞き、喜び勇んで向かったのが「相撲猫(新楽路店)」
平塚市漁業協同組合による毎月第4金曜恒例の「地どれ魚直売会」が5月25日、ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)荷捌き施設で行われる。地元漁師が一本釣りや定置網で水揚げした活魚や鮮魚など、相模湾の幸が揃う。 その日一番の大物は目玉商品として来場者参加型のオークションにかけられ、先月は高級魚「クエ」と「ハナダイ」のセットを出品。本物の競りさながらに活気づいた。 当日は午後2時から地場野菜と干物類、3時から活魚と鮮魚を販売(売り切れ次第終了)。荒天や不漁で中止なので、同組合は「事前に開催の有無を確認して、クーラーボックス持参でお越しください」と話している。 《会場アクセス》カーナビで「浅八丸 平塚市千石河岸57の13」で検索
鰹と言えば… 鰹と言えば高知県のイメージが強いですが、日本一の漁獲高量と産出量を誇るのは実は静岡県。中でも御前崎港は全国有数の“生鰹”の水揚げ量を誇る。 伝統の「一本釣り」で揚がった鰹は傷が少なく鮮度の良さが特徴だ。 今季の初鰹について、地元漁協の組合長に聞いてみると… 「今年の鰹は例年より一回り大きなサイズでうっすら脂も乗っていて非常に“身の質”がよい、美味しい鰹だと思います」 「初鰹」と「戻り鰹」はどう違う? 回遊魚として知られる鰹には一年に2度の“旬”がある。 2月頃から黒潮に乗って太平洋を北上し、初夏に向け水揚げのピークを迎えるのが「初鰹」。 さっぱりとしてタタキなどに適しているといわれている。 一方で、8月から9月にかけて三陸沖から南下してくるのが「戻り鰹」。 エサをたくさん食べており、初鰹に比べしっかりと脂がのり“もっちり”とした触感が特徴。 刺身や寿司に適しているといわれてい
小松島市沖でシラス漁が本格化し始めた。特産のチリメンを製造する加工場の庭には、シラスが敷き詰められたせいろが並び、陽光を浴びている。 26の船団がある和田島漁協は、例年より約2週間遅い今月1日に漁を始めた。漁船3隻が一組となって出漁。2隻で一つの網を引いてシラスを取り、1隻が海岸に運んでいる。水揚げ量は10日ごろから増加傾向という。 同市和田島町東新開の漁業鳴滝詔稔さん(56)方では、チリメンを一日約1トン製造。水揚げしたばかりのシラスを専用の釜で塩ゆでして乾燥機へ。その後、せいろに広げ、庭に並べて天日干ししている。妻の貴美子さん(56)は「良いシラスが取れている。好調が続いてほしい」と話した。 漁は8月中旬までが最盛期で、12月下旬まで続く。
鳥羽市浦村町でカキなどの養殖を営む「やま栄水産」が、海藻を原料にした「アカモク酢」と「メカブ酢」の商品化に成功し15日、中村欣一郎市長に報告した。塩分のある海藻を酒かすに加えて醸造した酢は全国でも珍しく、「レシピを開発し鳥羽の名産に育てたい」と張り切っている。 山下栄造代表(58)によると、昨年初め… この記事は有料記事です。 残り228文字(全文379文字)
復興への日々です。東日本大震災から7年2か月、宮城県気仙沼市では、県が防潮堤を誤って計画より高く建設していたことが明らかになり、景観への配慮を求めてきた住民たちに困惑が広がっています。 「本当に深くおわびしたい。内湾地区の皆さまに対する責任は県が負わなければならない」(宮城県 村井嘉浩 知事) 問題となっているのは気仙沼市内湾地区で宮城県が整備している防潮堤。着工後の地盤隆起に伴い、高さを当初の計画から22センチ下げることで住民と合意したのに、元の高さのまま建設していたことがわかったのです。そもそも、この地区では景観が損なわれるとして防潮堤への反対が根強く、村井知事が2012年に現地を訪れ、自ら「津波対策のため必要」と住民を説得した末、高さの決定に至ったいきさつがあります。 「(防潮堤を)ちょっとでも下げて圧迫感を少なくしようと精一杯やってきた中で、『約20センチ間違えました。すみません』
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サワラの漁獲量回復に取り組む香川県は、高松市沖などの海域で種苗生産のための採卵作業を行った。ほぼ目標の約94万粒の受精卵を確保した。 採卵などの作業は、瀬戸内海の11府県と各府県漁連などで構成する瀬戸内海海域栽培漁業推進協議会の一員として行った。 県では8日夜、サワラ漁場に県有船を配備。漁船から刺し網漁で捕ったサワラを受け取り、船上で採卵・採精して人工授精した。 受精卵は瀬戸内海区水産研究所屋島庁舎で孵化(ふか)されて約12万匹の稚魚(全長約4センチ)を生産する。稚魚は各府県で全長約7センチに中間育成し、6月下旬に地元でそれぞれ放流する。 県のサワラ漁獲漁は昭和61年には1077トンあったが、平成10年には18トンにまで減少。同年から日本栽培漁業協会屋島事業所による種苗生産・放流が始まり、24年から同推進協議会で取り組んでいる。
水産庁は16日、国際ルールで規制している太平洋クロマグロ小型魚(30キロ未満)の今漁期の国内漁獲量が15日時点で3407.5トンになったと発表した。4月13日時点より沿岸漁業が12.5トン増えた。今漁期の漁獲枠(3423.5トン)の99.5%を消化し、上限までの残りはわずか16トンになった。 水産庁によると、先月からの増加分は過去の漁獲量報告の修正がほとんど。全国の沿岸漁業者には操業自粛を要請しており、この1カ月間で実際に取れたのは0.5トン程度という。 小型クロマグロは例年、5月から漁獲量が増える傾向にある。漁期は6月末まで1カ月半残っており、他の魚を狙ってもクロマグロが交じる例も含め、漁獲量を抑えられるかが焦点になる。
加藤市長(中央)を囲む「小田原地魚大作戦協議会」のメンバー=小田原市役所 小田原の地魚のおいしさを伝えようと、小田原漁港周辺の鮮魚店や飲食店、卸業の若手経営者らによる「小田原地魚大作戦協議会」が16日、発足した。同日の設立総会では、新鮮なサバの身をメンチ状にして揚げた「とろサバ棒」などの試食会も併せて開催。今後、新商品の開発やプロモーション活動に取り組むといい、メンバーは「地魚が小田原へ行く動機につながれば」と意気込んでいる。 同協議会は、市内の若手水産関係者ら11人で構成。普段から交流があるが、子どもたちの魚離れに危機感を抱いたことなどをきっかけに、設立の話が持ち上がったという。 総会では、飲食店などを営むJSフードシステム常務の田川修三さん(42)が会長に就任。「おいしい、楽しい、が混在した地域を目指したい」と抱負を語った。 総会に続き、加藤憲一市長への報告会や試食会も実施。とろサバ棒
夏の味覚・イワガキの試験的な養殖に、兵庫県新温泉町の浜坂漁協や県但馬水産事務所、但馬水産技術センターが取り組んでいる。3年前から本格的にスタート。当初から育てていたイワガキは「順調に成長し、出荷サイズになっている」という。26日と6月3日、同町居組の居組漁港で、初めての収穫体験の催しを開く。(小日向務) 天然のイワガキが取れる但馬沿岸の日本海だが、養殖の試みは初めてという。浜坂漁協が、2015年夏に本格的に取り組みを始めた。針金に付けたホタテ貝の貝殻を居組漁港周辺の海中に1、2週間沈め、カキの稚貝を付着させる形で採取。その後、港内にパイプで組んだ養殖場を設置。稚貝が付いたホタテの貝殻を10個ずつ針金に取り付け、それを16本、海中に沈めて育ててきた。 イワガキは、「出荷まで3年間」と見込んだ通りに成長。16日、3機関の4人が7本分を引き上げ、イワガキに付着した海藻などを除去。サイズを測ると、
「鯖街道」という言葉が生まれるほど、かつては多くの鯖がとれた福井県小浜市。漁獲量が激減した今、養殖によってサバの産地復活を狙っていて、インターネットを活用した最新技術が披露されました。 京都市内にあるサバ料理の専門店「SABAR京都烏丸店」。 「福井県の小浜市で養殖されているサバなんですが、寄生虫が少なくて生でお召し上がりいただけます」(店員) 脂がのり、上品な甘みがある小浜市の養殖サバ。焼きはもちろんですが、刺身がおすすめだといいます。 福井県小浜市の田烏区。ここで育てられる養殖サバが、市の「鯖復活プロジェクト」の命運を握っています。産学官5団体が連携し、海上にある9つのいけすで約1万匹のサバが養殖されています。 もともと小浜市はサバ漁が盛んで、とれたサバが京都に出荷されていたために、その道が鯖街道と呼ばれるようになったほど。ところが、ピーク時の1974年には3580トンあった天然サバの
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