初漁のこの日、地元の鳥浜漁協の組合員五人が、それぞれ船に乗り込み沖へ。網に沿って船を走らせながら、長さ四、五メートルの竹ざおを振り下ろし、「パシッ」と音をたて、魚を追い込んだ。網には六十センチを超えるコイや四十センチほどのフナがかかっていた。
初漁のこの日、地元の鳥浜漁協の組合員五人が、それぞれ船に乗り込み沖へ。網に沿って船を走らせながら、長さ四、五メートルの竹ざおを振り下ろし、「パシッ」と音をたて、魚を追い込んだ。網には六十センチを超えるコイや四十センチほどのフナがかかっていた。
今シーズンは小型が多く、水揚げも少ない下津井のマダコ。名物の干しダコ作りにも影響が出ている(倉敷市下津井で) 岡山県倉敷市下津井沖のマダコが不漁だ。島々の間の速い潮流で身が引き締まったタコは「瀬戸内海の秘宝」とも称され、刺し身や空揚げが食通をうならせる特産ブランドだが、今シーズンは1キロに満たない小型が多く、風物詩となっている干しダコ作りも例年より遅れているといい、関係者は頭を悩ませている。 下津井地区では、タコつぼを縄に付けて沈める「タコつぼ縄漁」が伝統。現在は資源保護などに配慮して、夏(5~8月)と冬(10~12月)が漁期となっている。 冬場のタコは水温の高いすみかを求め、瀬戸大橋付近では深さ70~80メートルの海底まで潜るとされ、漁師たちは日の出前後に出港し、海の中に仕掛けておいたつぼにすみかと勘違いしたタコが入っていないか、縄を巻き上げて確認している。しかし、今冬は空振りが多く、「
フランス西部ナント近郊で、捕まえたウナギの稚魚を持つ漁師(2015年3月18日撮影、資料写真)。(c)JEAN-SEBASTIEN EVRARD / AFP 【12月2日 AFP】近絶滅種に指定されているヨーロッパウナギ(学名:Anguilla anguilla)が、毎年欧州から密輸され、中国や日本の食卓に上っている。その額は数千億円以上に達しており、自然保護活動家からは「野生動物に対する地上最大の危機だ」との声が上がっている。 ヨーロッパウナギの資源量は、過去30年間で90%減少した。生育や繁殖に必要な湿地や河川の開発が原因だが、巨額の利益を目当てに犯罪集団の密輸が横行しているため、事態はさらに悪化していると、専門家らは懸念を示している。 自然保護活動家が警鐘を鳴らしてはいるものの、ウナギの漁獲量は、違法か否かにかかわらず、毎年数百トンに達している。欧州連合(EU)で最もウナギの漁獲量が
『WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter』内のトークイベントに出席した小泉進次郎氏 (C)ORICON NewS inc. 自民党の小泉進次郎氏が1日、都内で行われた『WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter』内のトークイベントに出席。農林水産業における女性の活躍や新たなマーケット開拓の可能性について、農業女子と漁業女子とともに登壇し「全国でピンクの軽トラが走っている」「こんにゃくの黒いツブツブは海藻」など現場や業界について熱弁した。 【写真】白いこんにゃくに驚く小泉進次郎氏 同イベントは、女性が活躍できる環境づくりを応援するプロジェクトの一環で2014年から開催しているもの。厚生労働部会長を務めている小泉氏だが、農林部会長時代に「農業女子プロジェクト」という女性農業者が、日々の知恵を企業の技術・ノウハウ・アイデアなどと結びつけて、新たな商品やサービスを作
サービス終了のお知らせ NewsWalkerは2019年3月26日(火)をもってサービスを終了させていただきます。サービス終了日まで、引き続きNewsWalkerをご利用ください。 地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"! 『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第49回目をお送りします。 ◇◇◇ 世界一のろまなサメが世界一長寿の脊椎動物だった! これまで、もっとも長寿であることが確認された脊椎動物は、211歳のホッキョククジラだった。ところが、デンマークのコペンハーゲン大学などの研究チームが、推定392歳の脊椎動物を発見した。 その動物は、ニシオンデンザメ。北極海の深海が生息域なので日本人にはあまりなじみがないが、その特徴は"のろま"の一言に尽きる。体長は4~6メー
調理や後片付けが面倒、調理やゴミの臭いが苦手……そんな理由から敬遠されがちな魚。中でも干物はいつも焼き魚にしてしまい、調理するイメージがないという人も。でも実は洋風やアジア風などにアレンジもできる便利な食品なんです。今回は魚グリルを使わずに調理できる洋風干物『アタラシイヒモノ』を展開する小澤さんに、新たな干物の調理法を聞きました! ――一般的に市販されている干物は「焼き魚」が定番ではありますが、新しい食べ方があれば教えてください。 焼き魚が定番とされる干物は、「料理する」というイメージが薄いですよね。クックパッドで「魚」で検索すると101,864品のレシピが表示されるのに対して、「干物」で検索すると880品しか表示されません(2018年11月28日現在)。それだけ干物は食べ方が限定されるということだと思いますが、以前テレビの取材を受けた時は「サバの干物」を使ったペペロンチーノを作りました。
メタボリック症候群と糖尿病をテーマにした「医療ルネサンス北陸フォーラム」(読売新聞北陸支社、富山県国民健康保険団体連合会主催、県、県医師会後援)が30日、富山市牛島新町のタワー111で開かれた。富山大医学部の戸辺一之教授(60)が約280人の聴衆を前に、原因や予防法を紹介した。 戸辺教授は、「魚をたくさん食べているのにメタボ・糖尿病が多いのはなぜ?~とやまパラドックスを解いてあなたも健康長寿~」と題して講演。内臓脂肪がたまるメタボは脳卒中や心筋梗塞(こうそく)、がん、認知症などのリスクを高めると指摘した。 魚好きで肥満が少ないのに県民にメタボが多い点を「とやまパラドックス」として、共働きや車社会などにより、冷凍食品や揚げ物などの消費量が多く、日常の歩数が少ないことを原因に挙げた。無理のない目標を掲げて運動を継続することが大事だと訴えた。 その後、同大付属病院栄養管理室長の矢後恵子さんと、読
築地市場(東京都中央区)から移転し、10月11日に開場した豊洲市場(江東区)に「トライク」と呼ばれる電動三輪スクーターの新型車が導入され、鮮魚などの積み荷の運搬に活躍している。開発したのは、レーサーの経験も持つ社長が率いる栃木県鹿沼市の自動車部品メーカー「イケヤフォーミュラ」。高速と安定した走りを備える能力の高さに加え、小回りの良さが市場の卸売業者らに好評という。 同社が今夏、商品化に成功した新型トライク「IF-T1」は時速58キロの最高速度を誇る。移転後の現在も市場内で主力として使われている小型運搬車「ターレ」(時速15キロ程度)と比べ、約4倍のスピードだ。最大積載量は1000キロ程度のターレにはかなわないものの、平均的な三輪スクーターの約5倍にあたる150キロの運搬能力を持つ。 豊洲市場のスタートに合わせ、卸売業者ら8社が計10台の新型トライクを採用。漬物店「吉岡屋」の鈴木涼平さん(1
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