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トップ > Chunichi Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 自然災害と民俗 野本寛一 著 Tweet mixiチェック 2013年5月5日 [評者] 金田久璋 民俗学者・詩人。著書『森の神々と民俗』など。 ◆入念な聞き書き基に考察 たとえば、著者はその重厚な論考の中で、聞き書きした相手の実名と生年を必ず書き記す。それが野本民俗学の調査研究の基本であり、堅実で実直なポリシーである。「名もないとされる」一人の庶民がそこにいたことは微動だにしない。そのうえで一次資料で書くことを頑として貫く。何かと個人情報が厳しい現在、信頼に基づくその姿勢を貫くことは並大抵ではない。しかもそれ相応の誠実さが求められる。必然的に口述による論著は貴重な一級資料となる。 一例を挙げるなら、九州の火山地帯で著者が採集した「ヨナ歯」という民俗語彙(ごい)がある。噴火の降灰(ヨナ)による病的な
日本酒の飲みっぷりを競う「土佐赤岡どろめ祭り」(実行委主催)の大杯飲み干し大会が28日、高知県香南市赤岡町の赤岡海浜で行われた。 男女26人が挑戦し、観客約9000人が盛り上がった。 カタクチイワシの稚魚・ドロメの大漁を願って開かれており、56回目。男性は1升(1・8リットル)、女性は5合(0・9リットル)を直径30センチの杯に注ぎ、司会者の「ぐーっと、ぐーっと、ほれあと少し、もう少し、こぼしたらいかん」といったテンポ良いかけ声に合わせて飲み干す。 男性の部は愛媛県宇和島市の造園業者(57)が13秒63で3年ぶりに優勝。「飲み干すという流儀がいい。大勢が朝から飲んで、ケンカもせず笑顔でいられるのは高知の良い所」と話した。女性の部を8秒82で連覇した香南市香我美町徳王子の飲食店経営者(26)は「タイムは良かったけど、ほんの少しこぼしたのが心残り」と余裕の表情だった。
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