報道各社によると、筑波大の下田一太助教(36)(氏の写真は筑波大HPより)がきのう(2013年6月28日)、カンボジアのアンコール遺跡群の王都「アンコール・トム」(12世紀後半〜)が、これまでに考えられていた堀に囲まれた3キロ四方よりも、さらに外側、面積にするとこれまでより4倍にまで広がると発表しました。 日本などの国際研究チームが昨年4月に、ヘリコプターに積んだレーザー装置から、木々に隠された地形を測定したところ判明しました。これは樹木に覆われている日本の前方後円墳でも最近よく行われている方法ですね。 たとえば、平城「京」というのは、平城「宮」という中心部分とそれを囲む都市住民たちのエリア(南3条とかそういうやつ)を合わせて「京=王都」となります。 今でも平城「宮」という中心部は色々と門や大極殿など復元され、当時の雰囲気がつかめる場所です。しかし、そこから一歩でると、カンボジアの密林なら
解体作業が始まったサンタ・マリア号=28日午前10時47分、神戸市中央区のメリケンパーク、朝日新聞社ヘリから、林敏行撮影 【水戸部六美】神戸市は28日、コロンブスの新大陸到達500年(1992年)を記念して当時の船を復元し、同市中央区のメリケンパークで屋外展示している帆船「サンタ・マリア号」の解体を始めた。老朽化が理由だが、保存を求める元乗組員や、「復興のシンボルに」と譲渡を望む東日本大震災の被災地から「拙速では」との批判が出ている。 同船は日本の財団法人がスペインの造船所で建造。91〜92年に大西洋と太平洋を横断し、日本へと航海した。その後、神戸市が港のPRなどの目的で譲り受け、永久保存を打ち出した。しかし、今年4月、「倒壊する恐れがあり、市民の安全が確保できない」と解体を発表した。 これに対し、元乗組員らは史実に忠実に復元された船としてスペイン政府から認められ、「歴史的・文化的に
1912年にウィルフリッド・ヴォイニッチがイタリアの修道院で見つけたとされる古文書をご存知だろうか。ヴォイニッチ手稿と名付けられたそれは、類を見ない未知の言語で記されており、長い間ヴォイニッチ自身が作成した“いたずら”ではないかと思われていたそうだ。けれど長年の汚名返上の時が来た! 今回米科学誌Plos Oneに掲載された研究では、この古文書は統計的に意味を為す文体を保っている事が証明された。…その意味は未だ謎であるにしろ。 ヴォイニッチ手稿の書記素は、既存の言語に類似した型がなく、誰かが作ったニセモノだと思われていたのも無理は無い。ほぼ全てのページには植物のイラストがあり、その全てが地上に存在しないことも謎に拍車をかける。放射性炭素年代測定法から、この古文書は1400年代に作られたものだと断定されているが、そこに記された文字が同年代に書かれたものという証拠が得られず、発見者のヴォイニッチ
カンボジアのアンコール遺跡周辺で、筑波大学などの国際研究チームが、ヘリコプターからレーザー光線を当てる方法で熱帯林に埋もれた遺跡の調査を行った結果、およそ30平方キロメートルの範囲にわたる古代都市の跡が初めて確認されたことが分かりました。 筑波大学やオーストラリアのシドニー大学など7か国で作る国際研究チームは去年、カンボジアのアンコール遺跡周辺で、地雷などで地上の調査が困難だった地域にヘリコプターを飛ばし、上空から特殊なレーザー光線を当てる方法で熱帯林に埋もれた遺跡の調査を行いました。 その結果、アンコール遺跡の北東およそ40キロに、水路などの構造物がおよそ30平方キロメートルの範囲に広がっていることが分かったということです。 この地域ではクメール王朝初期の9世紀ごろに造られた古代都市、「マヘンドラパルバタ」の寺院が一部、見つかっていますが、広い範囲にわたって構造物が確認できたのは初めてだ
大阪府と奈良県の県境にある生駒(いこま)山。この山の大阪側山裾に位置する石切劔箭(いしきりつるぎや)神社は、デキモノ・腫れ物の神様として、石切神社または石切さんと呼ばれ親しまれている。そして、その参道に広がる石切参道商店街には、立ち止まらずにいられない「ツッコミ待ち」な雰囲気が漂っているのだ。 その神社から山の中腹近くまでのびる参道には、婦人衣料品や薬局、和菓子店やつくだ煮店などが多く建ち並び、「東の巣鴨、西の石切」という言葉もあるように、巣鴨地蔵通り商店街に似た雰囲気となっている。 だが、何屋さんなのかよく分からない店の“雑多”具合や、珍スポットの多さでは石切参道商店街の方が上かもしれない。今回その参道を訪ね、気になるモノを集めてみた。 参道の至るところに豊八という屋号 山の中腹側から参道を歩いていくと、まず気づくのが「豊八」という屋号の多さ。衣料品、占い、カラオケ、はては猫カフェなどな
筑波大の下田一太助教などの国際研究チームは28日、カンボジア北西部のアンコール地区で熱帯林に隠れた巨大遺跡を見つけたと発表した。12世紀前半に建設された世界遺産のアンコールワットより古く、9世紀ごろに建設されたクメール帝国の首都とみられる。灌漑(かんがい)が整備されていたことも分かった。日本やカンボジア、フランス、英国などの研究チームが昨年4月、ヘリコプターからレーザー光で密林370平方キロメ
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