経済産業省などが後援する「U-22プログラミングコンテスト」。22歳以下の若者の中から、優れたIT人材を発掘することを主な目的として1980年から続く歴史あるイベントだ。今年で36回目を迎えたその最終選考会が10月4日、東京・秋葉原のUDXで開かれた。大学生や専門学校生、高専生3人の作品と並んで、最優秀賞に当たる「経済産業大臣賞」を獲得したのは中馬慎之祐くんが開発したiPhone向けアプリ「allergy」。驚くのは、中馬くんが成蹊小学校(東京都武蔵野市)に通う小学6年生だということだ。 【詳細画像または表】 allergyは食物アレルギーの人が外食のときに誤食するのを防ぐ目的でつくられたアプリ。なんと7カ国語に対応しており、近々、アップルの「App Store」でリリースされる予定になっている。大学生や専門学校生などに混じってプレゼンを披露した中馬くんの姿は、大人顔負けだった。 中馬
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